From 師範代Shinya(新村真也)
カメラは僕にとって、仕事道具であり、趣味のアイテムでもあります。
4年半前に自分のYouTubeチャンネルを作って動画をアップし始めたのをきっかけに、カメラに興味がわくようになりました。
カメラは時計と同じく、趣味性の高いジャンルです。
時間を確認するだけなら、スマホの画面を見れば済みます。
でも、時計好きな人はあえて腕時計を買います。
しかも、何個も買って、その日の気分や服装に合わせて使い分けたりしています。
カメラも同じです。
今はスマホの付属カメラでも十分キレイな動画が録れます。
動画をパッと見て、
「これはスマホで録った動画だ!」
「これはちゃんとしたカメラで録った動画だ!」
と見分けられる人は、カメラのプロ並みに目が肥えている人だけでしょう。
でも、カメラ好きな人はカメラを何台も買います。
そして、シーンに合わせて使い分けたりします。
僕も、
・YouTube動画(レクチャー動画)を撮る時には業務用ビデオカメラ
・家族ビデオやエモい雰囲気の動画を撮りたい時には、一眼カメラ
という風に、使い分けています。
そして今回、新しくカメラを1台ゲットしました。
7年前の名機
僕が今回ゲットしたのは、7年前に発売されて以来、世界中のユーチューバーがこぞって使うようになった「パナソニックGH4」という名前の一眼カメラです。
パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH4 ボディ ブラック DMC-GH4-K
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今でも「名機」と呼ばれているこのカメラを、今頃になってゲットしました。
7年前の当時、一眼カメラで動画を撮る人達の悩みのタネだった「3つの問題」がありました。
それは、
①動画の撮影時間制限(30分で録画停止する仕組み)
②熱停止問題(10~20分ぐらい動画を撮ると、本体が熱くなって録画ストップする)
③バッテリーが持たない問題(30分前後)
です。この3つをすべて解決して登場したのが、このGH4でした。
①録画時間が無制限
②何時間回しても、まったく熱くならない仕組み
③バッテリー1個で3時間以上連続で撮影できちゃう持ちの良さ
など、もはや一眼カメラではなくビデオカメラと呼ばれるほど、動画撮影に特化したカメラでした。
今でも十分スゴい
ちなみに一眼カメラは今の最新モデルでさえも、この3つの問題を抱えているものが多いです。
長時間の動画を撮影する僕にとっては、「録画時間制限なし」「熱で止まらない」「バッテリーの持ちが良い」というのは、とても魅力的な要素です。
発売当初の価格は、本体とレンズを合わせると25~30万円ぐらいしました。
でも7年たった今は、本体がメルカリで新品6万円、レンズが中古で4万円で、合わせて10万円で買えました。
今見ても十分にキレイな画質で、ビデオカメラと同じ感覚で長時間回し続けられるのが魅力的です。
使いやすさ
さらに、ボディー&レンズとも「防塵&防滴設計」になっているので、多少の雨やホコリなどは気にせず使うことができます。
カメラは精密機器なので、外に持ち出す時にはけっこうヒヤヒヤしながら使っていましたが、今回のGH4なら、あまり気にせずガシガシ使えそうです。
そしてもう一つ、使い始めて気付いたことがあります。
それは、「物理ボタンが多い」ということです。
今の時代、多くのカメラがスマホ画面のようなタッチスクリーン操作になっています。
でも、タッチスクリーンだと1つの機能を使うためにメニュータブを何度もタッチしながら、深い階層に入り込んでいかなければなりません。
設定を変える作業にけっこう時間がかかります。
でもこのGH4は、実際に指で押せる物理ボタンやダイヤルが本体のあちこちに付いています。
物理ボタンは位置を身体が覚えれば、必要な機能をすぐ発動できます。
操作しやすくてめちゃくちゃ便利なのです!
未来を先取りしたカメラ
7年前に「未来を先取りした最先端のテクノロジーを詰め込んだカメラ」と呼ばれていた名機は、今の時代になっても、十分に通用するカメラだということが、実際に使ってみて分かりました。
今では、後継機のGH5があり、最近GH5マーク2が発売されて、さらに近いうちにGH6も発売されると発表がありました。
でも、機能がアップすればするほど、本体は大きく重くなり、バッテリーの持ちが悪くなっているようです。
その点、GH4は本体サイズと重量、バッテリー持ちのバランスがちょうど良いところでまとまっているので、今でもプロの映像制作会社の人達の間で愛用されているそうです。
変わらない部分
カメラの世界は日進月歩で、常に新しい技術が開発されて、毎年新しいモデルが出てきます。
でも一方で、カメラの「根本的な仕組み」自体は変わりません。
レンズで光を取り込んで、センサーが光を受けて、映像として記録していく。
この仕組み自体は、何年たっても変わりません。
だから、今回ゲットしたGH4を使ってカメラの細かい設定や操作を練習すれば、そのスキルは2021年以降の最新カメラでも通用します。
つまり、
「カメラの根本的なスキルを深めるためには、カメラ本体が新しい or 古いは関係ない」
ということなのです。
そしてこれは、英語学習にも言えることです。
英語の「仕組み」は変わらない
英語テキストは、毎月新しい本が何十冊も出ています。
新しい本が出るたびに、「まったく新しい英語学習法!」とうようなニュアンスを漂わせるようなキャッチコピーが目に飛び込んできます。
でも、
「英語の基本的な仕組み」
「日本人が第2言語として英語を身に付けるまでに必要な期間」
自体は変わりません。
新しい英語テキストを買ったからといって、新しい文法ルールが生まれるわけではないのです。
新しいテキストは、「変わらない部分をいかに効率良く学ぶか?」に特化して進化し続けているとも言えます。
そして、何年も前に発売された英語テキストで「名著」と呼ばれているものは、今でも十分に学習効果があります。
たとえば、
・森沢先生の「英語上達完全マップ」
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初版は2000年ですが、この本に収録されている英単語は、2021年の英検やTOEICテストに頻出しています。
これらはほんの一例に過ぎません。
英語テキストには、何十年にも渡って売れ続けている名著がたくさんあります。
確実な選択肢
長年売れ続けているロングセラー本は、今でも英語学習にバツグンの効果があります。
「本屋さんでたまたま目に入ったインパクトのあるキャッチコピーの新刊本」に手を出すよりも、こういった「英語学習界で長年高く評価され続けている名著」にじっくり取り組む方が、確実な道かもしれません。
泥臭い世界
英語学習はけっこう泥臭い世界です。
何度も転びながら、泥だらけになって地味な作業(文法学習、音読、瞬間英作文など)を何年もかけて繰り返すことでしか、結局身に付きません。
「スマートにサクッと身に付けられる」
みたいなキラキラした世界ではないのです。
今キラキラ輝いてスマートに英語を話せている人は、必ずこれまで泥臭い経験を積んでいます。
・1冊の本を、すり切れるまで音読した経験
・英会話でまったく聞き取れない、話せない、くやしい思いをした経験
・TOEICの点数が伸びずに、モンモンと悩んだ経験
などなど、けっこう泥臭い経験をしてきているはずです。
もしあなたも、今こういった経験をしているとしたら、それはまさに「上達への道を歩んでいる」と思って自信を持ってください。
そして、テキスト選びに迷ったら、「ロングセラーの名著を買ってやってみる」というのも、良い選択肢かもしれません。
僕も今回ゲットした7年前の名機カメラのGH4を使って、カメラの基本スキルを磨いていきたいと思います。
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(やり直し英語達成道場 師範代)
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