from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
やっと届いた、ネイティブ絶賛の英語の絵本を、いざ!娘に読み聞かせようとして、音読し始めました。
ところが・・・2ページ目に来たあたりから、読めない英単語が2つ出てきました。
ぬぬっ!分からない・・・
とりあえず、スペルから発音を予測しながら読み進めましたが、意味はイマイチ分かりません。
次のページをめくると・・・
知らない英単語が5個も出てきました!!
な、なにぃ~!!僕は焦りました。
これまでに、見たことも聞いたこともない英単語が並んでいるのです。
さらに次のページをめくると・・・
今度は知らない英単語に加えて、文章の意味が取れませんでした。
知っている英単語の並びでも、文章全体で何を言っているのか?分からないのです。
僕はどんどん焦ってきました。
さらに次のページでは、
Did he ~の後ろに、知らない形容詞が4連発!!
この絵本は、左側に文字、右側に大きなイラストがある作りです。
右側1枚のイラストを見るだけでは、英単語の意味は予測できないぐらい、知らない英単語だらけでした。
読み聞かせする余裕が吹っ飛ぶ
僕は、絵本を読みながら、「なにぃ~!また知らない英単語が!!」「ぬぬっ!これは何だ?意味分からん!」という感じで、日本語で叫んでいました。
娘に英語で読み聞かせるつもりが、自分の英語の勉強みたいになっていたのです。
しかも、使われている英単語の半数以上が知らない英単語なのです。負荷は50%以上!
こんなに意味が取れない文章を読んだのは、久しぶりでした。
難しいニュース英語やビジネス英語の記事ならまだしも、子供用の絵本でここまで読めないとは、屈辱的です。
僕はだんだんヘコんできました。
なんとか意地で読み進めましたが、たまに全部読めるページが出てきても、そのページ単体では意味が分かりません。
前後のページの意味が分からないと、文脈から内容がつかめないのです。
イラストもすごく大げさなので、意味を推測するのには役立ちませんでした。
とりあえず、分からない英単語は適当に推測して発音しながら、最後のページまで読み進めました。
ふと隣にいる娘を見ると、すでに飽きて別のおもちゃで遊んでいました。
僕が語り聞かせるようなしゃべりができなかったので、興味を失ったようです・・・
僕は、かつてない程の敗北感を味わいました。
辞書にない英単語
僕はその後数日間、その絵本からは距離を取っていました。
そして冷静さを取り戻した頃に、もう一度開いて、辞書を使いながら意味を取っていきました。
ところが・・・
この絵本の中にある英単語の多くは、辞書で調べてもイマイチしっくり来る意味が載っていませんでした。
さらに、辞書に載っていない英単語まであります!!
僕の持っているジーニアス英和大辞典の25万語の中にさえ、載っていない英単語もありました。
カシオの電子辞書のプロフェッショナルモデルで「複数辞書検索」をかけても、ヒットしない英単語です。
たとえば、この本の中で使われている「bugly」という英単語は、どこにも載っていません。
ためしにネットで検索しましたが、はやり日本語の意味はヒットしませんでした。
なんだコレは?造語か?
と思って、英語のネット記事を検索してみました。
意味自体は出てきたのですが、なんだか説明がしっくり来ません。
さらに、「spidies」という英単語も、辞書にもネットにもヒットしませんでした。
辞書をフル活用しても、全体の理解度は7割
僕はその後、一応辞書やネットで調べてヒットする範囲の英単語を見て、分かる範囲で全体の意味を取ってみました。
それでも、全体の理解度は7割程度でした。
僕が知らなかった英単語で辞書に載っていたのは、日本語で言うところの「ねっとり」「ガーガー」「ギラギラ(目線)」などで言い表されるような言葉が多いことが分かりました。
さらに、僕が知っている英単語の中にも、今まで聞いたことのないような意味で使われているものもありました。
辞書をフル活用しても、この程度の理解度なら、そりゃ分からないわけだ!と思いました。
でも、辞書やネットなど、僕の持つリソースをフル活用しても意味が取れないとなると、もうネイティブの先生の力を借りるしかありません。
僕は、この絵本を自分にオススメしてくれたアメリカ人の先生のレッスンを再び予約して、分からない部分を全部質問してみることにしました。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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