【2024年の電子辞書のオススメモデルを検証⑤】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

今年の電子辞書市場は、おそらくこれまでで一番大きな変革の年になると思います。

電器屋の店員さんから聞いた最新情報によると、これまでカシオと並んで電子辞書市場で競ってきたシャープが、ついにラインナップを縮小する決断をしたというのです。

今出ている現行モデルは、ほとんどが生産完了になるそうです。

そして今後のシャープの電子辞書ラインナップは、たったの2機種になると聞きました。

①生活教養モデル(エントリー)

②高校生モデル(最上級)

この2機種です。

その中間層が完全になくなるそうです。

とはいえ、いきなり売り場から消えるのではなく、「今出回っている在庫がなくなったら終わり」という位置づけです。

そしてシャープは今年、②高校生モデル(最上級)の新型を出しました。

新型と言っても、ソフト的な部分で少し変更が加えられて新しい学習モードが加わっただけで、ハード面では変化ありません。

僕の予想では、これを最後に、シャープはもう電子辞書の新型を出さないのではないかと思います。

名目上、2024年モデルを最新型として、そこから数年は「現行モデルでどこまで引っ張れるか?」を見ていくような気がしています。

1つの時代にピリオド

これは、1つの時代にピリオドが打たれたことを意味すると思います。

これまで電子辞書市場で競ってきたシャープ&カシオの2社のうち、シャープがほぼ撤退に近い決断をしたからです。

今後は、カシオだけが電子辞書を作り続けることになります。

セイコーが電子辞書市場から撤退した時以上に、大きな衝撃です。

少なくとも、電子辞書市場はこれから伸びる可能性は低いでしょう。

だからといって、完全になくなるとも思えません。

英語学習者にとっては、電子辞書を使うメリットは今でも十分あります。
パソコンやスマホで何でもできてしまう今の時代、

「英語学習以外のことができない」

というのが、すごい魅力なのです。

気が散らないメリット

電子辞書を使っている最中は、LINEや電話の着信などに気を散らす要素が、まったくありません。

完全に勉強だけに集中できます。

この「集中力が得られる環境」が、今の時代はとても貴重なのです。

電子辞書だけではなく、「他のことが一切できない」ことを魅力にして売れ続けているガジェットがあります。

それが、「ポメラ」と呼ばれる小型のワープロです。

今の時代にワープロが売っているなんて、信じられないかもしれません。
でも、実際に人気で売れています。

僕は今、このブログ記事も、パソコンで書いていません。

「ポメラ」で書いています。

ワープロなので、通信機能がありません。

文字を書く以外の作業は一切できないのです。

僕はポメラを使い始めて8年になります。

これまでのすべてのブログ記事(2,500本以上)は、ポメラで書いてきました。

本もポメラで執筆しました。

文字を書くときには、ポメラ以外に考えられません。

今のポメラは4台目ですが、前の3台目はまだ現役で、妻のサヤがコピーライティングに使っています。

電子辞書も、僕にとってはポメラと同じ位置づけです。

集中した英語学習の環境作りに欠かせません。

今の時点で、電子辞書の機能はすでに完成の領域に達しています。

すでに現時点で完成されている電子辞書の機能を、これ以上ブラッシュアップして新型を出して価格が高くなるぐらいなら、現状維持の方が良いと感じる人も多いはずです。

カシオは新型発表なし

今回のシャープの決断で、今後、電子辞書を買うときに多くのバリエーションの中から選べるのはカシオのモデルのみになりました。

そのカシオも、今年は新型は出さないそうです。

去年の2023年モデルが、引き続き最新モデルという位置づけになります。

そして2023年モデルのリニューアルされたポイントはどこかというと、「ジーニアス英和辞典が第五版から第六版になった」だけの変化です。

その他は、それ以前のモデルと変わりません。

以上の状況を踏まえると、「今買うべき電子辞書のおすすめモデル」がハッキリ見えてきます。

 

・・・つづく

 

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