【高卒の40代男性が英単語帳DUOの例文を全文暗記した結果、人生が変わった体験談⑤】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

※DUOセレクトで人生が変わった「藤岡頼光さん」の著書のレビューの続きです。

日本に帰って書店でDUOセレクトを手に入れた後、フィリピンの留学先に戻って、学習を始めました。

DUOセレクトを使った学習を先生に頼んで、マンツーマンの授業でやってもらったのです。

内容的には、発音重視のレッスンです。

(以下、本から引用)

①先生に例文を読んでもらう

↓↓↓

②各単語の発音やアクセント、さらにセンテンスの切れ目などを教えてもらう

↓↓↓

③それに沿って私も読んでみる

↓↓↓

④先生におかしなところを直してもらう

↓↓↓

⑤すらすら言えるようになるまでくり返す

という流れです。

「あれ?でも、発音練習ならDUOには専用CDがなかったっけ?」と思われたかもしれません。

その通りです。

DUOには専用の別売りCDがあります。

でも、頼光さんは日本に一時帰国した時に、書店でCDを買い忘れてしまったそうです。

そこで、フィリピンの先生に発音指導してもらったのです。

僕はこの話を聞いて、「日本の英語学習者の環境は、なんて整っているんだ!」としみじみ実感しました。

母国語で書かれた英語テキストの選択肢が充実していて、DUOのような名著もあり、ネイティブのお手本音声は当たり前のように付いている。

しかも、英語テキストの値段は、そんなに高くない。

そんな恵まれた英語学習環境にある国の人は、世界中を見渡しても日本だけかもしれませんね。

1冊のテキストを使い倒す

テキストの選択肢が多いのは良いことですが、デメリットもあります。

それは、「すべてが中途半端になりがち」ということです。

1つのテキストを少し進めたら、すぐに次のテキストが気になってしまい、学習が浅いまま次のテキストに移る、というサイクルを繰り返す人は多いです。

でも、それだと英語力の伸びを実感するのは難しいです。

語学は、同じ例文を徹底反復して身体に刷り込むことが、一番効果があります。

スポーツで正しいフォームを身に付けるのと似ています。

頼光さんは、フィリピンの留学先でレッスンを活用しながら、10ヶ月かけてDUOセレクトの例文377本を暗記しました。

その間、他のテキストには見向きしていません。

あくまで1冊を使い倒すスタイルを貫きました。

もちろん、同じ例文を何度も繰り返すと、途中で飽きてしまうこともあります。

そこで頼光さんは、ゲーム性を取り入れた勉強法で変化をつけて、自分に合った形で進めていきました。

(詳しい勉強法については、本の中で細かく解説されていますので、ぜひ読んでみてください)

大事なことは、「自分の性格に合った形の勉強法を見付けて、自分を飽きさせない工夫を続ける」ということです。

DUOセレクトの例文で、夢が叶う

頼光さんが英語学習を始めたきっかけは、仕事の取引先の社長さん(イタリアのバイクメーカー)とバイク談義で楽しみたいということでした。

それが、DUOセレクトの例文を覚えたことで、実現したのです。

最初に対談した時には、まったく話が通じなかったのがウソのように、意思疎通ができるようになって、イタリア人の社長さんと仲良くなれました。

会話の中でDUOセレクトの例文を丸ごと使ってみたり、ちょっとだけ変えて使ってみたりしながら、会話を続けることができたのです。

夢が叶ったことで、頼光さんの英語熱はますます高まっていきました。

目標を達成した後に、燃え尽きてしまうパターン VS ますます燃えるパターン

よく「目標を達成すると、燃え尽きてしまう」ということがありますが、これはどんな目標を設定しているかによります。

僕がこれまで見てきた英語学習者の方々の例では、

①TOEICの点数アップや英検の合格だけを目標にしているパターン

②英語を使って外国人とコミュニケーションを取ることを目標にしているパターン

の2つに大きく分けられました。

①の場合は、目標達成後に完全に英語から離れてしまう確率が高いです。

特に会社から言われて仕方なくTOEICの点数を取ろうとしている人は、達成後にあっさり英語学習を辞めてしまうケースを何度も目撃してきました。

僕は「せっかくここまで続けたのに、もったいない!」と思うのですが、やはり強制力や苦痛を原動力にして勉強しても、続かないと思います。

一方で②のパターンは、目標達成後に新しい目標ができることが多いです。

「英語を話せるって楽しい!次はもっと深い話ができるようになりたい!」

という、さらなる欲が出てきて、モチベーションが上がります。

特に、「英会話でどんな内容を誰と話したいか?」までを決めて目標にしている人は、実際に目標を達成した後の方が、むしろモチベーションが上がることが多い印象です。

頼光さんもこのパターンだったので、イタリア人の社長さんとのバイク談義を楽しんだことで、英語へのモチベーションはさらに上がっていきました。

 

・・・つづく

 

DUOセレクトで人生が変わった「藤岡頼光さん」の著書はこちら

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p.s.2024年2月2日に藤岡頼光さんとの対談セミナー(無料)を開催することになりました!ぜひ聞きに来てくださいね↓↓↓

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From  師範代Shinya(新村真也)

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