from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
前回の記事では、「まずはバーテンの人とたくさん話して、仲良くなる」というコツをお伝えしました。
バーテンの人と仲良くなっておけば、他のお客さんの中からノリの良い人、あなたと相性の良い人を紹介してくれる確率が上がります。
紹介された側の外国人客も、バーテンの前ではあなたへの対応がフレンドリーになります。
少なくとも、あなたが単独でいきなり話しかけていくのに比べたら、ずっと良い雰囲気で会話が進みます。
それができるようになったら、次はいよいよ最後のステップです。
④台本を用意する
最後のステップは、「英会話の台本を用意すること」です。
台本を暗記しておけば、外国人バーでの会話がずっとラクになります。
「え?台本を覚える?いやいや、私のゴールはアドリブで英語をペラペラに話せるようになることだから!」
と思うかもしれません。もちろん、最終ゴールはアドリブでペラペラ話すことでしょう。
でも、話す内容を考えながら、同時に英語の文法や英単語を考えて文章を組み立てるのは、脳への負荷が高い作業です。
母国語の日本語でさえも、「さあ、今から1分間で自己紹介してください!」と言われたら、どこまで話せるでしょうか?
僕はこれまで異業種交流会に何度か参加したことがありますが、そういう場では1分間自己紹介をするケースが多いです。
その時に、何の準備もしないで参加すると、たいていボロボロになって終わります。
僕は日本語で1分間スピーチの原稿を書いて暗記したことがありますが、台本があるのとないのとでは、まったく違う結果になりました。
聞いてる人達の反応が良くなるのはもちろん、自分自身にも余裕が生まれて、やればやるほど上達していくのが分かったのです。
母国語でさえも、自己紹介をするのに練習が必要なのですから、英語ではなおさらです。
台本があるからこそ、アドリブがしやすくなる
これは僕自身が外国人バーで経験してきたことなのですが、自己紹介の台本を用意しておくと、逆にアドリブでのトークが弾みやすくなります。
台本があることで精神的な余裕が生まれて、相手からの追加質問などにも素早くアドリブ対応できるようになるのです。
もちろん、最初から予想外の質問に対してバンバン答えられるわけではありません。
最初は、暗記した台本内容を読み上げるだけで精一杯で、終わった後に来た追加質問に答える余裕はないでしょう。
でも、そこで少なくとも「何を聞かれたか?」ぐらいは覚えておくのがオススメです。
そして家に帰ったら、聞かれた内容に対する「本当はこう答えたかった!」という内容をまた台本にして、覚えていきます。
そしてまたその内容を実戦で使ってみて、また追加の質問に答えられずに悔しい思いをしたら、また新たに台本を作って・・・
というサイクルを繰り返すのです。
すると、最終的にはどんな質問が来ても、すぐに返せるようになります。
ストックがたまればたまるほど、横道にそれる余裕が出てきます。
「あなたはどう?こういう経験ある?」と相手に質問したりすると、同然アドリブの会話になります。
でも、すでに暗記した内容に関する質問であれば、相手の答えの内容もある程度絞られます。
すると、リスニングもしやすく、こちらの答えもアドリブで文章を組み立てやすくなるのです。
ピンチの時用の台本を用意しておくと、さらに余裕がアップ!
自己紹介の英文台本に加えて、自分がピンチになった時用の台本も用意しておくと、さらに余裕が増します。
具体的には、
・相手の英語が聞き取れなかった
・聞き取れたけど、意味が分からない
・相手が早口すぎて、脳内処理速度が追いつかない
というような状況になった時に、英語で聞き返すフレーズを暗記しておきます。
僕はこれらを「サバイバルフレーズ」と呼んでいます。
僕が外国人バーに通い始めたばかりの頃は、このサバイバルフレーズを暗記して、バンバン使っていました。
聞き返すこと自体も英会話のうちなので、良い練習になります。
僕の作っている動画セミナーでは、このサバイバルフレーズの台本を用意しています。
さらに、あなたオリジナルの自己紹介英文をカンタンに作るためのテンプレートも用意しています。
もし興味があったら、ぜひご受講ください。
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次回は最終回のおまけ情報のとして、僕が英会話初心者だった頃に「えー!そうなの?」と驚いた、自己紹介のポイントをお伝えします。
・・・つづく。(今週はセブ島プチ留学をしているため、明日は「カナダ留学編」(過去に僕がカナダ留学に行った時の話)のリメイク版を配信します)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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