【英語学習のメンターを持とう!】

From  師範代Shinya(新村真也)

Mentor という言葉を聞いたことがありますか?

 

発音は、「メントアー」とか、「メンター」という感じで聞こえます。

 

日本でも、最近は「メンター」というカタカナ語として定着しつつあります。

 

Mentorを辞書で意味を引くと、「師匠・助言者」と出てきます。

 

師匠とか助言者といか言うとちょっと堅苦しいですが、最近はもっと広い意味で使われていて、「あこがれの人」とか、「目標とする人」なんて意味でも使えます。

「あこがれの人」や「目標とする人」なら、直接の知り合いである必要はありません。

 

好きな芸能人や過去の偉人でもいいわけです。

 

たとえば、「いつもオシャレでカッコいいミュージシャン」の服装を参考にあなたが自分の服選びをしているなら、そのミュージシャンはあなたにとって、「ファッションのメンター」になります。

 

メンター・プログラム

最近のビジネス書では、よく「仕事のメンターを持とう!」なんていう言葉が出てきます。

 

欧米の会社では、「メンター・プログラム」と言って、会社の制度としてメンターを付けるところもあるそうです。

 

たとえば、若い新入社員と、経験豊富な50代のベテラン社員を組ませて、数ヶ月間一緒に行動する時間を取るそうです。

 

一緒にいることで、ベテランが新入社員の相談に乗ったり、新入社員がベテランの仕事に対する姿勢や考え方を吸収することができます。

 

これは、日本の「先輩&後輩」「上司&部下」という組み合わせとは違います。

 

基本的に、メンタープログラムでは、同じ部署の人たちを組ませないそうです。

 

たとえば、営業部の新人が、人事課長と組んだり、製造部の新人が、経営幹部役員と組んだりします。

 

関係ない部署の人同士で組むことで、

 

「利害関係にしばられずに純粋な学びを得ることができる」

 

と考えられているそうです。

 

また、すでに亡くなっているビジネス界の巨匠をメンターにする人もいます。

 

そのメンターの自伝を読みまくりながら、日々の仕事の場面で、

 

「こんなとき、私のメンターならどうするだろうか?」

 

と自分に問いかけることで、今までの自分とは違う判断で行動ができるようになります。

 

それを繰り返していくうちに、自然とそのメンターの考え方や生き方が自分の脳内にインストールされていく、というわけです。

 

英語学習のメンター

メンターを持つことは、仕事以外でも役立ちます。

 

英語学習のメンターを持つことは、大きなメリットがあります。

 

モチベーションをキープしやすくなるのです。

 

英語学習のメンターは、

 

「いいなぁ、あんな風にペラペラにしゃべれるようになりたい!」

 

と思えるような人を選べば良いので、直接の知り合いである必要はありません。

 

あなたが憧れる人を自由に選んで良いのです。

 

また、ひとりに絞る必要もありません。途中で乗り換えたり、2人同時にメンターにするのもアリです。

 

英語学習のメンター選んではいけない人

誰をメンターにするかは自由ですが、英語学習のメンター選びでひとつだけ注意点があります。

 

それは、

 

「ネイティブをメンターにしない」

 

ということです。

 

僕ら日本人の英語学習者が目指すのは、「バイリンガル」です。

 

日本語と英語という、

 

「地球上で最も離れた2つの言語を同時に操れる人間になる」

 

のが目的です。

 

でも、ネイティブは英語しか話せません。

 

英語(母国語)しか話せない人は、「モノリンガル」と呼ばれます。

 

僕らがネイティブを目標にしても、脳内のどこかで、

 

「だって彼はネイティブだからねぇ~。それ言ったら、俺だって日本語ペラペラだし!」

 

という声が聞こえてきます。

 

モノリンガルをメンターにしても、あまり英語学習には役立ちません。

 

もちろん、ネイティブでも日本語をしっかり勉強してバイリンガルになった人は、メンターになります。

 

また、もしあなたが、

 

「スティーブ・ジョブズのようなプレゼンができるようになりたい!」

 

と思ってスティーブ・ジョブズの英語のプレゼンをマネするのはいい方法です。

 

その場合は、スティーブ・ジョブズはあなたにとって、

「プレゼン術のメンター」

 

になります。

 

(ただし、ジョブズを「バイリンガルになるためのメンター」として見てはいけません)

 

 

バイリンガルのメンター選び

とはいえ、身近にバイリンガルの人がいない場合の方が多いでしょう。

 

TOEIC受験者のうち、900点以上を取れる人は全体の3%です。

 

950点以上は1%以下です。

 

そうなると、目標とする英語力を持ったバイリンガルに出会える確率の方が低い気がします。

 

もし、あなたの職場にバイリンガルの先輩がいたとしても、あなたがその先輩と性格的に合わないと感じている場合は、その先輩はあなたのメンターとしてふさわしくありません。

 

あなたの英語学習のメンター候補は、

 

「人間的に好感が持てて、なおかつ英語と日本語を自由に使いこなす人」

 

という基準で選んでみましょう。

 

メンターをカンタンに選べる時代が来た!

僕が英語学習を始めた頃に比べると、今はメンター選びがしやすくなりました。

 

たとえば、YouTubeなどで探せば、たくさんのバイリンガルの方々が自分のチャンネルを作って動画をアップしています。

 

「母国語が英語で、日本語もペラペラな人」

 

「母国語が日本語で、英語もぺらぺらな人」

 

どちらのタイプのバイリンガルも探すことができます。

 

動画を見れば、その人の表情や話し方などで、人柄も伝わってきます。

 

しかも、そのバイリンガルの人たちが、動画で英語を教えてくれたりします。

 

こんなにありがたいことはありません!

 

今は、英語学習のメンターを自由に選べる時代が来たのです!

 

次回は、僕の英語学習のメンターをご紹介します。

 

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