from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※日本初上陸の英国ブランドAI翻訳イヤホン、CLIK Sのレビューの続きです。
前回の記事までで、イヤホン型の自動翻訳マシンの性能を詳しくお伝えしました。
ちなみにこれは、クラウドファンディングで発売されるタイプの商品です。
発売と言っても、クラウドファンディングの場合、アマゾンのように翌日配送ですぐに物が届くわけではありません。
「クラウド」は、cloud? それとも crowd? どっち?
クラウドファンディングは、ここ数年で世界中に広がった資金調達法です。
ちなみに、カタカナだとクラウドは、
① cloud = 雲
② crowd = 群衆
の2つの英単語が当てはまります。
どっちだと思いますか?
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答えは、②の crowd の方です。
群衆(cloud) 資金調達(funding)
を組み合わせてできた造語です。
インターネットを通して、自分の夢や活動を発信して、その想いに共感して応援したいと感じた人達から資金を募る仕組みです。
活動は何でも良く、目に見えるリターンがあってもなくてもOKです。
・目に見えるリターンがあるのが、購入型&金融型。
・目に見えなるリターンがない(心が満たされる)のが、寄付型です。
寄付型の実例
実際に僕の周りで見た寄付型の例は、こんな感じです。
僕の友達は「新婚旅行で世界一周」を計画しました。(コロナ前の話です)
でも世界一周をするためには、2人とも仕事を辞めなければなりません。
そこで、クラウドファンディングで資金を調達することにしました。
Facebookやインスタグラム上で友達に広く呼びかけて、
「私たち、2人とも仕事辞めて、新婚旅行で世界一周します!でもお金が足りません。応援してくれる方は、募金お願いします!」
と言いました。
その後すぐに日本を発ちました。
行った先の国々で、現地の様子を写真と文章でインスタやFacebookに投稿していました。
そうやって世界を回りながら、応援したい人達から資金を集めて生活費と移動費をまかなっていました。
お金を出した人は、2人の投稿を見ながら、一緒に世界を回っている気分になれます。
これは、寄付型のクラウドファンディングのタイプの一例です。
購入型の仕組み
売れるかどうか分からない斬新なコンセプトの商品の場合、ゼロから作ったり、海外から輸入したりするのは大きなリスクがあります。
特に中小企業の場合は資金に余裕がないので、商品製造コストや商品仕入れコストを大きくすることができません。
銀行からお金を貸してもらうのも、ハードルが高いです。
そこで、「商品がないうちから売って、お金を集めちゃおう!」というコンセプトが、クラウドファンディングです。
「こんな商品の試作品を作ったんだけど、欲しい人いますか?」
「こんな商品を海外で見付けたんだけど、欲しい人いますか?」
と、先にお客さんに呼びかけます。
そして、先にお金をもらい、資金を集めてから商品を大量生産したり、大量仕入れしたりします。
出資した人は商品を受け取りますが、しばらく待つ必要があります。
これが、購入型のクラウドファンディングです。
今回の翻訳イヤホン「CLIK S」は、購入型です。
まだ商品は輸入されていません。
サンプル品が数台あるだけです。
そして今回僕は、そのサンプル品の一台を無料レンタルさせてもらい、レビューしています。
レビューしたからといって、商品がもらえたり、お金がもらえる対価はありません。
僕はこういった英語学習に役立つガジェットを日本に広める応援がしたいので、レビュー依頼を受けました。
また、「正直なレビューをしていただいて構いません」と言われたので、不満点があれば、言えます。
クラウドファンディングは、新しいことに挑戦する人や企業を応援する仕組みです。
次回は最後の記事として、こういった斬新なガジェットが登場した時の「買いの基準」をお伝えします。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
8/12発売のCLIK Sの商品紹介ページはこちら(僕のYouTubeチャンネルも紹介されています)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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