
from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※最近、話題になっている人気本「人生の経営戦略LIFE」の内容と、英語学習とのつながりを僕が感じた部分のお話の続きです。
①自分が好きな英文素材を使って楽しく勉強を続ける
②たまに受けるTOEICや英検などの資格試験で望む結果を出して、英語力を社会に証明する
この相反する2つの要素を実現するために、僕は試行錯誤を続けてきました。
カナダ留学をきっかけに、僕はニュース英語に興味が出てきました。
それまで自分には縁が無いと思っていたニュース英語が、カナダ留学中に突然身近なものになったからです。
自分が住んでいる街で、日々何が起きているのか知りたい!でも、新聞が読めないから分からない。テレビのニュースが聞き取れないから分からない・・・
その悔しさを感じたと同時に、少しでも読めたときの嬉しさも実感しました。
そこで僕は、帰国後からニュース英語の素材を使ったトレーニングを始めました。
それまで会話の例文だけを使ってきた音読トレーニングの素材として、速読速聴英単語シリーズのCore1900を使い始めたのです。
速読速聴英単語Core1900が、その後の僕の人生を変えた
Core1900は、ネイティブ向けの生のニュース英語の切り抜きを持ってきて、読めるようになっている教材です。
ニュース英語の初心者向けに作られているので、色々とハードルを下げる工夫が施されているのが特徴です。
①ニュース英語を理解する上で覚えておくと良い重要英単語にハイライトをしてあり、英単語ごとの詳しい日本語訳も付いている。
②文法的にムズカしい部分には解説がある。
③トピックが専門的な場合は、基礎知識の解説文や、背景事情の解説が付け加えられてる。
④ネイティブの読み上げ音声が付いているので、リスニングにも役立つ。
といった工夫です。
また、英文がとても短いので、読み上げ時間1分程度で終わります。
もちろん、元の英文はもっと長いのですが、部分的に切り抜いてあるのです。
このハードルの低さが、僕の中にあったニュース英語への抵抗感をなくし、その後の人生を大きく変えることになりました。
ニュース英語がだんだん読めるようになる快感
Core1900は、その後の僕の英語学習の方向性を、大きく変えた1冊になりました。
自分にニュース英語が理解できるかどうか不安になりながら、おそるおそる読み進めていた僕の背中を押すように、丁寧な解説がされていました。
おかげで、ステップを踏みながら徐々にニュース英語に慣れていくことができました。
初見ではちんぷんかんぷんだったニュース記事の英文が、解説を読み、音読を繰り返すことで、どんどん理解できるようになっていくプロセスが、楽しくて仕方ありませんでした。
トピック自体はフォーマルなので、日本語ですら読まないような内容なのに、英語だとむしろスーッと頭に入ってくる感じがあって、不思議でした。
その後知ったのですが、Core1900の監修をしている松本茂先生も同じことをおっしゃっていて、驚きました。
日本語だと回りくどくなる文章も、英語だとストレートに表現されるので、逆に僕のような勉強が苦手だったタイプの人にも理解できやすいのかもしれません。
僕が学生時代に勉強がキラいだった理由の1つは、
「教科書の解説の日本語表現が、やたら回りくどくて分かりづらい」
ことだったことを思い出しました。
論文のような口調で書かれた日本語は、本当に苦手なのです。
その点、英語の方が同じ現象を説明するのにも、ストレートでシンプルに見えます。
日本語ですら理解しづらいような内容を、英語で理解できるようになっていく自分が、信じられませんでした。
毎週、ボス敵を倒す感覚
毎週、1つずつユニットを丁寧に進めていきました。
初見のリスニングとリーディングでは、理解度が10%以下が普通でした。
でも、その後に精読と音読を繰り返すと、1週間後には理解度がほぼ100%に近づきました。
ゲームで毎週、1匹ずつボス敵を倒していくような感覚でした。
あの時の快感は、今でも忘れられません。
フォーマル英語に対する抵抗がどんどんなくなっていくのを感じました。
むしろ、日常会話のくだけた表現よりも、しっかり文法に沿って書かれているフォーマル英語の方が、第二言語学習者の僕にとっては、理解しやすいことに気づきました。
ニュース英語に慣れたことで、僕は英検準1級を受けてみる気になりました。
そして、1次試験も2次試験も一発で合格することができました。
こんな日が来るとは、自分で信じられませんでした。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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