from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※2023年の電子辞書のオススメモデルのえらび方の続きです。
前回の記事では、カシオのEX-wordシリーズの中から、オススメの3モデルをご紹介しました。
今回は、シャープの電子辞書Brainシリーズの中でのオススメをお伝えします。
シャープの電子辞書の中で英語学習者向けは、「最上位モデル一択」です。
シャープはメインターゲットが学生なので、最上位モデルは高校生モデルになります。
高校生モデルにも2機種あって、そのうちの「英語強化モデル」がオススメです。
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ちなみに上記の機種は、現行機種の1つ前の世代の「2021年モデル」です。
前の記事でお伝えした通り、シャープは今年は新しいモデルを出していません。
そのため、2022年モデルが最新型の扱いになります。
そのため、2021年モデルが最もコスパが良いモデルになります。
もちろん、それよりも前の世代の2019年~2020年モデルの新品在庫があって、もっと安くなっていれば、それでも良いと思います。
ただ、シャープの電子辞書は充電式なので、長く使うことを考えると、あまり昔のモデルだとバッテリーが劣化している可能性もゼロではありません。
長い目で見て、現時点で買うなら最もコスパが良いのは、おそらく2021年モデルでしょう。
なぜ、シャープは最上位機種がオススメなのか?
シャープの電子辞書はなぜ、最上位機種がオススメなのかと言うと、「価格が安いから」です。
カシオの最上位機種であるプロフェッショナルモデルの価格が、約4万2,000円に対して、シャープの最上位機種の価格は2万3,000円です。(※この記事を執筆時点での価格です。ガジェットの価格は在庫状況によって上下します。)
2万円台前半で最上位機種が買えるなら、最初から最上位機種にしてしまった方が、コスパが良いです。
電子辞書は、1度買ったら数年間は使い続けるものです。
中に収録されている辞書の価値が下がることはありません。
シャープの最上位機種には、同時通訳者や翻訳家などのプロでない限りは、英語学習者が必要とする英単語はほとんどカバーできる辞書が収録されています。
特に、最上位機種に入っている「ジーニアス英和大辞典」は、英検1級を目指す人にとっても十分すぎるほどの収録語数です。
カシオのプロフェッショナルモデルとの比較
僕の現時点でのメイン機は、シャープの最上位モデル(2018年製)と、カシオの最上位プロフェッショナルモデル(2012年製)の2台です。
この2台の収録辞書を比較した場合、正直、僕の用途では違いはありません。
僕が今読んでいるネイティブ向けの書籍の中で、分からない英単語を調べても、2機種とも載っています。
よほどマニアックな英単語を調べない限りは、特に違いを感じることはないでしょう。
あとはもう、好みの問題です。
シャープは充電式で、タテ型としても使えるので、電車の中でつり革につかまって立った状態で、片手で操作したい場合でも使いやすいです。
そういうところに魅力を感じるなら、シャープの最上位機種をオススメします。
画面はカシオの方が見やすい気がする
両方使っていて感じるのは、シャープの液晶画面は「斜め横から見ると見づらい」ことです。
実際の使用で横から見ることはほとんどないので、特に問題ないのですが、液晶画面は角度によって見やすさが変わることがあります。
どの角度から見ると見づらいか?は機種によって変わります。
僕が持っているシャープの電子辞書は、右側から見ると文字が消えて見えます。(左から見た場合は大丈夫です)
一方、カシオの電子辞書はなぜか角度に強いです。
僕の持っているモデルは古いため比較対象にならないと思い、今出ているモデルも売り場でチェックしましたが、やはり左右ともにどちらから見ても、見え方に変わりませんでした。
上から見ると反射して文字が消えたので、「見えづらい方向」が上からに設定されているのでしょう。
シャープの電子辞書は、タテ型でも使うことを想定してあるので、カシオの液晶画面とは違う作りになっているんだと思います。
細かい部分ですが、このあたりで好みが分かれることがあるかもしれません。
ただ、先ほどお伝えした通り、実使用では問題ありません。
まとめ
以上、2023年のオススメ電子辞書のモデルをご紹介しました。
もう一度まとめると、
カシオのオススメ3機種
高校生:英語強化モデル(1世代前)
XD-SX4900
↓↓↓
語学学習モデルの英語版(1世代前)
XD-SX9800
↓↓↓
プロフェッショナルモデル(1世代前)
XD-SX20000
↓↓↓
シャープのオススメ1機種
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この4台の中から選ぶ分には、英語学習者は満足できるでしょう。
後は、色の好みや予算に合わせて選ぶのがベストです。
電子辞書はニッチなジャンルですが、余計な機能をそぎ落として「英単語を調べることしかできない」という部分が、とても魅力的です。
時代の流れに逆行する「引き算の法則」で作られたガジェットの持つ、スマートさと便利さがあります。
ぜひ、あなたも電子辞書の使いやすさを味わってみてください。
(完)
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