From 師範代Shinya（新村真也）最近、ブログ読者さんから、こんな質問をいただきました。
「英会話スクールに通おうかどうしようか？迷っています。
シンヤ先生は英会話スクールに生徒として通っていた経験もあるし、英会話スクールで講師として働いていた経験もありますよね。
その視点から、語学学校についてシンヤ先生の意見があれば教えてください。」
という質問です。
その時は別のブログ記事へのコメントで質問をいただき、僕の方もかなりの長文で返信しました。
とても良いトピックなので、もうちょっと詳しく突っ込んだ内容で記事にして、ブログ読者のあなたと共有することにしました。
僕は大手英会話スクールに生徒として３年間通いました。
その後、自分が通っていた英会話スクールの講師として、８年間働いていました。
教わる側＝３年
教える側＝８年
の両方を経験しました。
（※注：このブログ読者のあなたなら、すでに説明する必要はないと思いますが、今僕がやっている「英語の達人養成ジム」は、いわゆる「英会話スクール」ではありません。コンセプトが違います。）
まず、結論からお伝えすると、
「英会話スクールに通った方が良いと思いますか？」
という質問に対する僕の答えは、
「英語学習の目的と状況によってYESにもなるし、NOにもなります。英会話スクールは、どう利用するか？によって、お金と時間のムダになることもあれば、投資元以上の価値を回収できることもあります」
です。
そう答える理由をお伝えします。
僕自身の個人的感想
まず、、僕自身はどうだったか？というと、
「英会話スクールに通って、本当に良かった！」
と思っています。
でも、
「英会話スクールに通ったから英語力が伸びたんですか？」
と言われたら、答えは「NO」です。
英会話スクールに通い始めた最初の１年間は、思ったほどの英語力の伸びは感じられませんでした。
他にも外国人の集まるバーに週３回通っていましたが、英語力そのもののアップには大きな影響を感じませんでした。
僕の英語力を伸ばしてくれたのは、英会話スクールではなく、１冊の本です。
森沢洋介先生の名著「英語上達完全マップ」という本に出会ってから、僕は音読トレーニングの重要性に気付き、思い描いた英語力を手に入れることができました。
でも、この本に出会った時に「ビビッ！」と来たのは、それまで１年間英会話スクールに通っていたからこそです。
それまで、
「こんなに実戦練習をやっているのに伸びないのはなぜだ？」
という葛藤があったからこそ、この本を読んだ時にその謎が解けて、「腑に落ちた」のです。
そもそも英会話スクールに通っていなければ、この本の真の価値に気付けなかったでしょう。
なので、あの１年間は、僕にとって「音読トレーニング」に出会うための準備期間だったと思っています。
その後も続けた理由
音読トレーニングに出会った後も、僕は英会話スクールにもう２年間、通い続けました。
なぜか？
それは、自分の英語力アップを加速するために「利用価値がある」と思ったからです。
ここから先は、僕自身が考える英会話スクールのメリット＆デメリットをお伝えします。
英会話スクールに通うメリット＆デメリット
英会話スクールに通うメリットは、
①自分より英語ができる人（先生や上のクラスメイト）に質問することで、自力で調べるより早く疑問点が解消できる。
②同じ道を目指す仲間と触れ合うことで、モチベーションアップができる。
③ネイティブと定期的に会話することで、「英語を学ぶ醍醐味」を味わうことができる。
という３点です。中には、それ以上の価値を受け取る人もいます。
たとえば、僕の通っていた英会話スクールでは、クラスメイトになって知り合った男女が結婚する、というケースが何回かありました。
結婚相談所に登録して何百万円も払うより、ずっと安上がりです。
英会話スクール通うデメリットは、
①テキストを自分で自由に選べない
②専門的なコーチングが受けられるとは限らない
③ネイティブの先生だからといって、文法的な質問に何でも答えられるわけではない
という感じです。
次回は、この点について詳しく見ていきましょう。
・・・つづく。
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