From  師範代Shinya(新村真也)

(※僕がカナダにビジネス留学していた頃の体験談の続きです)

 

僕がカナダのバンクーバーの職場での生活に慣れてきた頃のこと。

 

僕は、あることに気づきました。

 

それは、「職場の飲み会」がないことです。

 

日本の会社では、新人が入ってきたり、誰かが異動になると、その度に部署の全員が集まって飲み会をやります。

 

それ以外でも、昼休みに会話の流れで、

 

「今夜、飲み行く?」

 

みたいなノリで飲み会が開催されています。

 

でも、ここカナダではそういった習慣はないようです。そういえば僕のホストファミリーを観察していても、今まで一度も「職場の飲み会で帰りが遅くなる」というシチュエーションはなかったように見えます。

 

僕が職場の飲み会を好きになれなかった理由

実は、僕は日本でこの「職場の人たちとの飲み会」の文化はあまり好きではありませんでした。

 

理由は3つあります。

 

お酒が飲めない

まず一つ目は、僕はお酒が飲めないということです。お酒を飲むと、30分~1時間くらいで頭痛がしてきて、調子が悪くなります。そして、次の日の朝は起きれなくなります。

 

ところが、僕が高校を卒業してすぐに就職した鉄鋼場の職場の飲み会では、親方たちが僕のグラスにガンガンビールを注いできました。

 

ちなみに僕は炭酸飲料も苦手なので、ビールは最も嫌いな飲み物です。

 

でも、僕が拒んでいると、「なんだおまえ、付き合いが悪いな!」とか言われたり、「俺の注いだ酒が飲めねーってのか?」と怒られたりしました。

 

また、

 

「酒が飲めねーようじゃあ、これから男として社会でやっていけんぞ!飲めるようになるまで訓練しろ!」

 

なんてお説教されたりしました。

 

そして結局、無理矢理飲まされて、気分が悪くなる・・・というオチが待っていました。

 

今は、未成年に対する飲酒の取り締まりが厳しいので、あまりそういうこともないかもしれませんが、僕が18才の当時はそんなのお構いなしでした。

 

その後、転職して職場が変わっても、「飲み会で飲めない男は何かと損をする」という図式に変わりはありませんでした。

 

お酒が飲めて、飲み会を楽しめる人をうらやましく思ったこともありました。

 

また、お酒を飲まなくても全員一律で「飲み放題プラン」を注文して、割り勘にさせられるのも納得できませんでした。

 

断ると気まずくなる

2つ目の理由は、飲み会の誘いを断ると、怒られたり、気まずい雰囲気になることです。誘いを断るたびに、上司や先輩、同僚から、

 

「おまえは付き合いが悪い」

 

と面と向かって言われることが多くありました。僕は飲み会が苦痛だったので、この「強制力」はものすごくイヤでした。

 

「飲み会を断ることが、そんなに重罪なのか?仕事中はちゃんと周りに協力してるのに!どうして、仕事の後もみんなと同じ行動を取らないと非難されるんだ?」

 

と思っていました。

 

18才の頃からそう思っていたので、20代半ばくらいからだんだんうんざりしてきて反骨精神が芽生え始めました。

 

その頃には、飲み会の誘いは2回に1回くらいは断っていました。

 

人間関係が狭くなる

もうひとつは、人間関係の狭さです。僕は昔から、学校や会社のような、自分がふだん所属する組織の「外の世界」で友人や知り合いを作るのが好きでした。

 

高校の時は、休日のバイト先で知り合った「他校の生徒」と交流するのが好きでした。

 

社会へ出たら、空手やダンス、マジックや英会話などの趣味を通じて知り合った、「年齢も職業もまったく違う人たち」と交流するのにワクワクしました。

 

外の世界の人たちと話すと、新しい学びや発見があり、すごく楽しく感じました。

 

上下関係のない場では、僕がお酒を飲まなくても誰も何も言ってこないので、僕は安心してその場の会話を楽しめました。

 

年下の人たちから学ぶ

特に、自分よりもずっと若い世代=10才以上年下の人たちと話すことは、僕にとって学びの多い時間でした。

 

僕がダンスを始めた20代半ばの頃、同じダンススクールに通っていた中学生~高校生くらいだったメンバーたちと、よく一緒にご飯を食べに行きました。

 

彼らとは10才以上年が離れていましたが、同じ趣味を持つ者同士だったので、不思議なくらい話が合いました。

 

彼らとの会話の中で、今の学生たちの間で何が流行っているのか?とか、彼らの夢や感性、価値観を聞くのが楽しい時間でした。

 

(ちなみに、そのときのメンバーとは今でも交流があり、たまに会うと話が盛り上がります)

 

そのときの経験は、その後、僕がジーンズショップの店長になって10代のアルバイトの学生たちをマネジメントするときに、意外な形で役立ちました。

 

価値観の違い

もちろん、会社の同僚や上司との飲み会でたくさんのことを学べる人もいるだろうし、きっと意味があるからこそ、どこの会社でもそれをやっているんだと思います。

 

ただ、当時の僕自身は「会社の飲み会から学ぶ姿勢」がなく、参加する意味を見い出せなかっただけかもしれません。

 

・・・そんな感じで長くなりましたが、僕が会社の飲み会を嫌いだった理由は、

 

①お酒を飲めない

②断ると気まずくなる

③人間関係が狭くなる

 

という3点でした。

 

カナダでは同僚との飲み会はない?

そして、ここカナダでは、どうやらそういった職場の飲み会はビジネス文化の習慣になっていないようでした。

 

僕がホームステイしているホストファミリーのジョン&フローレンスに聞いてみたら、

 

「職場の飲み会なんてないよ!仕事後の時間はみんな自由に過ごしたいからね。」

 

と言っていました。

 

同じマーケティング部門の先輩社員のデイビッドに聞いてみたら、

 

「仕事後に同僚と飲みに行くかぁ・・・ないねぇ~!よっぽど仲が良ければ行く人もいるだろうけど。少なくとも、俺はない。日本の職場は何かと面倒そうだなぁ。」

 

と言われました。

 

僕はそれを聞いて、

 

「あぁ、ずっとここに住みたい!」

 

と思いました。

 

日本の「村社会」に馴染めなかった当時の僕にとって、「個人主義社会」のカナダは、とても魅力的に映りました。

 

・・・つづく。

 

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