From 師範代Shinya(新村真也)
(最近行ってきたカリブ海クールズ10日間の旅での体験談のシェアの続きです。)
(→前回のつづき)
マイアミのホテルの部屋は、思ったよりずっと大きくてゴージャスでした。
部屋タイプは「スイートルーム」と書いてあります。
旅程表には、単に「空港付近のホテル」としか書いてなかったので、どうせビジネスホテル程度のレベルだろうと思っていたので、これは意外でした。
レストラン
しばらくすると、お腹がすいてきたので、ホテルのレストランに行くことにしました。
レストランは、高級感が漂う場所で、メニューも値段が高そうな雰囲気です。
でも、ここは空港そばなので、外にファミレスのような場所もありません。
ここで食べるしかなさそうです。
レストランに入ると、店員さんが話しかけてきました。
海外のレストランでは、ひとつのテーブルにひとりの接客係が付いて、あれこれ世話をしてきます。
メニューを持ってきたり、グラスが空になったら注いでくれたり、オススメのメニューを解説してきます。
ところが、僕はここで苦戦しました。
店員さんの英語が聞き取りづらいのです!
スペイン語なまり
その理由は、店員さんの話す英語の「なまり」でした。
マイアミは、全体の65%がスペイン語人口だそうです。
街を歩いている2人に1人以上がスペイン語を話す計算になります。
当然、お客さんもスペイン語を話す人が多いので、それに対応する店員さんたちもスペイン語のスキルが必須になります。
「英語のネイティブでスペイン語を流ちょうに話せる人」は少ないので、必然的に、「スペイン語のネイティブで英語をそこそこ話せる人」が店員として雇われます。
だから、店員さんはスペイン語なまりの英語を話すのです。
たしかに、僕らのテーブルの周りを見渡しても、スペイン語を話しているお客さんの声がたくさん聞こえてきます。
カナダでの記憶
「あぁ~!聞き取りづらいなぁ・・・でも、この感覚、どこかで・・・」
僕の脳裏に、カナダでの思い出がフラッシュバックしてきました。
たしか、最初に入ったクラスにスペイン語を母国語にする国の生徒が多くて、こんな英語を話していました。
最初の頃は、とにかく彼らの話す英語が聞き取れなくて、苦労したのを思い出しました。
あの頃は、
「自分の英語力が低いせいで聞き取れないのだ」
と思っていましたが、今こうして久しぶりにスペイン語なまりの英語を聞くと、
「こりゃ、聞き取れなくて当然だ!」
と感じます。英検1級&TOEIC975点になった今でも聞き取れないなら、これは英語力の問題ではありません。
単に、「なまりが強すぎて聞き取れない」だけです。
何度でも聞き返す
カナダに留学したばかりの頃は、自信が無くて聞き返すことをためらっていました。
でも今は、「なまりの強い英語が聞き取れないのは自分のせいじゃない!」と思えるので、自信を持って聞き返せます。
Sorry?
Sorry?
を連発して、何度も聞き返しながらメニューを頼みました。
トマトソースのパスタとサーモンソテーを頼んだのですが、これがけっこうおいしくて、ビックリしました!
日本人の僕らの口にもすごく合います!
もっと頼みたい!と思いましたが、僕ら2人ともお酒も頼まず、水しか飲んでないのに、たった2品注文しただけで、すでに会計は7,000円近くになっていました。
さらに、そこに15%くらいのチップが乗っかってきます。
まだ旅は始まったばかり。
ここで贅沢をする予定はありません。
僕はちょっと量が足りないな・・・と思いながらも、妻はお腹いっぱいで満足したようなので、レストランを後にしました。
朝食
翌朝は、朝食は無料のビュッフェ形式でした。
オーダーメイドのオムレツをその場で焼いてくれたり、できたてパンケーキを食べれたり、かなり満足のいく内容でした。
オムレツを焼いてくれたのは、若くて彫りの深いイケメンシェフでしたが、彼もまたスペイン語が母国語らしく、英語のやりとりに苦労しました。
世界のスペイン語人口は、英語人口に次いで第二位だと聞いたことがあります。
世界中を旅しようと思ったら、スペイン語をしゃべれるようになるか、スペイン語なまりの英語に慣れることで、よりスムーズなやりとりができるようになるかもしれませんね。
・・・つづく。
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