【4才の娘の言語習得日記②リーディング編】

 from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

前回の記事では、4才の娘がスピーキング(日本語)ができるようになるまでの、流れの記録をシェアしました。

今回は、リーディング力の方をシェアします。

僕は自分が何歳から文字を読めるようになったのか、ぜんぜん記憶がありません。

てっきり小学校ぐらいで初めて文字に触れて、授業で習って読めるようになるものだと思っていました。

でも、娘は4才の時点で、すでに少しずつ文字を読み始めています。

娘の保育園の子ども達も、すでに文字を読めるようになっていると娘が言っていました。(もちろん個人差があるとは思いますが)

去年の前半までは、娘は新しいアイテムや写真を見るたびに、短い人差し指を伸ばしながら、

「これ何て言うの?」

「これは?」

という質問を僕や妻のサヤに連発してきました。

あくまでビジュアルと発音を結びつけることに特化した質問内容がメインだったのです。

ところが、去年の後半あたりから、急に文字を指さして、

「これ何て書いてあるの?」

「これ何て読むの?」

というように、文字に関する質問に切り替わりました。

幼児教育の本を読んだら、ちょうどこのぐらいの時期に「文字に対する強烈な興味が発現する」と書いてありました。

本当にその探究心と好奇心はものすごく、こちらがうんざりするほど、質問の嵐を浴びせかけてくるのです。

そこで、サヤがお風呂で使える防水の「ひらがなシート」「カタカナシート」を使って、単発で文字を読み上げてリピートさせる練習を始めました。

お風呂が勉強タイムになったのです。勉強タイムといっても、娘本人が知りたがっていることにサヤが答えている感じなので、娘にとってはクイズ遊びみたいな感じなのかもしれません。

さすがに、まだ漢字は早いけど、アルファベットはいけるんじゃないか?ということで、アルファベット表も買ってきて、サヤがリピートさせるようになりました。

ただ、あくまで文字単体で認識しているので、たとえば、

「お」「む」「す」「び」というように、1つ1つをブツ切りで読み上げます。

そして、読み上げながら「おむすび」という1つの単語を認識するところまではいきません。

僕が普通のスピードで「おむすび」と発音すれば、娘は食べ物としてのおむすびを認識します。

でも、自分で一字一句読み上げている時には、まったく認識していない状態でした。

そんなことを繰り返すうちに、今年の春になって急激な変化が訪れました。

この時期の記録をシェアします。

↓↓↓

今年の記録シェア

2025年3月

ついに、文字を文章レベルでつなげて読み上げることができるようになった。

ただし、文章として認識しているかは不明。

棒読みだが、読み上げスピードは早い。

小さな「ッ」や「ョ」などは、そのまま読み上げてしまう。

(例「だった」→「だつた」、「きょう」→「きよう」など)

2025年4月

急に読み上げスピードが上がった。

そして、1つ1つの単語の区切りを認識し始めた。

その証拠に、「お」「む」「す」「び」と速めのスピードで発音した後に、「あ、おむすびか!」と、つなげて1つの単語として発音しながら、意味を確認するようになっている。

2025年5月

それまで単語レベルだった文字の認識が、文章レベルに進化した。

「おむすびを、食べました」みたいに、動詞と目的語を含めて、文章で文字を認識できるようになった。

小さな「ッ」や「ョ」などは、正しく読めることが増えてきた。

そのまま読んだ時も、戻って正しく読み直している。

この数ヶ月の進化は、めまぐるしい。

この進化の過程で、娘の脳内がどうなっているのか?まったく想像できない。

読めるようになった後のリアクション

娘は、「文字が読めるのが楽しくて仕方ない」といった感じで、ヒマさえあればとにかく、文字を読みまくるようになりました。

この探究心と好奇心が、文字に触れる時間を増やして、リーディング能力を飛躍的に高めているような気がします。

以前は、僕やサヤが、娘に絵本の読み聞かせをしていましたが、最近は立場が逆転しました。

娘が僕に、絵本の読み聞かせをするようになったのです。

僕は、読み聞かせをしなくて良くなったので、ラクができる。

娘は、僕に読み聞かせながら、ホメられるのが嬉しい。

需要と供給がマッチしています。

ちなみに僕は、今の段階では娘の読み間違えを指摘していません。

これはあくまで英語学習メソッドの応用ですが、初期段階でミスを指摘してその都度流れを止めると、一番大事な「文字の流れに乗る」という感覚を養えなくなるからです。

おそらく母国語の日本語も、先に流れに乗る感覚を身につけて、後から細かいミスを修正する方が、スムーズに習得できると思います。

だいぶ文字が読めるようになってきたのに合わせて、さらに驚く発言が、最近娘の口から飛び出しました。

 

・・・つづく

 

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