From 師範代Shinya(新村真也)
先日、僕は初めてノートパソコン2台をリサイクル処分しました。
この2台には、たくさんの思い出が詰まっていました。
1台目は、7~8年ぐらい前に買った、ちょっと遅いけど安かったモデル。(HDD)
2台目は、4年ぐらい前に起業と同時に買った、ちょっと高めで速いモデル。(SSD)
1台目は、ちょうど僕がコピーラインティングの勉強を始めた時に買ったものです。
価格はたしか5~6万円台だったと思います。メーカーはLenovoでした。
当時の僕は仕事でパソコンを使うこともほとんどなく、どのモデルを選べばいいのか?知識がほとんどありまえせんでした。
そこで自分のパソコンの使い道を父に伝えて、一緒に店に行って選んでもらいました。
当時の使い道は、主にワードを使って文章をひたすら書くという練習をするのに使いました。
ワードで文章を打つだけなら、当時は十分なスペックでした。
2台目は、ちょうど僕がYouTubeに動画投稿を始めた頃に買いました。
動画の編集というのは、パソコンにはかなりの負荷がかかります。
データが重い作業になるので、スピードも遅くなります。
1台目のパソコンには負荷が重すぎて、かなり使いづらくなってしまいました。
そこで、2台目としてSSDというパーツを積んだ速いモデルを買いました。メーカーはASUSで、たしか11万円ぐらいだったと思います。1台目の価格の2倍ぐらいです。
当時起業したばかりの僕にとっては、かなり悩ましい価格でした。
でも「作業効率を高めるためには絶対に必要だ!」と自分に言い聞かせて、思いきって買いました。
その結果、動画編集はめちゃくちゃ速くなり、ワードで文章を作るのも速くなりました。
その後は今に至るまで、この2台目のパソコンがメイン機としてバリバリ活躍してくれていました。
これまでに一度も不具合を起こすことなく活躍してくれました。
サブの新しいパソコン2台導入
僕はこの4年の間で、サブのパソコンとして安めのモデルを2台追加購入しました。
なぜ台数が必要かというと、動画編集の効率を高めるためです。
動画の編集が終わった後に「書き出し」という作業があります。
編集で細切れにしたデータをつなぎ合わせて、1本の動画にまとめる仕上げの作業が「書き出し」です。
書き出しはパソコンにとって超重い作業なので、待ち時間も長いです。
その待ち時間は、同じパソコンで他の動画編集の作業ができません。
1日に何本もの動画を編集する僕にとっては、パソコン1台で編集&書き出しをやっていると、時間効率が悪くなってしまいます。
そこで、「動画編集」だけの目的でサブパソコンを2台追加したのです。
安いモデルでも、新品の時から余計なソフトを入れずに「動画編集だけ」に専念させれば、サクサク動いてくれます。
進化のスピード
パソコンの世界は進化のスピードがすごく速いので、安くても新しいモデルのパソコンの方が性能が良かったりすることもあります。
実際にサブ機の2台目は、「メインのASUSのパソコン」の半額ぐらいで、同じSSDを積んだ速いスピードのモデルでした。
わずか3年後には、同じスピードのモデルの新品が半額で買えてしまうのです!
でも、そんな新参者の追従を振り払うかのように、このASUSのパソコンは新参者に負けませんでした。
たしかにスピードだけで見れば新参者と同じですが、キーボードの配列とか、手を置くスペースとかが絶妙で使いやすく、メインの座を明け渡すことはありませんでした。
去年の10月に初めての本を出版した時にも、原稿はすべてこのASUSのパソコンで整えました。
急に遅くなる
そんなASUSのメインパソコンが、最近急に遅くなりました。
突然の出来事でした。
ある日、電源を入れたら起動にやたら時間がかかるのに気付きました。
やっと起動したなと思ってネットにつないでも、今度は接続に時間がかかります。
え?なぜ??と思って色々他の作業をしてみましたが、ワードの立ち上がりも、動画編集ソフトの動きも、すべてが遅くなっているのです。
「ぬぉ~!!どうした?何があったのだ?」
そう思って色々とネットで調べて「遅くなったパソコンを速くする方法」を片っ端から試しましたが、いっこうに改善しませんでした。
色々調べた結果、「内部パーツの寿命」かもしれないと気付きました。
これまでほぼ毎日、動画編集というめちゃくちゃ重い作業をずっとこなしてきたこのASUSのパソコンは、ふつうの人がプライベートで使う場合の何十倍もの負荷がかかってきたんだと思います。
使った期間は4年ですが、一般家庭のパソコンの10年分ぐらいの作業をさせてきました。
僕は、この思い入れの強いASUSのメインパソコンに、「お疲れ様!今まで支えてくれてありがとう!」と声をかけて、手放すことにしました。
ところが、僕はパソコンの処分方法を知らないことに気付きました。
・・・つづく。
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