【なぜ僕は毎日同じ英語勉強メニューでも飽きないのか】

from 師範代Shinya

英語学習をしていると、

「毎日同じことをしていて飽きませんか?」

と聞かれることがあります。

たしかに、外から見るとそう見えるかもしれません。

同じテキスト。

同じ英文。

同じ音読。

同じ瞬間英作文。

同じオンライン英会話。

一見すると、変化がなくて退屈そうに見えると思います。

でも、僕の中での感覚は少し違います。

同じ英文でも、

いや同じ英文だからこそ、

毎日やるたびに小さな変化に気づけるんです。

昨日より少しスムーズに読めた。

前よりも口が回るようになった。

以前は詰まっていた文が、今日は自然に出てきた。

こういう小さな変化があるから、僕は意外と飽きません。

むしろ、毎日違うことをやる方が、僕にとってはモチベーションを保ちにくいかもしれません。

同じ英文だからこそ、変化が見える。

英語学習で面白いのは、

まったく同じ英文を読んでいるのに、

自分の状態が毎日違うことです。

昨日まで口がもつれていた英文が、今日は急に言えるようになる。

昨日はまったく出てこなかった英単語やフレーズが、今日は思い出せる。

前は意味を追うだけで精一杯だった英文が、今日は情景まで浮かぶ。

こういう変化は、同じ英文を繰り返しているからこそ分かります。

毎日新しい英文ばかり読んでいたら、それが自分の成長なのか、ただ英文の難易度が違うだけなのか、分かりにくくなります。

でも、同じ英文なら比較ができます。

昨日の自分。

先週の自分。

1ヶ月前の自分。

同じ素材を使っているからこそ、自分の変化が見えるんです。

僕はこの感覚がけっこう好きです。

派手なことを毎日やっているわけではありません。

音読したり、

瞬間英作文をしたり、

同じ英文を何度も口に出したり、

かなり地味なことを繰り返しています。

でも、その地味な繰り返しの中で、

「あれ?前より言えるぞ」

「この文、前は考えないと出なかったのに、今は自然に出たな」

という瞬間がありました。

その瞬間があると、人はまたやりたくなります。

毎日違うメニューは、成長に気づきにくい。

もちろん、いろいろな教材に触れることが悪いわけではありません。

新しい教材は楽しいです。

新しいアプリ。

新しいテキスト。

新しいYouTube動画。

新しい勉強法。

最初はワクワクします。

でも、毎日メニューを変えすぎると、

意外と自分の成長に気づきにくくなります。

今日は単語帳。

明日は海外ドラマ。

明後日は文法動画。

その次は英会話アプリ。

こうやって毎日バラバラにやっていると、

勉強している感じはあります。

でも、

「何ができるようになったのか?」

が見えにくいんです。

人は、成長が見えないと不安になります。

こんなにやっているのに伸びているのかな。

自分には向いていないのかな。

もっと別の教材を探した方がいいのかな。

そうやって、また新しいものを探し始めます。

でも、新しいものを探すほど、また比較対象が変わります。

すると、さらに成長が見えにくくなります。

これは英語学習あるあるだと思います。

僕も昔は、もっと良い教材があるんじゃないかと思って、

いろいろ試した時期がありました。

でも、結局強かったのは、

「これをやれば自分の変化が分かる」

という定番メニューでした。

同じ英文を読む。

同じ構文を口に出す。

同じ表現を何度も使う。

一見地味ですが、この方が、自分の上達に気づきやすいんです。

そして、上達に気づけると、モチベーションは保ちやすくなります。

人は「前に進んでいる感覚」で続けられる。

僕は、英語学習を続ける上でいちばん大事なのは、気合いや根性ではないと思っています。

もちろん、ある程度の粘り強さは必要です。

でも、それだけで何年も続けるのは難しいです。

人間は、

「少しでも前に進んでいる」

と感じられると、続けやすくなります。

逆に、

「やってもやっても変わらない」

と感じると、やる気が落ちます。

これは英語だけではなく、仕事でも運動でも同じだと思います。

筋トレでも、昨日より1回多くできた。

ランニングでも、前より少し楽に走れた。

仕事でも、前より早く終わった。

こういう小さな前進があると、またやろうと思えます。

英語も同じです。

完璧に話せるようになったから楽しいのではありません。

昨日より少し言いやすくなった。

前より少し聞こえるようになった。

前なら緊張して止まっていた場面で、今日は一言出せた。

その小さな前進が楽しいんです。

だから僕は、毎日同じメニューでも飽きないのだと思います。

同じことをしているようで、実は毎日、同じ自分ではないからです。

インプットとアウトプットがつながると、さらに楽しくなる。

最近の僕の勉強メニューは、

・午前中にインプット。

・夕方にオンライン英会話でアウトプット。

という流れが多いです。

午前中に英文を音読したり、瞬間英作文したりする。

そして夕方にオンライン英会話で実際に話す。

この流れにしていると、午前中に入れたものが、夕方の会話でふっと出ることがあります。

これはかなり嬉しいです。

「あ、今日やった表現が出た」

「さっき読んだ英文の言い回しが使えた」

「前より自然に説明できた」

こういう瞬間があると、インプットとアウトプットがつながった感覚になります。

英語が勉強から現実に変わる瞬間です。

これがあると、さらにモチベーションが上がります。

僕はオンライン英会話では、フリートークをすることが多いです。

レッスンが始まるまで何を話すか分からないこともあります。

完全アドリブです。

だからこそ、午前中に入れた表現が出てくると、

「あ、ちゃんと自分の中に残っていたんだな」

と感じます。

これは、ただテキストを進めるだけでは味わいにくい感覚です。

インプットしたものを、実際の会話の中で使う。

すると、英語はただの知識ではなくなります。

自分の言葉になります。

飽きない人は、刺激ではなく変化を見ている。

英語学習で飽きない人は、常に新しい刺激を求めている人ではないと思います。

むしろ、同じことの中にある小さな変化を見つけられる人です。

同じ英文。

同じ音声。

同じトレーニング。

でも、昨日の自分とは違う。

少し聞こえる。

少し言える。

少しラクになる。

この変化に気づけると、地味な勉強も楽しくなります。

英語学習は、毎日ドラマチックな成長があるわけではありません。

急にペラペラになる日も、ほとんどありません。

でも、

「あれ?前よりできるかも」

という小さな瞬間はあります。

その小さな瞬間を拾える人は強いです。

だから、毎日同じメニューでも飽きない。

むしろ、同じメニューだからこそ続けられる。

僕はそう感じています。

英語学習に必要なのは、毎日違うことをする刺激ではなく、同じことを通して、自分の小さな変化に気づく力なのかもしれません。

そしてその変化に気づけた時、勉強はただの作業ではなくなります。

昨日の自分を少しだけ超える時間になります。

僕が毎日同じ勉強メニューでも飽きない理由は、

そこにあります。

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