From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕が最近ゲットした「超ミニパソコン」のレビューの続きです。
僕が今回ゲットしたのは、「GPDポケット2」という名前の機種です。
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[セット品]GPD Pocket2 第8世代Core m3-8100Y搭載バージョンOffice付き
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パッと見がアップルのMacBookにそっくりなので、そこも気持ちが動きました。
僕はアップル製のパソコンを持っていません。興味はあるのですが、
1.同じスペックのWindowsのパソコンよりも値段が高い(約1.5倍)
2.中身がマックなので、使い方をまた1から学び直さなければならないのが面倒だなと感じてしまう。
3.今のアップル製ノートパソコンはどれも、横にUSBなどを刺す端子の数が少なくて、しかもちょっと特殊なタイプ(タイプC)なので、僕の手持ちのSDカードやUSBを直接つなげない。
という3点から、マックに乗り換えるのには抵抗があります。やっぱり仕事で使うには使い慣れたWindowsが良いと感じます。
でも、マックのシンプルな見た目は好きなので、「一見マック風で、中身はWindows」というパソコンがあればいいなぁ・・・と思っていました。
その欲求を、今回の「GPDポケット2」は見事に実現してくれました!
ポケットに入るサイズ
「GPDポケット2」のウリは、軽さとサイズです。スーツのポケットにスッポリ入ります。
なので、たとえば電車内で使っていて、駅に着いてしまうときに、バッグに入れ直す必要はありません。
スーツのポケットにサッとしまって、必要な時にまたポケットからスッと取り出すことができます。
このお手軽さは、スゴくありがたいです!
バッグの中に入れても、スペースを取りません。重さはたったの500グラム(ペットボトル1本分)しかないので、「荷物が増えた感」はほとんどありません。
もしバッグがパンパンで入らない時は、ポケットに入れて出かければ良いので、手持ちバッグの数を増やす必要はありません。
東京では、「小さくて軽い=正義」だと感じる瞬間です。
けっこうサクサク動く
いくら小さくても、昔のパソコンみたいに起動するまで何十秒も待たされたり、1クリックするたびに動きが止まって待たされたら、イライラしてしまいます。
でも、この「GPDポケット2」は、思った以上にサクサク動きます。
ネットのページをいくつも開いた状態でクリックしても、すぐに次のページに移ります。
表計算ソフトなどもストレスなくスピーディーに動きます。
僕は、このミニパソコンを100%仕事用として買ったので、仕事の作業に耐えるだけの力を期待していました。
僕が仕事でパソコンを使う時の作業内容は、大きく3種類です。
①ブログ記事のアップ
②ワードでの執筆作業とエクセルでの計算
③YouTubeにアップする動画の編集
特に3つ目の動画編集作業は、パソコンにとって最も
負荷の高い作業です。
このサイズで、さすがにそこまでは期待できないかな・・・
と思っていたら、意外にもサクサクと動画編集作業をこなしてくれるので、驚きました!!
家のパソコンとの違いは、「編集が終わった動画データを書き出す時のスピードが少し遅い」ぐらいです。
正直、ここまで使えるとは思っていなかったので、嬉しい誤算でした。
立って使える
「ノートパソコン」という言葉は、英語では、「lap top computer」と言います。
lap = ひざ
top = 上
です。文字通り、「ひざの上に置いて使うパソコン」という意味になります。
でも、「GPDポケット2」のデザインは、「パソコンを立った状態で使う」ことを想定して作られています。
両手に持った状態で、親指ですべてのキーボードを打つことができます。これは、面積が小さいからできることです。
さらに、ふつうは下の方に付いているタッチパッドとクリックボタンが、上の方(画面のすぐ下)に付いています。
右手でポインターを動かして、左手でクリックボタンを押しすことができます。
さらに、画面はタッチパネル式なので、スマホのように指で操作することもできます。
・細かい作業はポインターを動かして使う
・カンタンな作業は画面をタッチしながら使う
という使い分けができます。
これにより、「両手に持った状態」ですべての作業ができるのです。
僕にとっては、まさに夢のようなパソコンです!
どこの国が作ったの?
ところで、この超ミニパソコン「GPDポケット2」のメーカーは、中国です。
ミニチュア文化は日本の得意分野だと思っていましたが、まさか中国のメーカーがこんな小さな高性能パソコンを作ってしまうとは!驚きました。
最近、僕の身の回りには中国製のガジェットが増えてきています。
・MP3プレーヤー
・小型スピーカー
・ボイスレコーダー
など、最近僕が新しく買った英語学習用ガジェットも、すべて中国製です。
ひと昔前は、日本のメーカーもミニパソコンを作っていたらしいのですが、今はやめてしまったようです。
日本の得意分野だと思っていた「ミニチュア文化」までも中国メーカーが進出してきたというのは、本当に驚きです!
チャレンジ魂
中国製品を見ていて感じるのは、
「作っても売れなかったら、どうしよう?」
「他のメーカーの製品のマネじゃん!って皆から笑われたらどうしよう?」
「こんな変わったモノを世に出したら、これまでの評判が落ちるかも?」
という「守りの姿勢」があまり感じられないことです。
「とりあえず思いついたら形にして世に出す!そして、使ったお客さんたちの反応を見て、改善点を後から直していく!」
という、「チャレンジ魂」を感じます。
だからこそ、今回僕が買った超ミニパソコンのような、ごく一部の人たちにしか喜ばれない(けど欲しい人にとってはめっちゃありがたい)ニッチな商品を、早いペースで何度も世に出せるんだと思います。
僕も、この中国メーカーのチャレンジ魂を見習って、「大手の英会話スクールができないようなニッチな英語学習サービス」を作っていきたいと思います。
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