From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※英語の音読トレーニングをする時に必要な、「精読」を僕が始めたばかりの頃の体験談の続きです。
 
 
ちょっと難易度が高めの英語テキスト「What’s new?」を一番最初の音読教材に選んでしまったものの、
 
「興味のあるトピックのページだけをつまみ食いする」
 
 
という進め方をしたことで、僕のモチベーションは落ちずにいられました。むしろ、
 
 
「このテキストの例文のような、身のある内容を流ちょうな英語で話している将来の自分の姿」
 
 
を想像しながら、ウキウキしていました。
 
 
でも、さすがに精読の段階で構文や英単語の使い方を100%理解できたわけではありませんでした。
 
 
たとえば、ピリオドまでが長い文章だと、
 
 
「どこまでが主語だろう?」
 
「なぜここは複数形になっているんだろう?」
 
「三単現のSが付いているけど、主語は単数じゃなさそうだけど??」
 
 
といった疑問がわき上がってきます。電子辞書を使うことで、英単語の意味は調べられますが、上記のような文法的な質問は調べられません。
 
 
本当は文法項目からたどることで調べられるのですが、それができるようになるのは、中上級者になってからです。
 
 
当時初心者だった僕にとっては、どんな文法項目で調べればいいのか?の検討すらつきませんでした。
 
 

ネイティブの先生に聞いてみよう!

そこで僕は、週1で通っている英会話スクールの先生に聞いてみることにしました。
 
 
僕が受けていたクラスの先生はアメリカ人女性で、日本語はほとんど理解できませんでした。
 
 
そこで僕は、自分の質問の内容を英語で聞けるように、電子辞書を使って、「主語」「動詞」などの文法用語の英語バージョンを調べました。
 
 
そして、さっきの質問、
 
 
「どこまでが主語ですか?」
 
「なぜここは複数形になっているんですか?」
 
 
といった文章を英文にして「丸暗記」しました。
 
 
次のレッスンの時、終わった後で片付けをしている先生をつかまえて、そのまま質問をぶつけてみました。
 
 

微妙なリアクション

僕の質問を聞いたネイティブの先生(アメリカ人女性)のリアクションは微妙でした。
 
 
「う~ん・・・そうねぇ・・・」
 
 
としばらく黙り込んだ後に、
 
 
「これはもう、『そう言うものだ』という感じで覚えてしまった方がいいと思うわ。」
 
 
みたいなことを英語で言われました。
 
 
実はこれは、ネイティブの先生の「あるある」のリアクションです。ネイティブだからこそ、ふだん文法を意識せずに使っています。
 
 
ふだん意識していないものを、意識的に説明するのは難しいです。
 
 
僕ら日本人だって、外国人の日本語学習者に
 
 
「この例文では、『私は』になっていますが、もし『私が』にしたら間違いですか?それはなぜですか?何かルールがあるんですか?」
 
 
なんて聞かれても、答えられません。そもそも「これは正しい日本語なのか?」をジャッジすることすら自信がないこともあります。
 
 
母国語なんて、そんなものです。
 
 
ネイティブだからって、100%正確な文法で話せるわけでもないし、たとえ文法ミスを指摘できても、その理由をきっちり説明できるわけではないのです。
 
 
でも、僕がそれに気付いたのは、ずっと後のことです。
 
当時の僕は初心者でした。初心者の英語学習者にとって、「ネイティブ」は絶対的な存在です。
 
 
「丸暗記しなさい。」では納得できないので、食い下がりました。
 
 
すると、そのアメリカ人女性の先生は、となりの部屋にいるもう1人のネイティブの先生(カナダ人男性)を連れてきて、僕の質問に答えてくれと頼みました。
 
 
ヒゲを生やしたそのカナダ人の先生は、どうやらアメリカ人女性よりも先生としてのキャリアが長くて、文法用語に詳しいようでした。
 
 
しばらく考え込んだ後、僕に向かって早口で解説してきました。
 
 
ホワイトボードを使って、文法用語の連発で解説してくれたのですが、すべて英語です。
 
 
初心者の僕にはさっぱり理解できませんでした。
 
 
一応、家で「主語」「動詞」などの文法用語を英語で何と言うかを調べてきましたが、だからといって、いきなり文法の講義を英語で理解できるようになるわけではありません。
 
 
僕は何度か聞き返してみましたが、どんなに言葉を変えて話されても、ちっとも理解できませんでした。
 
 
内心、「ネイティブの先生に質問するには早すぎた」と思い、僕はあきらめました。
 
 
そこで、最後の説明で分かったフリをして、笑顔で、
 
 
I understand. Thank you!
 
 
と言って、切り上げました。
 
 
相手のカナダ人の先生は、「本当に分かったのかい?」と怪しんでいる様子でしたが、これ以上英語で文法講義を聞き続けるのは、僕にとってはムリでした。
 
僕はこの時、「今の自分のレベルでは、文法の質問をネイティブの先生にするのは効率的じゃない」と気付きました。
 
 
・・・つづく。
 
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