(→前回のつづき)
前回の記事では、僕とSayaが一緒に始めた新しいYouTubeチャンネル「Relationship Lab from Japan」についてお伝えしました。
このチャンネルは、完全に英語だけで作りました。
視聴者は英語圏の人達を想定して作っています。
日本文化を紹介する時にはテーマの日本語単語を紹介するつもりですが、基本的には英語のみで話します。
これは、最初の1本目の動画を実際に作ってみた時、めちゃくちゃ大変でした!
僕はこれまでに、日本語で話すYouTubeチャンネルを5年続けています。
英語のフリートークはそれなりにできます。
その経験を活かせば、けっこうラクにイケるのではないか?と思っていましたが、甘かったです。
・動画で話す
・英語で話す
・2人でかけ合いをする
この3つが組み合わさると、めちゃくちゃ難易度が上がることが分かりました。
動画で話すのが難しい理由
英語ではなく日本語で話すときにも、次の順番で難しくなっていきます。
レベル①
話す相手が目の前にいて、2~3人がお互いにリアルタイムで反応しながら会話する時(日常の雑談や、インタビュー動画撮影など)
↓↓↓
レベル②
話す相手が目の前にいて、一方通行で話す時(大勢の前でのスピーチやプレゼンなど)
↓↓↓
レベル③
話す相手がいなくて、反応もまったく分からない状態で、カメラに向かって1人で話す時(YouTubeや動画レッスンの撮影など)
という順番で難易度が上がっていきます。
おそらく多くの人達にとって、②の人前で話すシーンは、①の雑談に比べてずっと緊張度が高くなると思います。
③のカメラに向かって1人でしゃべり続けるのは、これよりさらに難易度がアップします。
目の前に人がいないので、緊張はしづらいです。
でも、逆に聞き手の反応がまったく見れない中で1人で話し続けるのが難しいのです。
言い間違いも多くなります。
2人のかけ合いはさらに難易度が上がる
さらに、レベル③の中でも、1人で話し続けるのと2人でかけ合いをしながら話すのとでは、また違います。
個人差はありますが、おそらく多くの人たちにとっては2人でかけ合いをする方が難しく感じるでしょう。
というのも、話すペースや、その時のテンションに違いが出るからです。
僕とSayaは日本語チャンネルで2人で発信し続けていますが、最初の頃は息が合わずに苦労しました。
僕が一方的に話してしまい、Sayaが沈んだり。
逆に僕がしゃべらな過ぎて、Sayaがやりづらいと感じたり。
1本の動画を作るのに、何度も撮り直しをしました。
でも、何度も繰り返すうちに、だんだんお互いのリズムが見えてきて、今は割とスムーズに「一発撮り」ができるようになってきました。
でも、これが英語版となると・・・また振り出しに戻った感じがしました。
英語でやるとさらに難易度アップ!
動画撮影を英語でやるとなると、めちゃくちゃ難易度が上がります。
まず最初に僕は、実験として、「スマホに向かって1人でフリートークし続ける」という作業をしてみました。
自分1人で1つのトピックについて、ひたすら英語で話し続けるのです。
これがやってみると、めちゃくちゃ難しく感じました。
日本語でもよく言葉に詰まって撮り直すのですが、英語でやるとさらに詰まります。
けっこうボロボロでヘコみました。
オンライン英会話レッスンの中ではスムーズに話せて自信があったトピックなのに・・・
まったく同じトピックでも、相手の反応がある時と、1人でスマホに向かって一方的に話す時は、難易度が大きく変わることを痛感しました。
特に英語になった途端、その違いをより強く感じました。
Atsuさんの学習法
有名ユーチューバーで英語の達人のAtsuさんが、以前、動画の中でご自身の英語勉強の遍歴を語っているのを見ました。
Atsuさんは、YouTubeを始めた頃から1人で英語でカメラに向かってフリートークしていたらしいです。
「台本は一切なし!」と言っていました。
英語力を上げるのが目的で始めたらしいのですが、その初期の頃の動画の中のAtsuさんは、すでに流暢な英語を話していました。
動画の最初から最後まで、ほとんど途切れることなく、スムーズに英語だけで話していました。
スゴ過ぎです!!
ちなみに、僕がやっているDMM英会話では、講師の先生たちの自己紹介動画が見れます。
みんな笑顔で軽やかに話していますが、実際にウラ話を聞くと、みんなすごい苦労しているようでした。
「あの動画を撮ってアップするまでに、20回撮り直した」
「途中で何度もつっかえて、結局40テイク目でやっと間違えずに言えた」
という人が多数派です。
ネイティブでさえも、そんな感じなのです。
それを日本人でスラスラできてしまうAtsuさんは、まさに超人と言えるでしょう。
僕は、いつかAtsuさんのようになりたいとは願っています。が、準備が整うのを待たずに英語版チャンネルを始めることにしました。
事前に台本を用意して、ガッツリ音読して覚えてから、スピーチ的な感じで動画を撮ることにしたのです。
台本作りで苦労したのが、Sayaとのかけ合いでした。
Sayaと僕の英語学習歴と英語力には、大きな開きがあります。
そんな中で、どうやってかけ合うか?
どうやって1本の動画を作ればいいか?
という問題がありました。
・・・つづく。
英語で話すYouTubeチャンネル「Relationship Lab from Japan」を見てみたい方はこちら
(チャンネル登録&高評価を押していただけると励みになります)
↓↓↓
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す