from 師範代Shinya
先日、マイナビニュースの記事でこんな内容を見付けました。
↓↓↓
この記事によれば、総務省統計局が発表した令和3年の調査によると、日本の社会人の平均勉強時間は、週平均で7分だそうです。
11「1日の平均」ではありません。「週7日間の平均」が7分です。
もちろんこれは平均なので、実際にはたくさん勉強している人と、まったく勉強していない人を合わせて割った数字です。
勉強している人と、していない人の差が大きいことの表れでもあります。
それにしても少ない数字なので、他の記事も検索して色々とデータを拾ってみましたが、どうやら日本は先進国中でダントツ最下位の数字だそうです。
平均値を押し下げている理由の1つとして、日本の社会人の9割が「まったく勉強していない」ということでした。
別の記事で統計グラフを見たのですが、
・日本では中学~高校時代までの年齢が勉強時間のMAX。
・その後は大学生の年齢になるとガクンと落ちる。
・社会人になるとまたガクンと落ちる。
・その後も年齢が上がるごとに、勉強時間は少しずつ落ち続ける。
ということが分かりました。
「けしからん!」と捉えるか?「これはチャンス!」と捉えるか?
この結果に対しては、大きく2つの見方があるようです。
①日本人が勉強しないのは、国力が落ちることにつながる!けしからん!という視点
②個人レベルで見れば、日本はチャンスにあふれている国。社会人になってから勉強する習慣を身に付ければ、それだけでトップ10%以内に入れる!という視点。
個人的には、僕は②の視点が好きです。
他の人が勉強しないことを批判することに時間とエネルギーを使うより、自分の勉強時間に充てる方がラクだからです。
そして、自分の勉強時間が増えれば、個人レベルでは日本の中で上位に行けます。
さらに、微力ながらも日本人全体の勉強時間の平均値を上げることにつながります。
英語学習者はトップ10%以上に入れる
僕は今回の記事を読んで、「ということは、英語学習者はみんなトップ10%に入れるじゃん!」と思いました。
英語学習をしている人で、週の勉強時間が7分以下の人はほとんどいないでしょう。
1日10分だけ音読や瞬間英作文トレーニングをしただけでも、もう日本人の週平均を抜くことになります。
さらに1日10分を週6日間続ければ、トータル60分です。
平均時間の8~9倍は勉強していることになります。
つまり、英語学習者はスゴいのです!
もしあなたが、1日7分以上英語に触れる時間が取れたら、それだけで自分をホメてあげるようにしてください。
英語学習をしていると、どうしても「勉強時間が少ない自分を責める」方向に向かいがちです。
「1日1時間やると決めたのに、今日は30分しかできなかった・・・やはり自分は意思の力が弱いな・・・ダメダメだ。」
というように。
でも、自分を責めるとそれだけでエネルギーが消耗していきます。
それよりも、
「今日は1日7分勉強したぞ!自分は今日トップ10%に入った!」
と思えば、前向きな気持ちになってきます。すると不思議なことに、
「あと7分勉強しようかな」
という意欲が湧いてきたりします。
そうやって少しずつ時間が増えていけば、気がついたら1時間やっていた、なんて状態になるかもしれません。
また、勉強というと机に向かってガンバるイメージがありますが、英語学習はどこでもできます。
電車のちょっとした待ち時間や、車の運転中に7分英語トレーニングをすれば、もうトップ10%です。
英語をやっている人自体も少ない
僕は社会人になってから、やり直し英語学習を始めたタイプです。
これを読んでいるあなたも、同じだと思います。
あなたの周りに、英語学習をしている人が何人いるでしょうか?
もし英語を日常的に使うお仕事をしていれば、同僚全員が英語学習者ということもあるでしょう。
でもそうでない場合は、おそらく10人中1人もいないのではないでしょうか?
僕が28才で英語学習を始めた時には、周りで英語を勉強している大人はゼロでした。
日本人の社会人で英語を勉強している人の統計などは聞いたことがありませんが、僕の肌感覚ではおそらく100人中1人いるかいないかレベルだと感じます。
やり直し英語学習者は、スゴいんです!
もしあなたが英語を1日10分勉強したら、それだけでスゴいことなのです!
そして、それを続けたら・・・どんな未来が待っていると思いますか?
次回は、僕自身のこれまでの勉強体験談を踏まえて、もう少し深掘り解説していきます。
・・・つづく。
p.s.大人の学びを習慣化したいなら、「英語のオンライン通学」という方法はいかがでしょうか?6月の体験セミナー参加者募集中です。詳細は画像をクリックしてご覧ください。
↓↓↓
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
コメントを残す