From  師範代Shinya(新村真也)
 
英語を身につける醍醐味は、何だと思いますか?
 
と質問すると、色んな答えが返ってきます。
 
 
・TOEICの点数が上がると、給料がアップする。
 
 
・海外の人たちを相手にビジネスできるようになる
 
 
・海外の映画を字幕無しで楽しめるようになる
 
 
・外国人の友達が増える
 
 
などなど・・・
 
 
僕の考える「英語を身につける醍醐味」は、
 
 
「日本文化から開放されること」
 
 
だと思っています。
 
 
開放、と聞くと、日本文化を良く思っていないみたいに思われるかもしれません。
 
 
今は西洋文化と日本文化を中立的な視点で見られるようになりました。
 
 
それぞれの文化に長所もあり、短所もあります。優劣を競うこと自体、無意味だと思います。
 
 
ただ、昔の僕はそうではありませんでした。
 
 
僕は、子供時代から日本の「みんなと一緒に行動できる人=偉い」という文化にイマイチなじめず、小学校の通信簿には「協調性がない」という先生のコメントが毎回といっていい程ありました。
 
 
たとえ先生からの評価が下がっても、僕は単独で行動するのが好きでした。
 
 
学校を卒業して社会人になってからも、年上の人たちから浴びせられる「常識」という言葉にネガティブな感情を抱いていました。
 
 
でも、28才の時に何気なく始めた英会話がきっかけで、日本文化の「常識」を少し離れた位置で、客観的な視点で眺められるようになりました。
 
 
その結果、今までとは違った視点でものごとが見られるようになりました。
 
 
また、今まで「常識」だと思っていたことが、実は世界基準で見ると非常識だったりすることが分かるようになりました。
 
 
そして、「日本文化になじめない自分=ダメなやつ」というコンプレックスが、次第に解けていくのを感じるようになりました。
 
 
子供の頃からなんとなく自分の中にあった、日本文化の常識に対する「反骨精神」が、大人になって英会話を学んだことがきっかけで、自然に和らいだのです。
 
 
反骨精神が和らいだ結果、日本文化の長所も見えるようになってきました。
 
 
日本文化と欧米文化は、価値観やものの見方がまったく違います。正反対と言ってもいいくらいです。
 
 
英語と日本語の両方を話せるようになると、真逆の視点からひとつのことを見れるようになります。
 
 
 

日本的な発想から距離を置く

英語を身につけるためには、「日本的な発想」から距離を置く必要が出てきます。
 
 
たとえば、
 
 
「お疲れ様です」
 
 
という言葉は、英語文化にはありません。
 
 
How are you?
 
(調子はどうですか?)
 
 
という言葉を、同僚や上司、友達にかける習慣は、日本語文化にはありません。
 
 
そもそも、英語をダイレクトに日本語に変換できるものの方が少ないのです。
 
 
「日本的な視点や発想」から距離を置かないと、英語を自由にしゃべれる領域に達することはなかなかできません。
 
 
 

文化の違い

僕が好きなビジネス本のひとつに、「現代広告の心理技術101」というタイトルの本があります。
 
 
 
なんだか、学術書っぽい響きですよね。
 
 
表紙もこんな感じで、あまり「広告」「ビジネス」「商売」という雰囲気はありません。
 
 
一方、この本の原書(英語)のタイトルは、「Cashvertising」です。
 
 
Cash(お金)とadvertising(広告)を組み合わせた造語です。
 
 
表紙もこんな感じです。
 
↓↓↓
 
 
 
金貨が積み上がっている写真です。思いっきり「この本読んだら儲かりまっせ!」というメッセージであふれています。
 
 
同じ本とは思えない程、雰囲気もメッセージもまったく違います。
 
 
なぜ、こんな違いが生まれるのでしょうか?
 
 
それは、文化の違いです。
 
 
 

お金持ちのイメージの違い

この価値観の違いは、「お金持ち」に対するイメージの違いから来ていると思います。
 
 
日本では、お金持ちは、
 
 
「ウラで悪行を働いている」
 
 
とか、
 
 
「周りの人から搾取して、自分だけ楽しんでいる」
 
 
といったイメージで見られることがあるような気がします。
 
 
一方、欧米では、お金持ちは、日本に比べてポジティブなイメージで捉えられていることが多い印象です。
 
 
その文化の違いは、テレビや映画のヒーローにも現れています。
 
 

欧米のヒーロー像

欧米のヒーロー、「バットマン」や「アイアンマン」は、実業家でお金持ちです。「チャーリーズ・エンジェル」も、主人公は女性3人ですが、バックには超お金持ちの実業家チャーリーがいます。
 
 
たくさん稼いだお金を使って、強くなれるハイテクマシンを作って、市民を守る正義のヒーローになっているのです。
 
 
ちなみに、敵として描かれるのは、スラム街で生まれ育った貧困層のアウトローだったりします。
 
 
こういう物語を見て育った欧米の子供達が、お金や商売に対してポジティブなイメージを持つのは当たり前かもしれませんね。
 
 

日本のヒーロー像

対して、日本のヒーローは、「ウルトラマン」です。
 
 
時代劇で言うと、「遠山の金さん」が典型例です。
 
 
ちなみに、僕が小学校高学年の頃にハマったヒーローは、「あぶない刑事」です。
 
 
ウルトラマン、遠山の金さん、あぶない刑事、には、共通点があります。
 
 
それは、彼らの職業が、「公務員」だという点です。
 
 
「公務員が、市民の代表として悪を討つ」
 
 
という図式が、日本文化の中に組み込まれているのです。
 
 
ちなみに、敵として描かれる相手は、「汚い商売をしてボロ儲けをする悪代官」や、「表向きは普通の会社を装って、ウラで麻薬の密売を行っている悪徳社長」だったりします。
 
 
この日本と欧米のヒーロー像の違いは、正反対で面白いですね。
 
 
(※この考察は、僕が大好きなビジネス書のひとつ、「投資家が一番大切にしていること」というタイトルの本の内容を元にしています)
 
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違う視点から見れる開放感

今のお金の話は、あくまで一例にすぎません。他にもいっぱいあります。
 
 
英語を身につける過程で、こういう発想の転換が生まれます。
 
 
その結果、日本文化から自分自身が開放されていく不思議な感覚を味わうことができます。
 
 
もし、日本文化しか知らなければ、他人が日本文化にそぐわない行動をするの見て、
 
 
「なんて常識のないやつだ!けしからん!」
 
 
という発想しか出てきません。
 
 
でも、欧米的な視点を身につけると、同じ人を見ても、
 
「ほぅ!こいつは日本的な価値観で動いていないな。いったいどこで生まれ育ったんだろう?どんな価値観を持っているんだろう?」
 
 
という視点で見れるようになります。
 
 
これは、やってみると分かりますが、「自分がラク」になります。
 
 
「日本の常識は、世界の常識ではない」ということを感覚的に理解できるようになると、日本文化になじめない自分を許せるようになります。
 
 
他人の言動に対しても、寛容になれます。自分とは違う考え方、違う生き方、違う言動を見ても、自分が動じなくなるのです。
 
 
また、自分が何かの決断をする時にも、判断基準が真逆の2つの視点からできるようになります。
 
 
・・・つづく。
 
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