
from 師範代Shinya
(→前回の続き)
その雑誌の中の記事に書いてあった、英語学習オススメ本。
その中の1つが、イメージ英文法に関するものでした。
当時、このジャンルの先駆け的存在だった、大西泰斗先生とポールマクベイ先生の共著の「ネイティブスピーカーシリーズ」を買って読みました。
ネイティブスピーカーシリーズは、たくさんの冊子が小分けで出ていて、
「ネイティブスピーカーの○○」
という名前で、○○の部分には、英文法、前置詞、英会話、単語力、英語感覚などなど、色んなジャンルの本が出ていました。(今でもまだアマゾンで買えるようです)
今振り返ると、この「ジャンルごとに小分けになっていること」が、当時の僕に合っていたと思います。
1冊のページ数が多くないので、読み切るまでにそこまで長い期間がかかりませんでした。
1冊終わると、1つのゲームステージをクリアした気分になります。
そして、また次、次、という感じで、読み進めていきました。
この「小分けにして消化しやすくする」という発想は、僕が今作っている「イメージ英文法完全マスター講座」にも活かされています。
イラストが多く、専門用語が少ない
ネイティブスピーカーシリーズは、僕にとって初めてのイメージ英文法との出会いでした。
このシリーズの本にはイラストが多く、文法用語は少ないです。
また、文体がカジュアルなのも、当時の僕の好みに合っていました。
日本語の解説も、英語の例文も、すごくカジュアルな口調で書かれていて、かなり攻めた作りになっているのです。
ソファーに寝転びながら、マンガを読む感覚で楽しく読めるところが、お気に入りでした。
以前,」僕が読もうとした挫折した「ロイヤル英文法」は、机の前に座って、背筋を伸ばして、おごそかにページを開くイメージです。
両方試してみて気づいたのは、当時の僕の気質に合っていたのは、ネイティブスピーカーシリーズの方だということでした。
どんな名著も、読者によって好みが分かれる
後から分かったのですが、ネイティブスピーカーシリーズのカジュアルな文体は、読む人によって好みが分かれるそうです。
僕も当時は周りの人達(英会話スクール仲間や、外国人バー仲間の日本人)に勧めまくっていました。
でも読んだ人たちから、こんな感想を言われたこともあります。
・表現がカジュアル過ぎて、自分が外国人を相手に使うシーンがイメージできない。
・英文がこなれ過ぎていて、文法よりも「この言い回しでこの意味になるのはなぜ?」という疑問が出てきて、そっちに気を取られる。
という感想です。
僕はこの時、「どんなに自分が100%良いと思った本でも、読む人によって受け取るものは違うんだな」ということを、身をもって知りました。
大事なことは、そのテキストが自分に合っているか?ということだと思います。
僕はこの時の経験から、今作っているイメージ英文法完全マスター講座では、例文はとにかく短くシンプルに徹しています。
例文をシンプルにすれば、文法以外の部分で脳のリソースを使わずに済みます。
フォーマルではなく、かといってカジュアル過ぎない、読みやすさの絶妙なラインを狙って例文を作っています。
また、本では実現できない、身体の動きや声のトーン変化などを使って、より視覚的&身体感覚的に分かりやすくしています。
文法が楽しくなったことの副次効果
話を僕の過去の体験談に戻します。
イメージ英文法で楽しく文法を学ぶ道を見つけてから、僕は英語の勉強がどんどん楽しくなっていきました。
文法が分かると、「英語全体が分かる」ようになってくるからです。
それまでの僕は、英単語やフレーズを暗記することばかり意識していました。
でも、文法が分からなければ、覚えたフレーズはただの「呪文」、英文全体はただの「お経」です。
意味を分からず英語を読んだり声に出しても、ぜんぜん頭に入ってきません。
でも、文法が分かると、それまでただの呪文だったフレーズが、とたんに意味を帯びてきます。
ドラマのフレンズのセリフも、ちゃんとした文法をベースに作られていることが見えるようになりました。
・なぜここで、have が使われているのか?
・なぜ、この語順でこの意味になるのか?
・なぜ、ここでこの英単語が使われるのか?
などが、どんどん分かるようになっていきました。
人間の脳は、それまで分からなかったことが分かると感じる時に、快感を感じる仕組みになっています。
当時の僕は、1年間モヤがかかって分からなかった英文が、一気にクリアに見えるような感覚がして、毎日英語を見るのが楽しくなってきました。
楽しくなると、勉強が苦行ではなく、「息抜き」として使えるようになります。
息抜きであれば、どんなに残業で疲れて帰った日でも、ゲームやマンガを開くように、英語の本を開けるようになります。
イメージ英文法には、当時の僕にとって「英語学習を息抜きに変えてしまうパワー」がありました。
・・・つづく。
P.S.
今回お話ししたように、
僕にとって大きな転機になったのは、
「文法をどう捉えるか」が変わった瞬間でした。
ただルールとして覚えるのではなく、
「なぜそうなるのか」が見えるようになると、
英語は一気に楽しいものに変わります。
そして実は、
この「見え方の変化」を体験できるセミナーを用意しています。
文法が苦手な方でも、
「こういうことだったのか」と腑に落ちるように設計しています。
今までモヤっとしていた英文が、
スッと理解できる感覚を、ぜひ体験してみてください。
「分かる楽しさ」を知ると、
英語学習はガラッと変わります。
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