From 師範代Shinya(新村真也)
最近、ネットで「家電レンタル」のサイトを見つけました。
自動掃除ロボの「ルンバ」や、「一眼カメラ」「ビデオカメラ」などの高額家電を、安くレンタルできる「Rentio(レンティオ)」というサイトです。
僕は今まで、「レンタル家電」というジャンルがあることを知りませんでした。
ちょっと気になって覗いてみたら、僕が今までに調べたジャンルのカメラやルンバの最新機種などがズラッと並んでいました。
しかも、レンタル費用は思ったより安いです。
機種によって値段は違いますが、3泊4日でだいたい5千円台~1万円台なかばぐらいです。
しかも、月額レンタルにすると、さらに安くなります。
たとえば、3泊4日のレンタル費が8,980円の一眼カメラを、「月額払い」にすると月7,000円になります。
月額払いの方が安いのです!
これにはからくりがあって、月額払いには「最低3ヶ月間から」という縛りルールがあります。
なので、月額払いを選択した時点で、業者側にとってはトータル売上金額がアップするわけです。
でも、月額7,000円を日割り計算したら、233円です。1日233円で高額家電を借りられるなら、試す価値アリかも?!
と思いました。
ちなみに、月額レンタルの場合は、期間は最初に決める必要はありません。
手元に置いている期間は自動で月額クレジット課金されます。
そして、返送した時点で自動的に課金がストップします。
使っている間はずっと手元に置いておけるシステムです。
レンタルビデオ屋さんのように、「期限を過ぎたら罰金がかかる」ようなことはありません。
失敗するリスク
僕はいつもガジェットを買う時には、めちゃくちゃ慎重になります。
アマゾンのカスタマーレビューをしっかり読んで、異様に評価の高いレビュー投稿がサクラ(ステマ)じゃないかどうか?を推測したりもします。
さらに、ユーチューバーのレビュー動画などを見てチェックしたりもします。
そこまで慎重に下調べして買った物でも、たまに「あ~!失敗した~!」となってしまうことがあります。
僕にとって一番の失敗は、「買った物を使わないこと」です。金額の大小ではありません。
たとえ1,000円以下の物でも、使わずに押し入れにしまいっぱなしになれば、その買い物は失敗だったと感じます。
逆に、10万円以上のパソコンを買っても、それを毎日使い倒していれば、その買い物は成功だったと感じます。
金額は関係ないのです。
でもやっぱり、「買ったけどイマイチ使えなかった」と感じた時に、より精神的にヘコむのは、「高い金額の買い物」で失敗した時の方です。
買い物には、「新しいものが手に入る喜び」と同時に、常に「使えずにヘコむリスク」があります。
保管コスト
もうひとつ、これは僕が静岡から東京に引っ越してきて特に感じていることなのですが、物を買った時には、「保管コスト」が増えます。
広い庭に物置があるような環境なら問題ないと思いますが、東京でアパート暮らしでモノが増えてくると、居住スペースが圧迫されます。
そのため、僕のアパートの近くには、「レンタル物置」のお店がたくさんあります。
月額レンタル費用を払って、そのお店のスペースの一角に自分のモノを保管させてもらうのです。
「モノを持たない」という選択肢
「保管そのものがコストになる」と考えた場合、「モノを持たない」という選択肢が出てきます。
僕は去年、17年間乗り続けたクルマを手放しました。
そして、今は必要な時だけレンタカーを使っています。そしたら、年間の生活コストがすごく下がりました。
同じように、家電も「必要な時だけ借りる」という発想になれば、保管コストが下がります。
リスクを減らす家電レンタル
この「家電レンタル」という考え方は、「モノを持たない」という時代の流れに合ったサービスなのかもしれません。
「失敗するリスク」と、「保管コスト」の両方を下げてくれる、家電レンタルサービス。
これは一度、使ってみる価値アリかも!
と思い、ここしばらくずっと気になっていた家電をレンタルしてみることにしました。
でもこれが、「ノウハウコレクター」の道へ足を踏み入れる第一歩になるとは、この時には気付いていませんでした・・・
・・・つづく。
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