From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
最近、僕が弟と2人で行った「ラスベガス1週間の旅」の体験談の続きです。
前回の記事では、僕が空港やホテルで道順を英語で聞けたにも関わらず、迷いまくった経験をお伝えしました。
今まで僕は、旅行会社のツアーしか経験したことがありませんでした。
ツアーでは、飛行機を降りた瞬間から現地ガイドさん(現地在住の日本人や、日本語が話せる現地人)が助けてくれました。
その結果、今まで海外旅行中に道に迷うことがほとんどありませんでした。
でも今回は、初めて自分たちで飛行機チケットやホテルを予約するフリースタイルを経験しました。
旅行会社を通さないと、確かに安く済むのですが、その分、ガイドさんのサポートが受けられません。
現地で迷っても、すべて自己責任です。頼れる人はいません。
今回の初めての「完全自由ツアー」で道に迷いまくりました。
その体験から、「海外で道に迷うのを防ぐ3つの法則」を発見したので、あなたとシェアします。
迷うのを防ぐ3つの法則は、これです。
↓↓↓
①道を聞く相手を賢く選ぶ
②道を聞く相手は1人だけで済まさない
③紙とペンを渡す
ひとつずつ解説していきます。
①道を聞く相手を賢く選ぶ
僕が巨大なホテル内で迷った時、聞く相手を間違えたばかりに、ものすごい遠回りすることになりました。
僕が最初に道を聞いた背の高い黒人は、たしかにそのホテルで働いている人でした。
でも、彼はショップ店員でした。店員さんは、ふだんショップの外のエリアへは出ません。なので、当然彼もホテル全体のフロアマップを把握していませんでした。
僕が質問したら、ちょっと困った表情をしながら、
「この道を進めばたどり着くはずだ。」
と言われました。でも、その方向に向かっていくら歩いても、ぜんぜん見えてきませんでした。
その先で出会った警備員の人に聞いたら、僕が探している場所はまったく逆方向だということが分かりました。
僕は衝撃を受けました!!
道順を聞く人を間違えると、とんでもない遠回りをすることになります。
今回の経験から、ホテルでは「警備員さん」が一番道順に詳しいことが分かりました。
警備員さんたちは、常にフロア全体を動きながら見回りしているため、ホテル全体のマップを身体で覚えています。
これは、空港でも同じようです。セキュリティーの制服を着た人たちが、一番詳しく教えてくれます。
また、警備関係の仕事をしている人は、性格的にも「いい加減な人」は少ない気がします。
「冷静沈着で真実を語る」ような雰囲気の人たちが多いです。
僕は次回もし空港やホテルで迷ったら、まっさきに警備員さんを探して道順を聞くようにしようと思います。
②道を聞く相手は1人だけで済まさない
警備員さんやサービスカウンターの係員の人たちは、フロアの道順を完璧に説明できます。
でも、彼らは自分の持ち場から離れることができません。なので、そこから遠い場合は、一気に口で説明することになります。
でも、僕は言われた道順の半分も実行できませんでした。英語が聞き取れなかったわけではありません。
その時には聞き取れても、ちょっと時間がたつとすぐ忘れてしまうのです!
特に、右と左がどっちだったかなぁ~?という状況が多くありました。
右に行くか?左に行くか?は、かなり大事です。
ここを間違えると、ものすごい時間と労力を浪費してしまいます。
そこで僕は、「ドラクエ作戦」を考えました。
とりあえず、サービスカウンターの人にバーッと全部の道順を説明されたら、最初の方向だけは覚えておきます。
そして、その方向に行って、分かれ道が出てきたら、すぐにまた別の人をつかまえて聞くのです。
そして、教えてもらった方向に進んだら、また道の分岐点で別の人をつかまえて、道順を聞きます。
そうやって、「ひとりの人に、ひとつの方角を聞く」ということを繰り返していくと、最終的には目的地にたどり着けます。
途中で道順を間違えた場合でも、色んな人たちにこまめに聞くことで、リスクを最小限に食い止めることができます。
(ただし、聞く相手は警備員さんかサービスカウンターの人に絞ることが大事です)
③紙とペンを渡す
僕は今回の旅に筆記用具を持って行かなかったので、この作戦は実行できませんでしたが、やはり一番良いのが「紙に書いてもらう」ことだと思います。
紙に書いてもらえば、時間がたっても忘れることはありません。
また、地図だと視覚的に理解しやすいので、口での説明よりずっとカンタンに道順がわかる思います。
次回、海外に行くときには、必ず紙とペンを持って行こう!と強く思いました。
以上が、僕が今回の旅で道に迷いまくる中で発見した、「海外で道に迷わないための3つの法則」です。
・・・つづく。
—————————————
コメントを残す