【小さい=正義:ミニチュア文化の日本③】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が最近ゲットした「超ミニパソコン」のレビューの続きです。
 
 
僕が今回ゲットしたのは、「GPDポケット2」という名前の機種です。
 
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パッと見がアップルのMacBookにそっくりなので、そこも気持ちが動きました。
 
 
僕はアップル製のパソコンを持っていません。興味はあるのですが、
 
 
1.同じスペックのWindowsのパソコンよりも値段が高い(約1.5倍)
 
 
2.中身がマックなので、使い方をまた1から学び直さなければならないのが面倒だなと感じてしまう。
 
 
3.今のアップル製ノートパソコンはどれも、横にUSBなどを刺す端子の数が少なくて、しかもちょっと特殊なタイプ(タイプC)なので、僕の手持ちのSDカードやUSBを直接つなげない。
 
 
という3点から、マックに乗り換えるのには抵抗があります。やっぱり仕事で使うには使い慣れたWindowsが良いと感じます。
 
 
でも、マックのシンプルな見た目は好きなので、「一見マック風で、中身はWindows」というパソコンがあればいいなぁ・・・と思っていました。
 
 
その欲求を、今回の「GPDポケット2」は見事に実現してくれました!
 
 
 

ポケットに入るサイズ

「GPDポケット2」のウリは、軽さとサイズです。スーツのポケットにスッポリ入ります。
 
 
 
なので、たとえば電車内で使っていて、駅に着いてしまうときに、バッグに入れ直す必要はありません。
 
 
スーツのポケットにサッとしまって、必要な時にまたポケットからスッと取り出すことができます。
 
 
このお手軽さは、スゴくありがたいです!
 
 
バッグの中に入れても、スペースを取りません。重さはたったの500グラム(ペットボトル1本分)しかないので、「荷物が増えた感」はほとんどありません。
 
もしバッグがパンパンで入らない時は、ポケットに入れて出かければ良いので、手持ちバッグの数を増やす必要はありません。
 
 
東京では、「小さくて軽い=正義」だと感じる瞬間です。
 
 

けっこうサクサク動く

いくら小さくても、昔のパソコンみたいに起動するまで何十秒も待たされたり、1クリックするたびに動きが止まって待たされたら、イライラしてしまいます。
 
 
でも、この「GPDポケット2」は、思った以上にサクサク動きます。
 
 
ネットのページをいくつも開いた状態でクリックしても、すぐに次のページに移ります。
 
 
表計算ソフトなどもストレスなくスピーディーに動きます。
 
 
僕は、このミニパソコンを100%仕事用として買ったので、仕事の作業に耐えるだけの力を期待していました。
 
 
僕が仕事でパソコンを使う時の作業内容は、大きく3種類です。
 
 
①ブログ記事のアップ
 
②ワードでの執筆作業とエクセルでの計算
 
③YouTubeにアップする動画の編集
 
 
特に3つ目の動画編集作業は、パソコンにとって最も
負荷の高い作業です。
 
 
このサイズで、さすがにそこまでは期待できないかな・・・
 
 
と思っていたら、意外にもサクサクと動画編集作業をこなしてくれるので、驚きました!!
 
 
家のパソコンとの違いは、「編集が終わった動画データを書き出す時のスピードが少し遅い」ぐらいです。
 
 
正直、ここまで使えるとは思っていなかったので、嬉しい誤算でした。
 
 
 

立って使える

「ノートパソコン」という言葉は、英語では、「lap top computer」と言います。
 
 
lap = ひざ
 
top = 上
 
 
です。文字通り、「ひざの上に置いて使うパソコン」という意味になります。
 
 
でも、「GPDポケット2」のデザインは、「パソコンを立った状態で使う」ことを想定して作られています。
 
両手に持った状態で、親指ですべてのキーボードを打つことができます。これは、面積が小さいからできることです。
 
 
さらに、ふつうは下の方に付いているタッチパッドとクリックボタンが、上の方(画面のすぐ下)に付いています。
 
 
右手でポインターを動かして、左手でクリックボタンを押しすことができます。
 
 
さらに、画面はタッチパネル式なので、スマホのように指で操作することもできます。
 
 
・細かい作業はポインターを動かして使う
 
・カンタンな作業は画面をタッチしながら使う
 
という使い分けができます。
 
 
これにより、「両手に持った状態」ですべての作業ができるのです。
 
 
僕にとっては、まさに夢のようなパソコンです!
 
 

どこの国が作ったの?

ところで、この超ミニパソコン「GPDポケット2」のメーカーは、中国です。
 
 
ミニチュア文化は日本の得意分野だと思っていましたが、まさか中国のメーカーがこんな小さな高性能パソコンを作ってしまうとは!驚きました。
 
 
最近、僕の身の回りには中国製のガジェットが増えてきています。
 
 
・MP3プレーヤー
 
・小型スピーカー
 
・ボイスレコーダー
 
 
など、最近僕が新しく買った英語学習用ガジェットも、すべて中国製です。
 
 
ひと昔前は、日本のメーカーもミニパソコンを作っていたらしいのですが、今はやめてしまったようです。
 
 
日本の得意分野だと思っていた「ミニチュア文化」までも中国メーカーが進出してきたというのは、本当に驚きです!
 
 

チャレンジ魂

中国製品を見ていて感じるのは、
 
 
「作っても売れなかったら、どうしよう?」
 
「他のメーカーの製品のマネじゃん!って皆から笑われたらどうしよう?」
 
「こんな変わったモノを世に出したら、これまでの評判が落ちるかも?」
 
 
という「守りの姿勢」があまり感じられないことです。
 
「とりあえず思いついたら形にして世に出す!そして、使ったお客さんたちの反応を見て、改善点を後から直していく!」
 
 
という、「チャレンジ魂」を感じます。
 
 
だからこそ、今回僕が買った超ミニパソコンのような、ごく一部の人たちにしか喜ばれない(けど欲しい人にとってはめっちゃありがたい)ニッチな商品を、早いペースで何度も世に出せるんだと思います。
 
 
僕も、この中国メーカーのチャレンジ魂を見習って、「大手の英会話スクールができないようなニッチな英語学習サービス」を作っていきたいと思います。
 
 
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