From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
本日発売(アマゾンでは明日発売)の本、「やり直し英語革命」のレビューの続きです。
前回の記事では、「ゴールデン・サークル」と呼ばれる順番でメッセージを伝えると、心に響くようになるというお話をお伝えしました。
ゴールデンサークルの順番は、
①Why?(なぜ?)
↓↓↓
②How? (どうやって?)
↓↓↓
③What? (何を?)
です。
僕の書いた「やり直し英語革命」の本は、僕のことを知らない人や、音読トレーニングを今までやったことのない人、イメージ英文法の存在を知らない人も手に取る確率が高いと思います。(本屋さんに並んだ場合は特に、知らない人の方の確率が圧倒的に高いと思います)
そこでいきなり、
What? (どんなテキストを)
How? (どう使う?)
から入ってしまうと、まさにゴールデンサークルの逆の順を行ってしまうことになります。
するとおそらく、5秒後にはパタッと本を閉じられて、そのまま棚に戻されてしまうでしょう。
僕がこの本を書いた理由は、「確実に効果の出る正しい英語トーニング法を世に広めること」です。
そもそも読んでもらえなければ、トレーニング法は広がりません。
本は、ふだんブログや動画をあまり見ない人たちにもメッセージを届ける手段として有効です。
そこで僕は、今回初めて書くこの本を、ゴールデンサークルの順番を使ってこんな感じで書いてみました。
↓↓↓
①Why? (なぜ、今の英語学習法では効果が出ないのか?)
②How? (どういう順番と方法でやったら効果が出るのか?)
③What? (その方法を実践するために必要な英語テキストはどんなものがあるのか?具体的な使い方は?)
という順番です。そして、全158ページ中、①と②に112ページを割いています。
①と②を読み終わって納得感があれば、あとは③の部分はすんなり入っていけます。
すぐに英語トレーニングを実行してもらえる確率がアップします。
最初の原稿との違い
実は僕が最初に書いた原稿では、②How?と ③What? だけで8割を占めていました。
「オススメのテキストとその使い方」をメインに、初心者~上級者まで幅広く書いていたのです。
でも、出版社の編集者さんとの打ち合わせで、
「これでは初めての人にとって内容的に重たい本になりすぎて、買って読んでみようと思われる確率が低い」
ということで、作戦変更しました。
思いきってターゲットを初心者だけに絞り、ゴールデンサークルの順番でメッセージを伝えるために①と②を多めに取り入れたのです。
ネットと本の違い
前回の記事でもお伝えしましたが、本はブログと違って、「積極的に悩みを検索して、たどり着いた先に読んでもらうもの」ではありません。本屋さんであれば、
「適当に英語本コーナーをブラブラしていたら、タイトルが目についてパラパラとめくっていたら、気になったから買って帰ることにした。」
というケースがほとんどです。
もちろん、人によっては、積極的に悩みの解決法を探しに本屋さんに行くこともあります。
でも、おそらく今の時代は、多くの人は最初にネットで検索するのではないでしょうか。
リアルの書店ではなくアマゾンなどのネットショッピングサイトであれば、
「以前の購入履歴から、オススメとして出てきた本の候補の中から、表紙のイメージと中身解説の文章、カスタマーレビューを読んで、気になったらポチる」
というケースが多いでしょう。
つまり、「ブログ記事や動画を見る時」と「本を手に取る時」とでは、同じ人でも心理状態がまったく違うのです。
本の場合は、「目的なくブラブラしている状態の人」を、引き込まなければなりません。
そのためには、ゴールデンサークルの①Why?の部分を厚く濃くする必要があります。
そこで編集者さんと一緒に考えたのが、
「英語学習でみんながやってしまいがちな間違いを全面的に伝えて、興味を引くこと」
でした。
・・・つづく。
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