from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※脳医学者の先生が書いた本「老害脳」を読んだ感想の続きです。
本の中にあった「老害脳チェックテスト」を受けてみたら、僕はステージ2の「老害プレステージ」と診断されました。
このまま何もしないでいたらヤバい!と思い、さっそく解決策のパートを読んでみました。
この本を読んでいて救いを感じるのは、すべてのタイプの脳の変化に対して、対処法が書かれていることです。
まるで、お医者さんが処方箋を出すような感覚です。
特に脳の場合は、行動を変えることで刺激を与えて、衰えていた働きを取り戻すことができるそうです。
つまり、老害脳は一度発症したからといって、その後ずっと変わらないわけではない、ということです。
この本には、具体的な行動プランや考え方のアドバイスが、各タイプ別に詳しく書かれています。
ここでは、そのエッセンスだけを引用してご紹介します。
(興味が出たら、ぜひ本を読んでみることをオススメします)
※ちなみに僕が読んでいて自分自身に思い当たるのは、①、②、⑧の3つでした。
自分に当てはまるタイプ①思考系
老害脳タイプ①思考系タイプ
知らないものや新しいものに、否定的・消極的
治療法:意図的に新しいことに取り組む、睡眠時間を増やす
※個人的感想:僕はここ数年で、自分がこの傾向が強くなったと感じています。新しいことに否定的ではありませんが、消極的です。
もともと1つのことにハマると、ずっとそればっかりやって深めるのが好きなタイプなので、この傾向が強いのかもしれません。
自分の専門である英語学習、コピーライティング、男女のパートナーシップの心理学に関しては、新しい情報や本が出るとすぐ知識をアップデートするのが楽しいです。
ただ、以前は絶えずチェックしていた最新の音楽情報や、ファッション雑誌もまったく読まなくなりました。
今人気の芸能人の名前を挙げろと言われても、まったく分かりません。
こういうことに幅広く興味を持ち続けるのは、けっこう大変です。
ただ、新しいことという点では、娘たちが生まれたことで、これまで言ったことがない場所に行く機会が増えました。
僕にとって新しい世界は、保育園の発表会、キッズ向けの地域の祭りイベント、親子向けの公共の教育施設(科学館など)、昆虫展です。
これらを義務感からではなく、心の底から楽しむように意識してみようと思いました。
自分に当てはまるタイプ②感情系
老害脳タイプ②感情系タイプ
感情的で怒りっぽい
治療法:自分で自分をホメる。買ったことのないもの買う。(特に洋服)
個人的感想:僕は、ふだんは他人に対して感情的に怒ることはほとんどありません。でも、幼い娘2人に対しては、けっこう感情的になってしまいます。
ちなみに、妻のサヤとも大ゲンカすることもたまにあります。ただ、サヤとのケンカは、男女のパートナーシップ心理学の視点から見るとお互いの理解を深める手段になると分かっています。
ただ、子どもに対しては、親が厳しくしすぎると将来の心の形成にどのような影響が出るかを、児童心理学書を読んで知ったので、気になっています。
そこで僕は、この本に書いてある通り、「自分で自分をホメる」ことにしました。
子どもが言うことを聞かなくても、「自分は親としてよくやっているぞ!」とか、「子どもが言うことを聞かないことと、自分の価値は関係ない。自分には価値がある。」と、言い聞かせるように最近、意識し始めました。
また、最近新しく服を買い始めました。
僕は、結婚前に婚活していた頃には、定期的に服を新調していました。
婚活パーティーなどで女性と会った時の第一印象を良くするための戦略です。
でも、結婚した後は、あまり服を買わなくなりました。
さらに子どもが生まれてからは、育児で服が汚れやすいので、新しい服はまったく買っていませんでした。
別になくても困らないのですが、やっぱり10年前の服の色や柄、シルエットなどには、どことなく「平成感」が漂っているのです。
そこで最近、自分の私服を大幅にアップデートしました。
とはいえ、あまり高い服を買うと、もったいなくてふだん着れなくなります。
僕が私服を着るシーンには、必ず子どもがいるので、抱っこした時によだれを付けられて「こらー!俺の服を汚すな!」なんて怒ってしまっては、本末転倒です。
だから、ユニクロやGUなどの、リーズナブルだけどトレンド感も取り入れた服をメインに買い換えていきました。
その結果、確かに気分が変わりました。
新しい服を着ると、新しい自分に生まれ変わったような気分になります。
明らかに脳に影響があるのを実感しています。
服を新調するのは単純な方法ですが、けっこう効果があることが分かりました。
次回は、他の脳タイプも見ていきましょう。
・・・つづく。
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