from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
前回の記事までは、紙の本では実現できない、キンドルならではのメリットをお伝えしてきました。
今回は、僕自身がキンドルを使う中で実際に感じたデメリットをお伝えします。
①操作に慣れるまでに時間がかかる(それまでは不便)
これが僕にとっては、けっこうネックでした。
キンドルは、操作に慣れるまでは使いにくいです。
紙の本なら、手に取ってパラパラめくるだけなので、誰でもできます。
でも、キンドルの操作方法は独特です。
ページめくり操作は左右にスワイプするか、両端をタップするだけなので、割とすぐ覚えられます。
でも、それ以外の操作でよく使う機能は、上の方をタップしてメニュー操作画面を表示させるのですが、僕は最初の頃、イマイチ使い方が分からずに戸惑いました。
メニューを表示できても、記号の意味が分からず、よく操作を間違えてイラッとしました。
・もくじを表示させたいのに、操作を間違えて本が閉じられてライブラリーが表示されたり・・・
・少し先のページに行こうとして、「ページの早送り操作」をミスしてものすごい先のページに飛んでしまったり。
基本の操作を完全に覚えるまでは、ミスして行ったり来たりしながら面倒に感じてしまい、しばらくキンドルから離れた時期もありました。
キンドルの操作法をネットで調べているうちに、英語学習時間がどんどん過ぎてしまうからです。
操作に慣れるまでは、辛抱が必要です。
②本全体のページを眺めづらい
紙の本なら、ページをパラパラめくることで、本全体のページを眺められます。
でも、キンドルは1画面に1ページ分しか表示できないので、本全体のページを一度に眺めることができません。
ページ全体が感覚的につかみづらいのです。
これも慣れれば問題ないのですが、慣れるまでは使いづらさを感じるでしょう。
③探したいページを見付けづらい
これは、②とつながっているのですが、紙の本の場合は探したいページがある場合、「だいたいあの辺りにあったなぁ~」とパラパラめくりながら見付けることが多いと思います。
たとえば、「たしか真ん中あたりのページにあったような気がする」と覚えていれば、真ん中あたりのページを一度開いてから、前後のページをパラパラと見ていく、という探し方ができます。
でも、キンドルの場合は、だいたい真ん中辺りのページを開いて、その前後のページをめくりながら探すという操作がしづらいです。
もちろん、英単語のスペルを覚えていれば、検索機能を使ってピンポイントで飛ぶことは出来ます。
でも、うろ覚えの状態で、
「あの英単語なんだったっけかなぁ~スペルも忘れちゃったよ。ページは真ん中あたりにあったのを覚えてるんだけど・・・」
みたいな時には、キンドルは使いづらいです。
④あとどのぐらい未読ページが残っているか?体感しづらい
キンドルの場合、テキストを1ページ目からページ順に読むスタイルの時には「残りページがどのぐらいあるのか?」を体感しづらいです。
もちろん、機能としては、
・今、全体の何%まで読み進めているか?を表示
・今のペースで読み進めたら、最後のページまであと何分ぐらいで到達するか?
といった数値は表示されます。
でも、ぶっちゃけ紙の本の分かりやすさには敵いません。
紙の本は、1ページごとに読み進める感を味わうことができます。
残りページの厚みを指で感じながら読み進めることは、実はけっこうモチベーションに影響しているんだということを、キンドルを使うことで初めて実感しました。
もちろん、この感覚は人によって違うは思います。
少なくとも僕は、%などの数字だけでは分かりづらいと感じました。
⑤ペンでの書き込みができない
これが僕にとっての最大のデメリットです。
僕は、iPadの専用ペンを使って手書きでメモを書き込むスタイルが大好きです。
キンドルにもメモ機能はありますが、タイピング式です。
僕は、iPadやスマホ画面上でタイピングするのが苦手です。
僕は、キーボードなどの物理ボタン派なので、使いづらさを感じます。
しかも、キンドルにタイピング入力したメモの内容は、小さなアイコン化して畳まれてしまいます。
メモの内容を見たければ、1回画面をタップしないと表示されません。
「わずか1タップじゃん」と思われがちですが、積み重なるとかなりの「摩擦=面倒くささ」になります。
手書きのメモなら、タップの必要はなく、ページを見るだけで一目瞭然です。
それに、ページに書き込まれた手書きのメモは、自分が英語学習でこのテキストを使いこんだ証しです。
そんな理由で、僕はiPadペンを英語学習にフル活用したいのですが、残念ながらキンドルアプリはまだiPadペンには対応していません。
(将来のアップデートでiPadペンが使えるようになることを期待しています!)
以上、僕が実際に使ってみて感じた、キンドルのデメリットをお伝えしました。
あなた自身は、どう感じたでしょうか?
次回の記事では、僕が今のところ自分の中での最適解として位置づけている、紙の本とキンドルのイイトコ取りスタイルを解説します。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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