【TVゲームをしながら英語を学べる!PCエンジン・ミニ⑤】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※英語でTVゲームがプレイできる「PCエンジン・ミニ」を最近買った話の続きです。
 
 
 
 

PCエンジン mini

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ここまでは僕の個人的な「昔の思い出話」をお伝えしていきました。
 
 
今日からは記事タイトルにある「ゲームをしながら英語を学べる」について詳しくお伝えします。
 
 
PCエンジンミニは、ファミコンミニやメガドライブミニなど他の「○○ミニ」シリーズと同じように、たくさんのソフトが内蔵されています。
 
 
PCエンジンミニの手のひらサイズの本体の中には、全部で58本のソフトが内蔵されています。
 
 
そしてその中の24本は、なんと「北米版のPCエンジン」のソフトなのです!
 
 
北米版のソフトはすべて英語表記です。
 
 
海外のTVゲームをプレイすれば、楽しみながら英語に触れることができます。
 
 
さらにPCエンジンミニが「英語学習に役立つ」と僕が思う理由が3つあります。
↓↓↓
 
理由①英語版の「ロールプレイングゲーム」が入っている
 
理由②キャラが高音質のネイティブ発音で話す
 
理由③同じゲームの日本語版と英語版が両方入っている
 
 
ひとつずつ解説します。
 
 

理由①英語版の「ロールプレイングゲーム」が入っている

いくらゲームが英語表記だったとしても、ゲーム内容そのものが「言葉を必要としない」ものだったら、学習効果は低いでしょう。
 
 
たとえば、パンチ&キックで敵を倒していくアクションゲームの場合、キャラクターが「エイッ!」「ヤッ!」「ウォッ!」ぐらいしかしゃべらないのが普通です。
 
 
かけ声を英語で聞いても、英語力アップにはつながりません。
 
 
また、飛行機を操って敵機を打ち落とすシューティングゲームにも、言葉はほとんど必要ありません。
 
 
せいぜいアイテム名の英単語を覚えられるぐらいです。
 
でも「ロールプレイングゲーム」というジャンルは違います。常に言葉を使う必要があります。
 
 
「言葉を理解することの重要度が高いジャンルのゲーム」がロールプレイングゲームなのです。
 
 
PCエンジンミニには、名作ロールプレイングゲームの英語版が何本か入っています。
 
 
 

ロールプレイングゲームに会話が必要な理由

ロールプレイングゲームの一般的な流れは、
 
 
「主人公が仲間と一緒に世界中を旅しながら経験値を積んで強くなり、最後に悪の大魔王を倒して世界に平和が訪れる」
 
 
という感じです。
 
 
ヒーロー映画のようなシナリオになっているのです。
 
 
そのため、ロールプレイングゲームは「会話」と「戦闘」の2つを中心に成り立っています。
 
 
・村人との会話(情報収集)
 
・モンスターとの戦闘(状況を文字で表示)
 
 
という感じです。
 
 
ゲームの種類によっては「アクションロールプレイング」と呼ばれるものがあり、モンスターとの戦闘をアクションゲームのスタイルにして、文字で表示しないゲームもあります。
 
 
でも「村人との会話」だけはどんなロールプレイングゲームにも必須の作業です。
 
 
村を訪れたら人々に片っ端から声をかけて、情報収集をしていきます。
 
 
村人たちと会話しながら、次の行動のヒントを得ていくのです。
 
 
多くのロールプレイングゲームでは、人々の会話はマンガの吹き出しのようになっていて、文字を読みながら進めます。
 
 
 

自然でバリエーション豊かな会話表現

村人たちはふつう「自然な会話体の言葉」を使って話してきます。
 
 
「おやおや、お兄さんたちはどこから来たの?」
 
 
「わたしゃこの生まれた時からこの村に住んでるけどさ、そんな名前は聞いたことないねぇ~」
 
 
「あの洞窟は危険じゃ!絶対に足を踏み入れてはならんぞ!」
 
 
などなど。
 
 
また職業によっては「かしこまった堅い表現」をしてくる場合もあります。たとえば教会の神父さんなら、
 
 
「ここは神聖な場所です。洗礼を受けた者以外の立ち入りは禁止されております。お引き取りください。」
 
 
「そなたたちに、神のご加護がありますように」
 
 
みたいな感じです。
 
 
さらに敵キャラは「攻撃的で荒々しい言葉」を使ってくるのが普通です。
 
 
「なんだおまえら?俺らにケンカ売ってんのか?」
 
 
「ボスにたて突こうってのか?この命知らずめ!」
 
 
「ここから生きて出られると思うなよ!」
 
 
みたいな感じです。
 
 
こんな風に、色んなキャラクターの色んな言葉の表現を目にすることができます。
 
 
テキストなどでは習えない表現です。
 
 
そして村人のセリフの内容が理解できなければ、冒険を先に進めることはできません。
 
 
そのため、一生懸命セリフの内容を理解しようとする心理が働きます。
 
 
たとえ一字一句100%理解できなくても、必要な情報をすくい取ることに集中するようになります。
 
 
このスキルは日常の英会話でも役立つはずです。
 
 
 

自分のペースで読み進められる

ちなみに村人のセリフは、1文ずつ区切って表示されるので読みやすいです。
 
 
そして、ボタンを押さない限り次の文章が表示されません。
 
 
そのため、自分の理解できるペースで焦らずゆっくり読むことができます。
 
 
これが映画のセリフと違うところです。映画のセリフを英語字幕にしても、スピードが速すぎて目がついていかないことが多いです。
 
 
でもロールプレイングゲームの会話は自分のペースで読み進めることができます。
 
 
英語学習者には優しい作りになっています。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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