From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕の毎朝のトレーニング風景動画を出した時のお話の続きです。
前回の記事では、僕が音読トレーニングを始めた後に感じた「伸び悩み期間」の体験談とその理由をお伝えしました。
伸び悩んでいた理由は大きく2つありました。
・音読トレーニングの素材を「ふだん自分がレッスンで教えるテキストの例文に変えたこと
・英語力のレベルが上がったことで、今までのようなペースでは伸びなくなったこと
です。
1年たってこれに気付いてから、僕は音読教材を変えました。
この頃には、自分の教えているクラスのテキストの例文はだいぶ身体に入っていたので、音読で刷り込む必要性が薄れてきていました。
僕は1年ぶりに「自分の目で選んだ、自分に今必要な音読テキスト」を使い始めました。
その後の流れ
その後の僕の個人用トレーイングの流れは割と順調でした。
ただし、成果がTOEICの点数に反映されるのは、それまでよりも時間がかかるようになりました。
トレーニングを仕切り直してからは、こんな流れで進みました。
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①Z会の速読速聴英単語シリーズのTOEICバージョン(今売られている「GLOBAL900」の旧型)を音読素材にしました。(音読を毎朝30分+夜に精読30分)
加えて読みのスピードを上げるために、英字新聞を定期購読して、行き帰りの電車内で多読トレーニングを始めました。(片道約20分)
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・1年後に受けたTOEICテストで915点を取得(45点アップ)
・TOEICに飽きてきたので、英検1級にトライすることを決意
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②音読教材を変更しました。同じZ会の速読速聴英単語シリーズの最高峰「Advanced 1000」を始めました。(音読を毎朝30分+夜に精読30分)
英字新聞を定期購読は続けて、行き帰りの電車内で多読トレーニングをしました。(片道約20分)
英単語力を強化するため、英単語帳の「キクタン英検1級」を買って、風呂に入っている時間にボキャビルトレーニングを習慣にしました(約20分)
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1年後に英検1級を受験。筆記は1回目は不合格Aで、2回目で合格。
③英検1級の筆記を受け終わった直後から、音読素材を「二次面接用テキスト」に変更。
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二次面接試験は1回目で合格。
その勢いで調子に乗ってTOEIC満点を狙って受験したら、肩に力が入りすぎて大コケ(700点台にダウン)
焦ってすぐに受け直して、915点に戻す。
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④ここから「英語テスト向けの音読素材」をやめて、自分がその時に一番興味のあるテーマで音読するスタイルに変えました。
当時日本語版を読んで面白くてハマっていた「ミリオネア・マインド」という本を英語の原書で買って、音読素材にしました。オーディオブック(CD)も買って、著者のハーブエッカー氏自身が吹き込んだ迫力ある声をマネしながら音読しました。
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1年後に試しに受けたTOEICテストで自己ベストを更新(975点)
この頃からまたTOEICに興味がわいて、990点満点を目指して年6回受験。しかし点数は変わらず、あと15点の差がなかなか埋められずにイライラする。
TOEICの問題の制作者に踊らされている自分に気付き、「満点を取った先に究極の英語力があるとは思えない」と感じて、TOEICから離れる。
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⑤ここからは自分が興味のある本を自由に音読して、途中で飽きたらすぐ別の本に乗り換える、というスタイルになりました。
多読トレーニングで使っていた英字新聞のトピックが暗くなってきて、読むとヘコむので定期購読を解除しました。
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2016年5月にTOEICが大幅改訂されたので、調査も兼ねて久しぶりに本番テストを受験。(970点取得)
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⑥その後は自分のスタイルでラクにユルく音読トレーニングを続けています。
以上が、僕の音読トレーニングの歴史です。
次回は「なぜ、僕がまだ音読トレーニングを続けているのか?」についてお伝えします。
・・・つづく。
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