From  師範代Shinya(新村真也)
 
(※僕が英会話スクール講師に転職してからの体験談です)
 
(→前回のつづき)
 
 
「英検1級にチャレンジしよう!」と決めてから僕がやり始めた教材のひとつは、「速読速聴英単語 Advanced 1000」でした。
 
↓↓↓
 

速読速聴・英単語 Advanced 1100 ver.4

 
※この本は、今は新しくバージョン4が出て、タイトルが Advanced 1100 になっていますが、当時は1000でした。
 
 
 

超長くて難しい構文!!

この本の中で使われている英文は、すべて「ネイティブ用の雑誌&新聞」から抜粋したものです。
 
 
エコノミスト
 
ワシントン・ポスト
 
ニューヨーク・タイムズ
 
ナショナル・ジオグラフィック
 
ネイチャー
 
 
などなど・・・
 
 
これらはすべて「高級誌」と呼ばれていて、ネイティブの中でも知的レベルが高い人たち向けに書かれていると言われています。
 
 
僕は一般向けのゴシップ誌、「National Enquirer」も買って読んだことがありますが、こっちの方がずっとカンタンで分かりやすい英語で書かれています。
 
 
この雑誌は、芸能人のスキャンダルや、都市伝説レベルの怪しい噂話まで載っていて、日本の雑誌で言えば、「フライデー」や、「週刊文春」みたいな位置づけだと思います。
 
 
個人的にはこっちの方が好きなのですが、英検1級に受かるためには、高級誌レベルの英語を読めるようになる必要があります。
 
 
 

どう違うのか?

Advanced 1000に載っているような高級誌で使われている英語と、週刊誌で使われている英語との違いは、どんなところにあるのでしょうか?
 
 
「扱うトピックの違い」は当たり前なので、それは置いておいて、それ以外の違いは3つあります。
 
 
①1文の長さ
 
②言い回し
 
③ボキャブラリーのレベル
 
 
です。
 
 
ひとつひとつ見ていきましょう。
 
 
 

1文の長さ

これが一番やっかいなのですが、高級誌の記事は一文がやたら長いです。
 
 
たとえば、Advanced 1000 の中に収録されている、ロサンゼルス・タイムズという雑誌から抜粋された記事は、こんな感じです。(トピックは日本文化です)
 
 
「何世紀もの間、男の世継ぎを産むことに価値を置いてきた伝統的なアジアの価値観を否定する驚くべき事実であるが、調査によると、日本の若い親たちの75%までが今での女の子の赤ん坊を好むということだ。」
 
 
 
始まりから「。」までが長いですよね?
 
 
これが英語で書かれているわけです。(同じ長さの英語を書く気が起こらないので、ここでの英文紹介は省きます)
 
 
日本語で読むとそうでもないかもしれませんが、英語で読むと、「どれが主語でどれが動詞か?」を判別するのが大変です。
 
 
読みながら、途中で意味が分からなくなってしまうことがよくあります。
 
 
これがもし、週刊誌のような一般向けの文章だったら、同じ事を言うにも短く切ってきます。
 
 
ちなみに、今あなたが読んでいる僕のブログ記事も、一文を短く切って、スペースを空けて読みやすくしてあります。
 
 
こういったブログ記事は、通勤途中やちょっとしたすきま時間にスマホで読む人が多いからです。
 
 
多少疲れている時でも、スーッと内容が頭に入ってきやすくするための工夫です。
 
 
ブログ記事を、大学の卒業論文のような文体で書いてしまうと、誰にも読んでもらえなくなります。
 
 
でも、高級誌では、容赦のない長さの英文が連続していきます。
 
 
そのスタミナを養うには、そういった文章を日常的に読むしかありません。
 
 
 

②言い回し

これもまた、Advanced 1000からの抜粋です。(童話の中の継母像、というタイトルの記事です)
 
↓↓↓
 
「一番きれいなのはだあれ?」と、自分の若くて漆黒の髪の競争相手を殺害しようと企む前に、白雪姫の継母は尋ねる。」
 
 
 
この日本語文を見て、すぐに意味が理解できましたか?
 
 
日本語訳が変なだけでは?と思われるかもしれないので、一応英文も付けておきます。
 
↓↓↓
 
 
Who’s the fairest of them all? asks Snow White’s stepmother before plotting to kill her young, raven – haired competition.
 
 
 
やっぱり同じですよね?
 
白雪姫のことを、
 
 
raven – haired competition(漆黒の髪の競争相手)
 
 
という表現で説明しています。
 
 
この凝った言い回しは、たとえ英単語の意味が分かっていても、「ん??」と頭の中に疑問が浮かびます。
 
 
僕は最初にこの文章を見たとき、「競争相手って誰だ?」と思いました。
 
 
女性は、「自分より若くて美しい女性」を競争相手として見る・・・
 
 
という心理を言い表しているようですが、僕はパッと読んですぐにその感覚はつかめませんでした。
 
 
週刊誌では、こんな凝った言い回しは出てきません。
 
 
でも、高級誌ではこんな風に、凝った言い回しがたくさん出てきます。
 
 
 

③ボキャブラリーのレベル

さっきの例文をもう一度見てみてください。 
 
Who’s the fairest of them all? asks Snow White’s stepmother before plotting to kill her young, raven – haired competition.
 
 
(一番きれいなのはだあれ?」と、自分の若くて漆黒の髪の競争相手を殺害しようと企む前に、白雪姫の継母は尋ねる。)
 
この文章の中では、「きれい」「漆黒の髪」といった表現を使っています。
 
 
ふつうに思い浮かぶ英単語は、
 
 
きれい=pretty, beautiful
 
 
漆黒の髪=black hair
 
 
といったところです。
 
 
でも、この英文の中では、
 
 
きれい=fairy
 
 
漆黒の髪=raven – haired
 
 
という英単語が使われています。
 
 
日常会話やビジネスの場面で使われる英単語とはちょっとカテゴリーが違います。
 
 
何というか、詩で使われるようなドラマチックな表現です。
 
 
こういう表現は、「頭がいい人っぽく」に聞こえます。ふだんから難しい本を読み、色んな言葉を知っている人が好みそうなボキャブラリーです。
 
 
英検1級レベルの文章を読みこなせるようになるには、こういった文体に慣れておく必要があります。
 
 
僕にとって、Advanced 1000 のテキストは、そのために使える最高の教材でした。
 
 
・・・つづく。
 
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