From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
前回の記事では、「人間は本能的に変化を嫌う」ということをお伝えしました。
 
 
太古の時代には、「昨日と違う行動をすると、命が危険にさらされる確率がアップする」という図式がありました。
 
 
今でもその本能が僕らの脳内に残っているので、「それまでと違う新しいこと」をしようとすると、モーレツな反発が生まれるようになっています。
 
 
英語学習を始めたばかりの時には、「急にモチベーションが落ちる」といった感じで本能が足を引っ張ってきます。生活スタイルの変化を阻止しようとするのです。
 
 
これは自分だけではなく、身近な人が変化しようとする時にも同じ現象が起こります。
 
 
家族や親しい友人が英語学習を始めたのを知ると、本能が「自分の生活も影響を受けるかもしれない!変化を阻止せよ!」という指令を出してきます。
 
 
そして、その人の英語学習への意欲をくじくようなセリフを言うことで、変化を防ごうとするのです。
 
 
この脳内指令はほとんど無意識レベルで行われるので、言っている本人もまさか自分自身が変化を恐れてそう言っているとは気付いていません。
 
 
表層意識では、「自分はこの人のことを思って助言している」と思っています。
 
 
そう考えると、英語学習を始める時には、
 
 
・自分の本能が変化を嫌って抵抗してくる
 
 
・周りの人達の本能が変化を嫌って足を引っ張る言葉をかけてくる
 
 
という2つの抵抗が生まれることが分かります。
 
 
この2つの抵抗を振り切るのは、かなり大変ですね!
 
 
でも逆に英語学習を毎日の習慣にしてしまえば、自分の中の抵抗はなくなります。
 
 
周りの人達も「英語学習をしている○○さん」がデフォルト状態になるので、何も言ってこなくなります。
 
 
とにかく、まずはこの「変化を嫌う本能メカニズム」を理解することで、
 
 
「相手は悪気があって批判的なことを言っているわけではないんだな」
 
 
ということが分かります。
 
 
すると、ちょっと冷静になれます。
 
 
冷静になって相手への怒りが収まってきたら、次にステップ②に進みます。
 
 

ステップ②自分の中にある不安を見る

 
次のステップでは、「自分の中にある不安」を見るようにします。
 
 
実は身近な人たちが自分に投げかけてくる言葉というのは、自分の中にある不安や恐怖を投影していることがほとんどです。
 
 
たとえば、誰でも「これを言われるとグサッと来る言葉」というのはあると思います。
 
 
それは、自分で自分のことをそう思っているからです。
 
たとえば、ふだんは強そうにふるまっている人が心の底では「自分はダメなやつだ」と思っていたとします。
 
すると、人から自分のダメなところを指摘された時に、心が乱れてモーレツな怒りが生まれるのです。
 
 
本当に自分の価値を心の底から信じられている状態の時には、人は他人から何を言われても動じません。
 
 
そして不思議なことに、「他人から何を言われても大丈夫!」という心境の時には、他人から何も言われなくなります。
 
 
逆に「他人からこんなこと言われたくないな・・・」と思っている時には、その言葉をズバリ言われたりします。しかも、僕らの身近な人達ほど、僕らの心の中の不安を敏感に感じ取って言語化してきます。
 
 
だから、僕らはそれを言われてグサリ!と来るのです。
 
とはいえ、グサリ!と来ること自体は避けられません。
 
僕らができることは、「ヘコまないこと」ではなく、「ヘコんでいる自分を冷静に見つめること」です。
 
 

自分の不安を口に出す

 
「あ、今、私は不安を感じているんだな。あの人が言ったあの言葉は、私が自分自身に対して思っていることだ。私は自分の可能性を心から信じられていないってことか。」
 
 
と、口に出して言ってみましょう。
 
 

仲の良い人がそのセリフを言うシーンを想像する

 
次に、そのセリフを自分と仲が良い人が言っているところを想像してみてください。
 
 
たとえば、あなたの親友が、あなたの前でこんなことを言ったとします。
 
 
「私、今不安を感じているの。英語学習を始めてしばらくたつけど、まだ私は心の底で、自分になんてムリかも・・・って思ってるの。今までにも1つのことを長く続けられた経験がないし。周りの人達も、『また途中で投げ出すんじゃないの?時間とお金のムダだよ!』って言ってくるんだ。」
 
 
それを聞いたあなたは、親友にどんな言葉をかけますか?
 
 
しばらく時間を取って想像してみてください。
 
 
想像できたでしょうか?
 
 
次に、その親友にかけたい言葉を実際に口に出して言ってみてください。
 
 
「大丈夫!○○ならきっとできるよ!100%できないなんて、誰にも言えないんだから!」
 
 
というように、親身になって言葉をかけてください。
 
 

自分の名前に置き換える

 
それができたら、今度は名前の場所を親友ではなく自分の名前に置き換えます。
 
 
自分に向かって、同じセリフを言うのです。
 
 
もし自分で自分に向かって言うのが照れるようなら、
 
 
「親友が自分に向かってその励まし言葉を言ってくるシーン」
 
 
を想像してみてください。
 
 
どう感じるでしょうか?
 
 
人は自分に対しては一番厳しくなりがちです。
 
 
親友の可能性は信じられるけど、自分の可能性は信じられない・・・
 
 
そんなものです。
 
 
だからこそ、「一歩引いた冷静なもう一人の自分が、ヘコんでいる自分を励ます」というワークが必要なのです。
 
 

自分に最も影響力を持っているのは、自分自身

 
 人間は、他人よりも自分に厳しくしてしまうものです。
 
自分一人の楽しみの時間よりも、他人の頼みごとを優先させてしまったり。
 
 
一見、自分に甘そうに見える人でも、実は心の底では自分に対して批判的だったり、投げやりだったりします。
 
 
人間にとって自分自身は「最も厳しい批判者」ですが、同時に「最も力を与えてくれる存在」でもあります。
 
 
自分で自分の心の傷を癒やすことができたら、人から何を言われてもへっちゃらになります。
 
 
行動し続けるエネルギーが出れば、それは時間と共に結果につながります。
 
 
そして結果が出ると、周りの人達から何も言われなくなります。
 
 
まずは、自分で自分を癒やす時間を取ることが、ヘコんだ時に最優先することです。
 
 
ちなみに僕の妻のコーチSayaは、「あなたが自分で自分を癒やして、本当の可能性を引き出す作業」をサポートするプロです。
 
 
次回は、最後のステップをお伝えします。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 
 

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