【苦手だったニュース英語が、毎日の楽しみに変わった瞬間:英語学習と人生戦略の共通点⑧】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

※最近、話題になっている人気本「人生の経営戦略LIFE」の内容と、英語学習とのつながりを僕が感じた部分のお話の続きです。

①自分が好きな英文素材を使って楽しく勉強を続ける

②たまに受けるTOEICや英検などの資格試験で望む結果を出して、英語力を社会に証明する

この相反する2つの要素を実現するために、僕は試行錯誤を続けてきました。

僕はカナダ留学前と後で、1つだけ大きく以前と違ったことがあります。
それは、「ニュース英語に対する自分の中でのイメージ」が大きく変わったことです。

カナダに滞在中の3ヶ月間では、

①最初の2ヶ月で、語学学校のビジネスコースでディスカッションやプレゼンの練習

②最後の1ヶ月で、現地の企業でインターン生としてフルタイムで働く

という経験をしました。

①では、その場で渡されたビジネス関連のニュース記事を制限時間内に読んで、クラスメイトとディスカッションするという授業でした。

これは、当時の僕にとってはかなりしんどいスパルタな内容でしたが、クラスメイトとビジネス文化の違いなどについて話すことは、とても楽しく感じました。

特に僕のクラスでは、アジア人が僕だけで、クラスメイトはヨーロッパ系や南米系の国々から来た人達でした。

それまでまったく言葉を交わしたことがない出身国の人たち(スイス、チェコ、スウェーデン、スペインなど)が、どんなビジネス文化の中で生活しているのか?どんなキャリアが一般的なのか?について話すことは、とても楽しく感じたのです。

そのきっかけとして読む記事は、主にカナダやアメリカのビジネス文化の解説や、成功者のインタビューなどでした。

理解できない悔しさ

当時は「不動産王」と呼ばれていた、ドナルド・トランプ氏の人気テレビ番組をみんなで見て、感想を言い合う授業もありました。

(当時は、トランプ氏がその後アメリカ大統領になるなんて、誰も想像すらしていませんでしたが)

僕はこの時に、「こういう話を英語で楽しむためには、やはりニュース英語を読んだり聞いたりできる力が必要なんだな」と痛感しました。

僕の当時のニュース英語の理解度は、半分以下でした。

授業では、あまり理解できていない状態で進んだので、悔しくてツラかったです。

ただ、日本にいるうちから「分からない時には粘って聞き返す」「理解できないことは、助けを求める」という練習をしていたおかげで、クラスメイトに助けてもらいながら何とか授業についていけました。

ニュース英語が身近に感じられるように

その後、学校のコースを修了してから、僕は現地の企業でインターン生として働き始めました。

通勤は、「スカイトレイン」と呼ばれるモノレールに乗っていたのですが、その駅でいつも無料の新聞を配っている人がいました。

おそらく、新聞のセールスの人で、薄いサンプルを配って、気に入った人に定期購読してもらう仕組みだと思います。

僕はその薄い記事を毎朝もらって、スカイトレインの中で読んでいました。

この時には、「英語の勉強のために読む」という感覚はありませんでした。

英語そのものよりも、中身が知りたかったのです。

「自分が今住んでいるこのバンクーバーの街で、日々何が起こっているのか?それを知りたい!」

という強い欲求から、何とか読み進めていました。

特に、本物の新聞は写真が多いので、余計に好奇心をかきたてられました。

「何?この写真は!いったい何について書かれているの?」

と、僕は必死で読み進めました。

当時の理解度は、20%もなかったと思います。

でも気になって、帰宅後にホームステイ先のホストマザーに読んでもらって、シンプルな英語で要約してもらったこともあります。

留学で得たもの

この時に、僕は心の底から「ニュース英語って、日常生活で必要だな!日常英語の中に、ニュース英語も含まれるんだな!」と、実感しました。

この時の体験があったおかげで、僕は帰国後もニュース英語に対する興味が落ちずにいられました。

落ちるどころか、「もっと読めるようになりたい!」「もっと聞けるようになりたい!」と強く感じるようになったのです。

この変化は、自分でも驚きでした。

カナダ留学で得たものはたくさんありますが、その中でも僕の英語力に大きなブレイクスルーをもたらしてくれたきっかけになったのが、「英語ニュースを理解できるようになりたい!という強い欲求」が自分の中で生まれたことでした。

 

・・・つづく

 

今回紹介した「人生の経営戦略LIFE」の本はこちら↓↓↓

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2件のコメント

いつもブログ、動画楽しく拝見しています。受講料の支払いはJCBは無効ですか?

いつもブログと動画をご覧いただきありがとうございます!
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クレジットカードのお支払いは安全のためPayPal(ペイパル)というシステムを使っています。確認したところPayPalはJCBのカードを登録できるようです。
(PayPalについてはこちらの記事で説明しています https://ei-tatsu.com/what-is-pay-pal/)
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