From 師範代Shinya(新村真也)
よく、英語学習を始めたばかりの人が言うセリフに、こんなものがあります。
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「ただ何となく趣味で始めただけなんで、私にはハッキリした目標がないんです・・・」
「私には人前で自信を持って言えるような、英語を勉強する理由がありません・・・」
この言葉には、「こんな私でも、英語学習を続けていいんだろうか?」という不安が見え隠れしています。
たしかに英語の本などには、「最初から目的意識を持て!」的なことを書いてあることが多いです。
目的意識がないと、英語は上達しないぞ!モチベーションは続かないぞ!
と。
僕の当初の目標
でも、僕自身は自分が28才でやり直し英語を始めた時、人前で言える目標は何もありませんでした。
一応、人に聞かれた時の建前の理由は、
「新しい趣味を始めようと思いまして。英会話はなんとなくできたらカッコいいかなと思って。」
という感じでした。
でも本音の部分では、
「英語をやる目的は、彼女ゲットです!ファッション雑誌の白黒ページコラムに載っていた『女性に出会える習い事ランキング』の2位に英会話スクールが入っていたので、通い始めました!
1位は『料理教室』で、実際に見学にも行きましたが、さすがに男性が少なすぎて緊張したので、英会話なら男女比がちょうどいいかなと思って、こっちにしました。」
というのが真の理由でした。
なので僕は、人に対して「英語学習は最初から大きな目標を持て!」とは、口が裂けても言えません。
目標はコロコロ変わる
その後、目標はコロコロ変わりました。
①(日本人の)彼女が欲しい!
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②英会話スクールの先生と飲みに行ってみたい!
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③外国人バーで知り合った友達と、もうちょっと深い話ができるようになりたい!
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④外国人バーでたまに見かける金髪美女と仲良くなって、2人でお出かけしてみたい!
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⑤森沢洋介先生の本に書いてある音読&瞬間英作文のメソッドを試して、どこまで行けるか?見てみたい!
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⑥TOEICテストで良い点を取ってみたい!
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⑦日本を飛び出して、海外で働いて生活してみたい!
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⑧英語の先生になりたい!
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⑨英検1級を取りたい!
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⑩英語の教授法の知識をもっと深めて、教えるプロの中でも一流になりたい!
という感じで、目標はコロコロ変わりました。
人前で言っても問題なさそうな目標になったのは、10個中⑤以降です。
思っていたのと違う部分で、嬉しい体験をする
さらに最初の頃に、
「英語ができるようになったら、こんなことしてみたいなぁ・・・」
と思っていたのとは違う部分で、嬉しいと感じる体験をすることがけっこうありました。
たとえば僕の場合、
「昔好きで何度も繰り返し見ていた映画を久しぶりに見たら、英語のセリフが聞き取れて感動した!」
ということがけっこうありました。
別に昔の映画のセリフが一部聞き取れたからといって、何か生活の役に立つわけではありません。
給料がアップするわけでもありません。
ちなみに、先ほど書いた10個の目標の中には、「映画のセリフが聞き取れるようになりたい!」というのは入っていませんでした。
僕はあまり「映画のセリフを聞き取れるようになりたい!」と思ったことがありません。
昔テレビで見ていた「日曜洋画劇場」に影響されて、日本語吹き替えの映画の方が、字幕版よりも好きでした。
でも、実際に聞き取れる経験をすると、けっこう嬉しいものです。
特に、少年時代によく見た映画のような、思い入れが強いものほど、セリフが聞き取れたときの感動が大きくなります。
映画のセリフ以外にも、
「どうでもいい部分で英語が読めたり聞けたりして、でも意外に嬉しくて感動する」
という経験を何度かしてきました。
人間が感じる喜びというのは、必ずしも「テストで良い点を取れた」とか「資格を取って給料がアップした」などの数値化できる結果だけではないようです。
むしろ、「他人から見るとどうでもいい、自分にしか分からない喜び」という体験の方が、感情的には強いような気がします。
僕は最近また、そういう喜びの1つを経験しました。
・・・つづく。
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