From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
英語学習3種の神器である、
①電子辞書
②MP3プレーヤー
③小型スピーカー
の機能はすべて、スマホやタブレットで代用できるようになりました。
しかも、そのクオリティーは年々上がっています。
では、英語学習3種の神器は、数年後にはこの世から完全に姿を消すのでしょうか?
英語学習3種の神器はなくなるのか?
僕の予想は、「NO」です。
市場としては確実に縮小するとは思います。
でも、どんな世界でも「専用機」というのは常に一定の需要があります。
たとえば、僕が今この記事を書いている道具は、「ポメラ」という「テキスト入力専用マシン」です。
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(↑クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
ひと言で言えば、「ワープロ」です。ネットにつながる機能はなく、文字を書く以外のことは一切できません。
時代に逆行するようなこの「ポメラ」は、10年前の発売当時、一大ブームを巻き起こしました。
時代の流れが「パソコン1台ですべてを済ませる」方向に向かっているときに、その流れに逆らって、あらゆる機能をそぎ落として、文字の打ちやすさだけにこだわったのです。
その結果、作家やライターの人たちから「こんなの欲しかったんだよ~!」と熱狂的に支持されました。
それ以来、ポメラはライターの人たちから「仕事道具」として使われ続け、今でも進化しながら独自の地位を築いています。
僕もこの3年間でポメラを3台(3代の機種)を使ってきました。
使っていて感じるのですが、「文章を書くことだけに集中できる」というのは、素晴らしいです!
ポメラを開くと、自分の脳が「文章を書くモード」にシフトするのを感じます。
ポメラを毎朝開くことは、僕にとって儀式のようなものです。他の余計な考え事が一切入らなくなります。
余計に気を散らすものがないので、執筆作業に没頭することができます。
ポメラがなければ、こんな風に毎日ブログを更新し続けることはできなかったでしょう。
これはカメラでも同じです。
スマホのカメラ性能がどんなに上がったからといって、カメラを持つ人がいなくなるとは思えません。
イベント会場などに行くとよく、バズーカのような長いレンズを付けた大きな一眼カメラを駆使して写真を撮っている「カメラおじさん達」がいます。
あのカメラおじさん達が、そのうち全員「スマホでパシャパシャ」する時代が来るとは思えません。
いくらスマホで背景ボケの美しい写真が撮れるようになっても、「ファインダー越しに被写体を見ながらシャッターを切る感覚」を求める人は常に一定数いるでしょう。
何よりも、「専用の道具を操る快感」は、スマホには絶対にないものです。
同じように、英語学習の専用機の需要というのは、なくならないと思います。
市場そのものは縮小しても、すべてがスマホに取って代わられるとは思えません。
少なくとも、電子辞書は存続すると思います。
電子辞書の未来
ただ、電子辞書そのものが進化する可能性はあります。
僕が「こうなったらいいなぁ~」と思う未来予想図は、「英語学習3種の神器の合体」です。
つまり、
①電子辞書
②MP3プレーヤー
③小型スピーカー
の3つが、1台になるのです。
今の電子辞書が進化して、CDやMP3などの音声データを取り込めるようになって、スピードコントロールやAB区間リピートができるようになります。
さらに、内蔵スピーカーの音質と音量が飛躍的に進化して、クリアな音声で英語が聞けるようになります。
また、アマゾンのKindleと連携し、英語テキストをオンライン上で買って、テキストのデータをそのままダウンロードすると、電子辞書の画面で英語テキストが見れるようになります。
画面を見ながら発音ボタンを押すと、読み上げ音声も流れるようになります。
電子辞書一台で、英語学習のすべてが完結するのです。
そこまで進化したら、おそらくスマホにやられることはないでしょう。
専用機には、専用機だけにしかない魅力があります。
電子辞書を開くと、そこには「英語学習だけに集中できる環境」が揃っています。
余計に気を散らすものがない中で、英語学習に没頭することができる・・・そんな専用機は最高です!
パソコンで原稿を書くよりも、ポメラで原稿を書く時の方が、ずっと集中できます。
そして何より、「書くという作業自体」を味わいながら楽しむことができます。
師範代Shinyaコラボモデル
僕の夢のひとつは、家電メーカーと協力して、「師範代Shinyaコラボモデル」を作ることです。
・カシオの電子辞書の「師範代Shinyaモデル」
・ソニーのウォークマンの「師範代Shinyaモデル」
・小型スピーカーの「師範代Shinyaモデル」
を作れたら最高です!
そして最終的には、この3つが1台に集約された「究極の英語学習マシン」を世に出します。
英語学習者の視点に立って、「こんなのあったらいいのにな」という機能を盛り込みます。
また、デザインや色も大事です。
開くたびにニヤニヤしてしまうぐらいカッコいいデザインのマシンだったら、英語学習へのモチベーションも上がります。
ポケットから取り出した時に、「え?何それ?」と皆から興味しんしんで突っ込まれるようなマシンは最高です。
「声の聞き取りやすさだけにこだわったスピーカー」を装備していたら、言うことなしです。
想像するだけでワクワクしてきます。
・・・こんな感じで、僕はよく妄想の世界に入ってニヤニヤしています。
もちろん、宝地図にも「師範代Shinyaコラボモデル」を売り出した時の写真を貼ってあります。
こうやってブログでも夢を書くことで、実現に近づけたらいいなぁ・・・と思っています。
ということで、僕は「英語学習3種の神器」がスマホに取って代わられることはない!と思っています。
だからこそ、あえて「やり直し英語革命」の本の中にも盛り込みました。
・・・つづく。
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