【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編29】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
いよいよ、パーソナルカラー診断の講座のモデルとして参加する日がやってきました。
 
 
「どんな人達が参加しているんだろう?」
 
 
「きっと自分がいた授業とは違う雰囲気の人達がいるに違いない。」
 
 
僕はそう思いながら、ドキドキした状態で会場に入りました。
 
 
マンションの一室
 
会場は普通のマンションの一室でした。ドアを開けると、すでに中からたくさんの人達の声が聞こえてきました。
 
 
すでに午前中の前半が終了して、昼休み時間のようです。
 
 
「こんにちは~!」
 
 
僕が声をかけると、先生が奥から出てきました。
 
 
「いらっしゃい!どうぞ!こちらへ。」
 
 
スリッパを出されて入っていくと、中には10人ぐらいの受講生がいました。
 
 
部屋はかなり広いので、10人いてもそんなに狭い感じはしません。
 
 
部屋全体には、なんだか良い香りが漂っていました。
 
 
よく見ると、参加者10人中、全員が女性でした。
 
 
年代は僕より年上で、おそらく20代後半~30代後半ぐらいと思われます。
 
 
(やっぱり、カラーの資格は女性に人気の世界なのか)
 
 
僕は改めて思いました。
 
 

男女脳の違い

後から別の本を読んで知ったのですが、女性の脳は「色に対する反応」が男性の脳よりも敏感らしいです。
 
 
男女が一緒に道を歩いている場合、女性の脳は花や建物の色などに反応し、ハッキリ記憶できるそうです。
 
 
対して、男性の脳は「遠くのもの」や「動くもの」などには素早く反応します。これは、狩りの本能から来ているようです。
 
 
また、同じ建物を見ている時にも、女性脳は「色やデザイン」に注目するのに対して、男性脳は「素材や質感」に注目します。
 
 
そのため、女性のファッション雑誌には「かわいいデザイン」「素敵な色」を打ち出すキャッチコピーが多いです。
 
 
一方で男性のファッション誌には、「米軍の戦闘機にも使われているチタン素材の時計」「○○地方で生産された希少な素材を使った布地を使用」など、素材をアピールするフレーズが並んでいます。
 
 
男女脳ではこれだけの違いがあるため、やはり「色」を扱うカラーコーディネーターの世界は女性が多いんだと思います。
 
 

女性だけの世界

僕は、女性だけのセミナーに参加するのは初めてでした。
 
 
部屋の真ん中にあるテーブルにはお菓子のバスケットが置いてあって、「自由に食べてくださいね」と言われました。
 
 
セミナー中でもお菓子食べ放題なのです!
 
 
これは男性だけが集まるセミナーでは見かけない習慣です。
 
 
男性だけのセミナーの場合は、たいてい休憩時間になるとみんな自販機で缶コーヒーを買いにいったり、タバコを吸いに行ったりして、各自別々に行動します。
 
 
そして、喫煙所にいる人同士で会話して、非喫煙者は缶コーヒーを飲みながら席で会話したりと、グループが分かれる感じです。
 
 
対して、このセミナーでは、「全員でお菓子を囲んで和気あいあいと話す」という感じで進められていました。
 
 
僕はタバコも吸わないし缶コーヒーも飲まないので、お菓子があった方が嬉しいと思いました。
 
 
ここは僕にとって居心地が良さそうです。
 
 

セミナースタート!

セミナーの午後の部が始まりました。
 
 
先生:「さあ、それでは、午後からは実際にモデルさんを相手に色の診断の練習をしてみましょう!」
 
 
そう言うと、先生は大きなバッグを開けて、中から透明のビニール袋に入った布の束を取り出しました。
 
 
ビニール袋から10枚ぐらいずつ布を取り出し、机の上に順番に並べていきました。
 
 
たくさんの種類の色の布が次々と出てきました。
 
 
(スゴい!!なんて数だ!!)
 
 
僕は驚きました。僕が持っているカラー見本カードは199枚あります。
 
 
先生の持っている布のカラー見本はもっと数が多そうです。
 
 
ただでさえ布と紙では厚みや大きさが違います。
 
 
加えて数が多いので、かなりの「かさ」があります。
 
 
先生の大きなバッグの中身のほとんどは、このカラー布で占められていることが分かりました。
 
 
(これは重労働だ!これだけの数の布を持ち歩いてお客さんの家まで行くのは、けっこう大変だ・・・)
 
 
と思いました。
 
 
大きなテーブルを2つつなげて、やっとすべての布が並べられました。
 
 
どうやら色のトーンごとに並んでいるようです。
 
 
全部の布が並んだ様子は、かなり迫力がありました。
 
 
(これはプロっぽい!)
 
 
と僕は思いました。
 
 
「職人の道具」という言葉がピッタリです。
 
 
(いよいよ先生の真骨頂が見られる!今まで自分が受けてきた資格スクールの授業は先生にとってあくまで副業で、本業はこっちなんだろうな!)
 
 
そう思って、僕はテンションが上がってきました。
 
 
・・・つづく。
 
 
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