from 師範代Shinya
僕はこのブログ記事を、パソコンを使って書いていません。
ネットにつながらない小型のワープロ「ポメラ」で書いています。
5年前にブログ記事を書き始める直前に、ポメラの1台目をゲットしました。
僕がポメラを使ってブログ記事を書き始めた理由は、「執筆を習慣にして、長く続けるため」です。
新しいことを習慣にするためには、環境への投資が必要です。
学校に通ったり、道具に投資したり、何かしら環境を変えないと、新しいことを続けて習慣にすることは難しいです。
そこで、文字しか書けないガジェットのポメラを買いました。
その結果、この5年半、毎日休まず記事を書き続けられています。
書いた記事の総数は、2000本を超えます。
「引き算」で生まれた道具
ポメラは、初代が2008年に発売されて、大ヒットしました。
パソコンとは真逆のコンセプトで、文字を書くこと以外の機能をそぎ落とした「書く人のための道具」です。
メーカーは、テプラなどの文房具で有名な、キングジムです。
その後、ポメラは進化を続けながら、数年おきに新モデルが発売されてきました。
現行モデルは、6年前に出た6代目のモデルでした。
僕はこの5年間で、4代目、5代目、6代目のポメラを使ってきました。今使っているのは、6代目です。
妻のサヤも、文字を書くときにはポメラの4代目を使っています。
そして今年7月に、7代目の最新モデルが発売されました!
ポメラファンは待ち望んでいた、新型です。
書く人のマストアイテム
ポメラは、作家や記者などの間でマストアイテムになっています。
一般層にはまったく響きませんが、毎日文字を書く人達の間では、「ポメラなしでは生きられない」という人が多いです。
そういう人達は、「ポメラニアン」と呼ばれています。
僕もポメラニアンの1人です。
もう、ポメラのない生活は想像できません。
どんなにパソコンが進化しても、ポメラは時代の流れに逆行し続けてくれます。
今回の最新モデルも、ネットにつながりません。
メールのチェックすらできません。
ネットにつながらないので、英文のスペルチェックや文法チェックもできません。
その結果、ポメラニアン達から愛され続けているのです。
ポメラを開くと脳にスイッチが入る
文章を書いている時に一番必要なのは、集中力です。
集中力を保つためには、気を散らす要素をできるだけ抑える必要があります。
「パソコンでタイピングして、その時だけネット通信を切れば、同じ環境が実現できるんじゃないか?」
と思われるかもしれません。
でも、パソコンはポメラの代わりにはなりません。
ポメラは、開いた瞬間に脳にスイッチが入る感じがします。
これはおそらく、人間の脳の機能の1つだと思います。
毎日決まった時間に決まった場所に座り、ポメラを開いて画面を見ると、その瞬間に脳が「文章執筆モード」になるのです。
不思議ですが、同じことをパソコンでやろうとしても、まったく効果がありません。集中できないのです。
ネット通信を切っていても、変わりませんでした。
おそらく「ふだん、他の作業でも使っている道具」ではダメなんだと思います。
「ポメラを開いたら、文章を書く。」
ということを、脳が無意識レベルで認識しているようです。
不思議です。
電子辞書もやっぱり英語学習に必要
同じ理由で、電子辞書も英語学習に必要だと感じます。
今はスマホやタブレットのアプリで辞書が充実しています。
僕もiPadに入れているジーニアスの英和&和英辞典アプリを愛用しています。
それでも、電子辞書は今でも使います。
やっぱり使っているときの感覚が違うのです。
辞書アプリと電子辞書のどちらが良い、悪いではありません。
どちらにも長所があって、短所があります。
辞書アプリの長所は、「手軽さと操作性」です。
画面をタップするだけで発音できたり、画面を切り替えられるのは快適です。
また、辞書アプリのネイティブ発音の音質も、電子辞書に比べてクリアで良い音で聞けることが多いです。
電子辞書の内蔵スピーカーは、スマホやタブレットのスピーカーには敵いません。
一方、電子辞書の最大のメリットはポメラと同じく、「集中力と脳のモード切替え」です。
電子辞書を開いた瞬間に、脳内が英語学習モードに切り替わって、気が散らなくなります。
これは、僕自身が長年電子辞書を使い続けているからこそ起こる現象だと思います。
道具と脳と身体が、一体化する感覚です。
この不思議な感覚は、iPadの辞書アプリでは味わえません。
この一体感が集中力を生み、集中力が学習効果を高めていると感じます。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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