【日本初上陸のAI翻訳イヤホンの機能を試す!mymanu CLIK S④】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む

※日本初上陸の英国ブランドAI翻訳イヤホン、CLIK Sのレビューの続きです。

前回の記事では、自動翻訳マシンの性能を試す時の注意点をお伝えしました。

何も考えずに翻訳させるセリフを言おうとすると、どうしても短いセリフになりがちです。

「お疲れ様です」

「よろしくお願いします」

「お先に失礼します」

といった短いフレーズは、日本の文化が埋め込まれているので、自動翻訳機が最も苦手とする部分です。

それよりも、自動翻訳機が力を発揮するのは長めの文章です。

「こういうことを言いたいんだけど、なかなか文章の構成ができない。」

というパターンや、

「言いたいことがあるけど、使う英単語が何個も分からないものがある」

といった場合は、特に役立ちます。

事前に話すことを準備しないと、変な内容を訳させてしまう

余談ですが、こういった翻訳エンジンを「長めフレーズ」で試そうとする時、事前の準備なしでは話すことが思い浮かばないことが多いです。

ついつい、日常会話で絶対使わないような、変な表現をさせてしまいがちです。

僕が最初にこのアプリに訳させた長文フレーズは、

「私の妻は丸顔で、私の1才の娘のホッペはモチ肌です。」

でした。

このフレーズをネイティブ相手に使う機会は一生なさそうです。

ちなみに翻訳結果は、

My wife has a round face and my daughter’s cheeks are glutinous.

と出てきました。

けっこう正確に訳しています。

「私の妻は丸顔」

と言うと、普通は

「私の妻=丸顔」

と認識するので、

イコールで結ぶ be 同士を使って、

My wife is a round face.

となちがちです。

そこを、ちゃんと has にしてきたのは、文脈からの判断でしょう。

かなり賢いですね。

また、「私の1才の娘のホッペはモチ肌です。」の部分は、

「1才の」の部分が何度言っても訳されませんでしたが、全体像としては言いたいことは伝わります。

ただ、「モチ肌」の部分は日本文化なので、やはり正確には訳せませんでした。

glutinous という単語は、表面がネバネバした、粘着質の物に対して使う言葉なので、確かにモチに対しては使えます。

でも、人間の「モチ肌」に対しては使えません。

「モチ」という言葉には「ネバネバ感」と「柔らかさ」の2つがあって、日本語のモチ肌は、柔らかさの方にフォーカスしているからです。

こういった文化的な部分は仕方ないにしても、ここまで文章を訳せたのは、かなりガンバっている方だと思います。

音読用テキストの文章を訳させる

こういう時に役立つのは、音読用のテキストです。

音読用のテキストは、ストーリーにつながりがあって、1文の長さがそれなりにあるので、翻訳機の機能をチェックするのに役立ちます。

僕は今回、音読用教材の決定版、「速読速聴英単語 Basic 2400」の中から、ユニット74の「アメリカと日本のクリスマス」を訳させてみました。

いくつかの翻訳結果をシェアします。

①日本でクリスマスを祝うのを知っていましたか?
↓↓↓
【翻訳結果】
Did you know celebrating Christmas in Japan?

※celebrating の部分が、テキストでは we celebrate になっています。

②クリスマスの前の丸1ヶ月は、クリスマスツリーや飾りをいたるところで見ることができます。

↓↓↓
【翻訳結果】

We like to say Merry Christmas and the little ones believe in the existance of Santa Claus.

※テキストでは、the little ones の部分が children になり、the existance of の部分はなくて、believe in Santa Clausになっています。

といった感じです。

多少の違いこそあれ、けっこう通じるレベルになっています。

今度は逆方向でテスト

次に、同じ文章を逆方向でテストしてみます。

テキストの英文を読み上げて、理解できる日本語に訳されるのか?

という部分のチェックです。

① Did you know we celebrate Christmas in Japan?

↓↓↓

【翻訳結果】
日本でクリスマスを祝うことをご存知ですか?

※「知っている」が「ご存知」と丁寧表現になりましたね。

 

② We like to say “Merry Christmas,” and little children believe in Santa Claus.

↓↓↓

【翻訳結果】
私たちはメリークリスマスと言うのが好きです。小さな子供たちはサンタクロースを信じています。

※and の接続詞が無視されて2文に分けられましたが、言いたいことはバッチリ通じます。

コミュニケーションは十分に成り立つ

他にも色々な翻訳をさせてみましたが、細かいニュアンスの違いは置いておいて、言いたいことは十分に伝わるレベルになっていると感じました。

コミュニケーションが十分に成り立つレベルです。

こういう翻訳機を使うシーンは、

「英単語が思い浮かばない」

「文章が1から組み立てられない」

という時なので、ずっとこれを使ってしゃべり続けるわけではありません。

そう考えると、十分に実用レベルに達していると思います。

ちなみに、このイヤホン型翻訳機は、今流行のクラウドファンディングで売られるタイプの商品です。

次回は、そこを詳しく解説します。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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