From  師範代Shinya(新村真也)

 

「英語を話す機会を作りたい。」

 

「でも英会話スクールに通うのは面倒。」

 

「外国人の友達もいない。」

 

「いきなり留学ってのも、現実的じゃない。」

 

そんな英語学習者の悩みに答えるべく登場したのが、「英会話ロボ:ミュージオ」です。

 

英語で話しかけると、AI(人工知能)が自動的に内容を判断して、返してくれるそうです。

 

AIなので、「決まったフレーズ反復型」ではなく、「完全なフリートーク」ができるのがウリだそうです。

AIは自動的にどんどん学習して賢くなっていくので、あなたが話しかけるたびに、あなたの話し方のクセや傾向を学んで、的確な返しをするのがウリのようです。

 

安いのか?高いのか?

本体価格は、10万円前後。加えて、月額使用料がかかります。(月に1,000円程度)

 

広告では、

 

「長い目で見れば、英会話スクールに通ったり、オンライン英会話を利用するよりトータルコストが安い」

 

と言っています。

 

たしかに、ネイティブの先生とのマンツーマンレッスンを受ければ、1回1万円以上はかかります。

 

ネイティブの先生とのレッスン10回分のコストで、この英会話ロボ「ミュージオ」を買って毎日使いせば、すぐに元が取れる気がします。

 

ミュージオ
↓↓↓

 

AKA Musio X 英語学習AIロボット 【日本正規代理店品】 MSX510017SB

(↑クリックするとアマゾンの販売ページに行けます)

 

フリートークの精度

疑問が残るのは、このロボの「会話の精度」です。すでに買って話してみた人が、YouTubeに動画をアップしていますが、どうやら買ったばかりでは、AIが十分に機能せずに、会話の返しがちぐはぐになってしまうことが多いようです。

ちぐはぐな会話例

↓↓↓

それでこのロボを「買って損した!」と言っている人もいます。

 

ただ、AIは学び続けるそうなので、何度も話しかけるうちに、だんだん賢くなってきて、的確な返しができるようになるかもしれません。

 

賢くなったら完璧か?

では、もしこの先、AIがもっと賢くなって、生身のネイティブと話しているのと変わらないくらいナチュラルな返しをしてくるようになったら・・・

 

このロボを持っている人の英語力はアップするのでしょうか?

 

僕はそうは思えません。

 

このロボが提供するのは、「フリートーク=英会話の相手」としての機能です。

 

それは、スポーツで言えば「試合」です。

 

試合ばっかりやっていても、本当に強くはなれません。

 

スポーツで強くなるためには、

 

①正しい知識

 

②熟練の技術

 

③試合

 

の3つのバランスが必要です。特に、②の技術の修練で、「頭の中でわかっていること」を「実際に身体を使ってできること」に変える必要があります。

 

正しいフォームを無意識レベルで実行できるようになって初めて、③の試合をすることに価値が出てきます。

 

英会話も同じです。

 

①知識(文法)

 

②技術(音読)

 

③試合(英会話)

 

の順番でやって初めて、大きな成果が期待できるのです。

 

僕自身は、「②の技術(音読)」のトレーニングをやったことで、自分が望む英語力を手に入れました。

 

そして、この英会話ロボの利用価値は、③の試合相手として見たときに大きくなります。

 

結論から言うと、このロボは「英会話初心者」向けではなく、「ある程度の実力者(TOEIC700点以上)で、なおかつその力を実戦の中で使った経験がある人」が使うと、大きな効果を発揮すると思います。

 

コンセプトを変えて輸入?

ところで、このロボを作っているのは、アメリカの会社だそうです。元の会社のプロモーションビデオを見た限りでは、アメリカ人にとってこのロボは、単に「遊び相手」「生活をちょっと手伝ってくれる相手」として作られたような印象を受けました。

 

アメリカの紹介ビデオはこちら

↓↓↓

ふつうだったら、それを「日本語対応」にして輸入すると思います。そしてただの「AIロボ」として売り出すこともできるでしょう。

 

でもそれでは、膨大なコストがかかってしまいます。

 

そこで、このロボのしゃべる言語が「英語」であることに注目し、日本の消費者に対しては、「英会話ロボ」として売り出したようです。

 

これは、ナイスアイデアだと思います。

 

もし、日本語対応にして「AIロボ」として売り出したとしたら、競合は他のAIロボやオモチャになります。すると、10万円という価格は、「高っ!」となるかもしれません。

 

でも、これを「英会話の相手」として売り出せば、競合相手は「英会話スクール」や「留学あっせん会社」になります。そういうところでは、当然、何十万円~何百万円という単価がふつうなので、10万円は「安っ!」と感じるようになります。

 

これを、セールスライティングの世界では「置換法」と呼びます。

 

リンゴ同士を比べない

たとえば、あなたがリンゴを売っていると想像してください。あなたのリンゴを他のリンゴと比べると、お客さんはどうしても安い方を買う傾向があります。1個150円のリンゴの横に300円のリンゴがあったら、「高っ!」と感じます。

 

でも、あなたの売っているリンゴの持つ「健康成分」を打ち出して、そのリンゴと同じ効果をもたらす「サプリメント」と比較したら、どうでしょう?

 

5,000円~1万円単位で売られているサプリメント売り場の横に置けば、300円のリンゴは安く見えるでしょう。

 

または、リンゴを毎日食べることで「病気になるリスクを減らせる」ことを打ち出して、「医者にかかった場合のコスト」と比較したら・・・

 

きっと、「1個300円は安い自己投資だ。」と思われるでしょう。

 

これが、「置換法」です。この英会話ロボ:ミュージオも、見事に置換法を使って日本の「英会話市場」で売り出されました。

 

ところで、「AI」って何の略?

最近、AIに関するニュース記事が増えてきたような気がします。

 

AIとは、

 

Artificial(人工の)

Intelligence(知能)

 

の略です。

 

「artificial」という英単語は、人の手で作られたものに広く使われています。

 

たとえば、

 

artificial tooth(差し歯)

 

artificial leg(義足)

 

artificial snow(人工雪)

 

などなど。

 

語源は、

art = 技術

fic = 作る

 

です。自然にできたものではなく、人間の技術によって誕生したもの、という意味です。

 

絵や彫刻などのアート=artは、まさに技術の結晶です。

 

今後、AIやロボットが英語学習を大きく変える日が来る・・・かもしれませんね。

 

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