from 師範代Shinya
先日、テレビ東京の番組に、セブ島留学のQQイングリッシュが特集され、代表の藤岡頼光さんが出演していました。
僕はちょうどその時間帯に静岡の実家に上の娘を連れて帰っていたので、リアルタイムでは見れませんでした。(静岡では、テレビ東京の番組は配信されていないのです)
後日、見逃がし配信のTverでネット視聴しました。
QQイングリッシュは、今年の初めに僕自身が4泊5日でプチ留学した語学学校です。
17年ぶりの海外留学で、とても楽しい時間を過ごせました。
QQイングリッシュは2つの学校があるのですが、番組内で特集されていたのは、リゾートのマクタン島にある新しい校舎「ビーチフロント校」の方でした。
僕も滞在したのがビーチフロント校なので、実際に自分がこの目で見た場所がテレビ番組の中に映っているのが、不思議な感覚でした。
そして、僕が滞在中にオンラインでライブ対談をさせていただいた頼光さんが、番組スタッフを相手に話している姿を見て、さらに不思議な感覚になりました。
テレビ画面の中の頼光さんは、さすがに普段よりちょっと緊張している表情でした。
僕は心の中で、「頼光さん、ガンバれ!」と応援しながら見ました。
番組のコンセプトは「儲け話」
番組名は、「教えて、ガッポリ日本人」というタイトルで、日本人が海外に出て儲けている様子を取材する、というコンセプトで進んでいく、いかにもエンタメ色が強い方向性です。
僕がこの番組のタイトルを聞いた時に、「あれ?」と思いました。
なぜなら、僕は頼光さんと直接お話しさせていただいた時に、リアルな経営話を聞いていたからです。
QQイングリッシュは、オンライン英会話スクールで唯一の「先生全員を正社員で雇うスタイル」を採用しています。
正社員にすることで、スタッフの定着率が上がり、教えるスキルアップの定期トレーニングが可能になり、レッスンの質を全体的に底上げすることができるからです。
また、他の地域から移住してきた先生たちが、家賃の支払いで苦労しないように、ビル内に社員寮を完備しています。
そうすることで、家賃を抑え、交通費をゼロにし、通勤時間もゼロにできます。
この仕組みを維持するためには、人件費をはじめとする固定費が、莫大にかかります。
それでも、頼光さんはこの雇用システムにこだわって、続けてきています。
先生たちが安心して働ける職場を作ることで、レッスンの質が安定し、受講生の満足度も上がると考えているからです。
さらに、頼光さん自身の住んでいる場所も、QQイングリッシュのビル内にあり、かなり狭い部屋の映像を、YouTube動画で見ました。
頼光さん自身は派手な生活をしていないし、何より僕が実際にセブ滞在中に頼光さんと一緒にいる中で感じた、
「自分自身にお金を使うことより、周りの人たちにお金を使うことに興味があるタイプ」
なんだろうなという、直感がありました。
だから今回、この番組名を聞いた時に、僕は「あれ?」と違和感を感じたのです。
テレビ番組に出るリスク
もう1つ、僕はテレビ番組に出ることにはリスクがあると感じています。
それは、「自分の言葉がどう編集されるか分からない。仕上がりに口を出す権限がない」ということです。
これは僕の個人体験ですが、以前東京に引っ越す前に、地元の静岡でテレビ局の街頭インタビューに答えたことがありました。
駅前を歩いていたら、カメラマンとマイクを持ったスタッフに声をかけられ、
「この駅を改造する案が出ているが、どれについてどう思いますか?」
というインタビューに答えて欲しいと依頼されました。
僕はOKですよと答えてから、自分の意見を考えました。
実は、僕はその駅の改造計画について、特に強い自分の意見はありませんでした。
ただ、当時は英検1級の2次試験(面接試験)対策をしていたので、その習慣が役立ちました。
理由を言いやすい立場はどちらか?を10秒で考えた結果、「改造賛成派」の方が良いと分かりました。
スタッフの方が撮影準備をしている最中に、自分が賛成する理由を3つ考えて、本番では英検の面接と同じように、
①結論
↓↓↓
②理由3つ
↓↓↓
③再び結論で締め
という流れで話しました。
英語でスピーチするより、やっぱり日本語の方がラクだな~と感じました。
後日、自分がインタビューされた番組を見てみたら、目玉が飛び出るほどビックリしました!!
僕の話した内容の大部分がカットされて、うまくつなげて全然違うことを言っているように編集されていたのです!
僕の意見は「改造に全面賛成」だったのに、編集の切り貼りによって、
「どちらにも賛成しない中立派」
みたいな意見に変えられていたのです!
僕はそれを見て、「おぉ!!スゲー!!」と叫んでしまいました。
こんな魔法のようなことができるのか・・・と。
どの言葉も、確かに僕が言った言葉です。
それをうまくつなぎ合わせると、まったく違う意見を言っているようにコントロールできることに、驚きました。
僕はもともと自分の中に個人的な意見があったわけではなく、あくまで英検1級対策のノリで答えたので、どう編集されても気にならなかったのですが、もし僕に信念があったら・・・きっと怒りがこみ上げてきていたでしょう。
それ以来、僕はテレビの取材番組の「一般人の意見」を見る目が変わりました。
「この言葉は、うまく編集されているだけかもしれない。番組側の欲しい意見になるよう、印象操作されているのかも。」
と思うようになったのです。
だから、今回のQQイングリッシュのテレビ出演も、頼光さんの意向と違うように放映されるリスクがあるのでは?と心配していました。
でも、後から頼光さんのブログ記事を読んで、「あっ!そういうことだったのか!」と分かりました。
頼光さんは、色んなリスクをかぶってでも伝えたいメッセージがあったのです。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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