【英語初心者だけど、仕事で英語が必要!どうしたらいい?⑥】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
前回の記事では、
 
 
①仕事中に英語の論文や研究書を読む必要がある
 
 
②仕事の知識を深めるために、英語の専門書を読みたい
 
 
の2つのうち、①について詳しくお伝えしました。
 
 
今回は②を深掘りしていきます。
 
 

専門性が高いほど、日本語で取れる情報が少ない

仕事の専門性が高くなって範囲が狭く深くなるにつれて、日本語で取れる情報は少なくなっていきます。
 
 
これはある意味、仕方のないことです。
 
 
その情報を必要としている人の母数が少なければ、そのジャンルで本を出しても売れる確率は低くなります。
 
海外の本を翻訳する場合でも、出版社は「採算が取れるかどうか?」を重要視します。
 
 
これはネット記事でも同じです。アクセス数の少ない記事は、情報発信者にとってメリットが少ないのです。
 
日本語は、ただでさえマイナーな言語です。
 
 
同じ内容の本やネット記事を書くなら、英語で書いて出した方がたくさんの人達に見てもらえます。
 
 
だから専門性が高くなればなるほど、英語で書かれた情報が多くなります。
 
 
だからある程度専門性を深めていくと、どうしても英語で情報を取る必要が出てくるのです。
 
 
自分の仕事の専門性を深めたいと思った時、英語初心者はどうすればいいのでしょうか?
 
 
 

英語のバックグラウンドによって変わる

同じ「初心者」というくくりでも、英語のバックグラウンドは違います。
 
 
細かく分けるとたくさんのパターンがありますが、僕が見る限りだと大きく2パターンあります。
 
 
パターン①学生時代に受験英語をガンバった人
 
 
パターン②学生時代の英語の記憶が完全に抜けている人
 
 
このうち、パターン①の人は今すぐ英語の専門書を読み始めてもOKです。
 
 
ちんぷんかんぷんで挫折する確率は低くなります。
 
 
僕が今までたくさんの英語学習者を見てくる中で気付いたことがあります。それは、
 
 
「たとえ今の英語力が低かったとしても、①の受験英語をガンバった経験のある人なら、やり直し英語を始めると『読みは割といける』というケースが多い」
 
 
ということです。
 
 
大学受験英語では、マニアックなジャンルの英文を「和訳」することが求められます。
 
 
容赦のない長さの英文をじっくり分析しながら、「この英文が何を言おうとしているのか?」を理解しようとするのが、受験英語です。
 
 
この「長文読解の力」は、スピーディーな英会話のやりとりにはあまり役立ちませんが、英語の本をじっくり読むことには役立ちます。
 
 
たとえ大学受験以降は英語から離れていたとしても、やり始めると思い出せる人がほとんどです。
 
 
こういう場合は、いきなり専門書を読み始めることをオススメします。
 
 
一方で、パターン②の場合は、いきなり英文を読み始めるのはやめておいた方が良いです。
 
 
僕自身はパターン②のタイプなので、何が起こるかよく分かります。
 
 
英語初心者のうちに英語で書かれたネイティブ向けの本を読もうとすると、間違いなく「英語モチベーション」が下がります。
 
 

僕の体験談

僕が英語初心者だった頃、「英語が上達した読んでみたい本」が2冊ありました。
 
 
この2冊です。
 
↓↓↓
※日本語版タイトル:小さいことにくよくよするな
 

Don’t Sweat the Small Stuff: Simple ways to Keep the Little Things from Overtaking Your Life

(↑クリックすると、アマゾン販売リンクに行けます)
 
 
日本語版タイトル:小さな自分で一生を終わるな
 

You’ll See It When You Believe It

(↑クリックすると、アマゾン販売リンクに行けます)
 
 
どちらも、タイトルからは想像がつかないぐらい「穏やかな心の平安」を得る方法を教えてくれます。
 
この2冊は僕の「人生に対する姿勢」を大きく変えてくれた本です。
 
 
僕は日本語翻訳版を読んだのですが、いつか英語の原書を読んでみたいと思っていました。
 
 
そこで、音読トレーニングを始めてしばらくした頃に、気合いを入れるためにこの2冊の英語の原書をアマゾンで買いました。
 
 
手元に届いた時にはワクワクしました。
 
 
これが僕にとって初めての「ネイティブ向けの英語の本」を触った瞬間でした。
 
 
日本の本とは紙質が全然違いました。英語の本の表紙はペラペラの薄い紙で、中のページは小中学校時代を思い出させる「わらばん紙」のような素材でした。
 
 
そんな無骨さがまた、「本物」を感じさせました。
 
 
僕はまだ早いと分かっていながらも、今の時点でどのぐらい理解できるのか?を知りたくて、ついページをめくってしまいました。
 
 
それが間違いでした・・・
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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