英文法を「丸暗記」しないで身につける方法

 

From  師範代Shinya(新村真也)

僕の人生を変えた2冊の本のうち、もう一冊は、
「ネイティブスピーカーの英文法」でした。

ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく

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これは、「ネイティブの視点」で英文法をとらえて説明してある本で、後に「イメージ英文法」としてジャンルが確立されていき、今ではNHKでもシリーズ番組化されるほどに定着してきました。

このDVDもオススメです。(僕はこの書籍版を買いました。今は新品では在庫がないようです)

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僕が文法嫌いだった理由

この本に出会った当時、僕はネイティブとの「会話」に価値を置いた「実戦派」でした。英語を身につけるには、会話をしまくればいい、と信じていました。

僕は「机の上で勉強」するのが嫌いでした。実際、机の上でカリカリ英語を勉強してきた人もしゃべれるようになってないんだから、意味ないじゃん!と信じていたのです。

そんな僕にとって、「英文法」は、最も興味のないジャンルでした。

数学の公式のような難しい「文法用語」や「用法」を覚えて、80%が難しい漢字で書かれた本なんて、まったく読む気になりませんでした。

たまに電子辞書で調べた単語の「用法」のページを読もうとすると、すぐに眠気が襲ってきました。

そんな感じだったので、僕は「学校英語のやり直し」だけはやりたくない!と強く思っていました。

 

学校英語は、枝と葉っぱの丸暗記

今だからわかるのですが、英文法は、本当はとってもシンプルにできています。

「木」にたとえると、一番太い「幹(みき)」にあたる部分は、すごく覚えやすくてシンプルです。

 

でも、そのシンプルさゆえに、いろいろな「応用」がききます。

「この場面でこれを使えば、こういう意味にもなる」

という感じです。それが、いろんな「枝葉」を生み出しています。

 

学校英語では、この「枝葉」に「用法」という難しげな名前を付けて、それらを片っ端から「丸暗記」させようとします。

 

中心の「基本のイメージ」を説明しないで、外側の表面ばかりを細かく説明するのです。

でも、この方法ではすぐ限界がきます。
理由はカンタンです。

① そもそも、「用法の丸暗記」はつまらない。

② 枝葉の用法には「例外」が多すぎて、あまり役に立たない。

③ スピードの速い「会話」の中では、丸暗記した枝葉の用法はすぐには思い出せない。

だから、英語がいつまでたっても「使えるレベル」にはならないのです。さらに、途中でイヤになって挫折する確率が高くなります。

当時の僕がもし、学校英語と同じ方法で勉強し直そうとしていたら、まさにこのパターンにハマっていたと思います。

 

木の「幹」の部分を教えてくれる本

僕が出会ったこの本「ネイティブスピーカーの英文法」は、そういった丸暗記型の英文法とはまったく違ったアプローチで書かれていました。

できるだけシンプルな表現と、絵をふんだんに使って、分かりやすく「文法の木の幹の部分」が、「ネイティブの視点」で説明されていました。

そうか!ネイティブは、こうやって英文法をとらえているのか!

なるほど!だから、速いスピードの中でも使いこなせるのか!

という、目からウロコの発見の連続でした。

 

イメージ英文法はおもしろい!!

この本を1度読んだ僕は、すっかりイメージ英文法のとりこになりました。

英語の習得に「分厚い文法書を読む」という作業が必要ないと分かったとき、ものすごい希望がわいてきました!

「こんなにラクで楽しい方法で文法が学べるなら、やってやろう!」と思うようになりました。

 

2冊の本の持つ、複合パワー!!

英文法は、この「イメージ英文法」で短期間で確実に身につけられる!という確信が僕の中に芽生えました。

それに加えて、具体的なトレーニングメニューを示してくれる「英語上達完全マップ」があれば、確実に一歩一歩進んでいける!という自信が生まれました。

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僕は、今の自分があるのは、この2冊のすばらしい本に同時に出会えたからだと思っています。

まだこの時点では、その3年後にTOEIC860点を越えて、4年後にはTOEIC900点越え&英検1級を取るまでになれる未来は想像していませんでしたが・・・

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From  師範代Shinya(新村真也)
(
英語の達人養成ジム 師範代)

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