【自分の生まれつきの性格を英語学習に活かす方法④】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
前回の記事では、「ウェルスダイナミクス」と呼ばれる学問の中で、8つの性格タイプ(プロファイル)の特徴をお伝えしました。
 
 
それぞれのプロファイルに優劣はありません。
 
 
それぞれに、強みと弱みがあります。
 
 
自分のプロファイルの強みを活かした英語学習方法を取り入れていくと、成功しやすくなります。
 
 

①クリエイター

 
強み:創造性がある、エネルギーがある
 
弱み:細かいことが苦手、時間にルーズ
 
 
クリエイターの人の英語学習は、コツコツと英単語帳をやったり、文法書を読むようなことはオススメしません。
 
 
細かいルールを丸暗記するよりも、「イメージ英文法」や「イメージ英単語」を使って、全体のイメージを絵で捉える勉強法をした方が、覚えやすいです。
 
 
イメージ英文法を最初に作り出した大西ヒロト先生のプロファイルは、おそらく「スター寄りのクリエイター」だと思われます。
 
 
 

②スター

 
強み:人前に出るのが得意、ピンチもアドリブで切り抜ける
 
弱み:人の話を聞けない、単独行動でチームワークを乱す
 
 
スターの人の英語学習は、外国人の友達を作って遊びに出かけたり、英語を使って注目を浴びることでモチベーションを保つことができます。
 
 
イメージ英文法とも相性が良いです。大西先生がNHKで講義をしている姿は、まさしくスターの輝きを放っています。
 
 
 
 

③サポーター

 
強み:人を元気づける、信頼関係を築ける
 
弱み:数字や計算に弱い、よく方向性を変える
 
 
サポーターの人も、外国人の友達を作るとモチベーションが上がります。
 
 
どんどん外へ出て行き、積極的に外国人に話しかけていきましょう。イメージ英文法とも相性が良いです。
 
 
 

④ディールメーカー

 
強み:社交的で親しみやすい、素早くチャンスを見抜く
 
弱み:人脈に左右されがち、現実的になり過ぎることがある
 
 
ディールメーカーの人も、外国人が集まる交流の場は居心地が良いと感じるはずです。
 
 
スターほど注目を集めたいとは思わなくても、人々が交流する場にいるとモチベーションが上がります。
 
 
英会話スクールに通って、他の生徒さん達と交流するのもオススメです。
 
 
 

⑤トレーダー

 
強み:安定している、地に足が付いていて洞察力がある
 
弱み:人の気分に左右されがち、自信をなくしやすい
 
 
トレーダーの人は、机の上で1人で勉強するのも苦になりません。
 
 
英単語帳や文法書などを活用した「王道」の勉強法も、それほどイヤに感じることなく、楽しめるでしょう。
 
 
 

⑥アキュムレーター

 
強み:注意深い、時間を守る、信頼される
 
弱み:自己アピールが苦手、実行する前にあれこれ考え込んでしまう
 
 
アキュムレーターの人は、コツコツと英単語帳を使った学習を進めたりするのが得意です。
 
 
このタイプの人は、外国人が集まる場所に出て行って、英語を使いまくりたい!とは思っていません。
 
 
それよりも、自分の中に英単語少しずつ増えていくことに快感を感じます。
 
 

⑦ロード

 
強み:きめ細かい、あらゆる状況を冷静に分析できる
 
弱み:人間関係や社交が苦手、データに没頭しすぎる
 
 
ロードは、最も「英会話」に向かないプロファイルです。
 
 
英語を会話のコミュニケーションツールとして磨こうとするよりも、取れる情報の幅を増やすために英語を学ぶと、モチベーションがキープしやすくなります。
 
 
ロードの人には、イメージ英文法はあまり向きません。
 
「イメージで覚えるより、文法ルールを片っ端から覚える方がずっとカンタンだ」
 
 
と感じます。
 
 
従来の学校で教わる文法学習法(ルールの暗記)で成功できるタイプがロードです。
 
 
 

⑧メカニック

 
強み:創造力を形に変える、手直しして完璧にできる
 
弱み:融通が利かない、完璧にこだわりすぎる
 
 
メカニックの人は創造性があるので、イメージ英文法にも向いています。
 
 
また、間違えることを嫌う傾向があるので、英語力が十分にならないうちに外国人との英会話をすると、自分のミスにばかり気が向いて、イヤになってしまう危険があります。
 
 
 
いかがでしょうか?
 
 
プロファイルが違うと、英語学習法もだいぶ違いますよね?
 
 
僕はこのウェルスダイナミクスを知ってから4年間、ずっと自分の生徒さんをこの視点から観察してきました。
 
 
その結果、
 
 
「自分のプロファイルに合ったタイプの英語学習法を続けた人が成功する」
 
 
という図式が見えてきました。
 
 
振り返ってみると、僕自信も自分に合った方法を使ったからこそ、ここまで来ることができました。
 
 
次回は、僕自身の体験談と、あなたのプロファイルを知る方法をお伝えします。
 
 
・・・つづく。
 
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