【最近、僕が「服のリサイクルショップめぐり」にハマった理由①】

 from 師範代Shinya

僕はこれまで、中古で服を買ったことがありませんでした。
 
経験値としては、20代の頃に、一度だけ古着屋さんを見に行ったことがあるぐらいです。
 
当時僕が通っていたダンススクールの先生が、いつもカッコいい服を着ていたので、僕もマネしようと思って、「先生はどこで服を買っているんですか?」と聞いてみました。
 
そしたら先生は、「僕はいつも古着屋さんで買ってますよ」と言っていました。
 
店名もいくつか教えてくれたので、僕は原宿に行って教わった古着屋さんを何件か回りました。その時が初めての古着屋さんです。
 
でも、店内にあるどの服も、落ちない汚れがついていたり、布地がボロボロの割に、値段が高く感じました。
 
さらに、色やサイズのバリエーションが多すぎて、何を選んだら良いのか分かりません。
 
僕はテンションが落ちて、あきらめました。
 
それ以来、中古の服屋さんに入ったことは一度もありませんでした。
 
ところが最近、また中古の服屋さんに行く機会がありました。
 
きっかけは、子どもの服探しです。
 
うちは上の子が4才で下の子が1才なので、成長スピードが早い年代です。
 
去年買った服は、もう今年着れなくなっています。
 
そんな状態で、新品の服を毎年買うのは、コスパが悪いと感じました。
 
そこで、妻のサヤと一緒に、子ども服も扱っている中古屋さんに行ったのです。
 
そこで僕は、衝撃を受けました。
 
新品の10分の1、場合によっては30分の1程度の値段で、ほとんど汚れていない子供服が売っていたのです。
 
1着100円~300円程度で、タグが付いている新品も買えることがあります。
 
おそらく、子供服は気に入ってスペアを買っても、結局着ないままサイズアウトしてしまうケースが多いからでしょう。
 
そのぐらいの値段であれば、たとえ買ってすぐに子どもが食べ物や飲み物をこぼして汚しても、自分の心が乱れて叱りつけてしまう確率が低くなります。
 
子どもと接していると絶対に避けられない「服を汚す」ということに対して、心が乱されないことは、大きなメリットだと感じました。
 
そして、子供服を売っている中古店には、たいてい大人向けの服も中古で売っています。
 
僕とサヤは、ついでに大人服もチェックして試着するようになりました。
 

リサイクルショップと古着屋さんの違い

リサイクルショップに置いてある大人向けの服は、僕が20代の頃に行った古着屋さんとは、まったく違う品揃えでした。
 
おしゃれなセレクトショップのブランド服で、とても中古には見えない状態の良いシャツが、10分の1程度の値段で売っていたり。
 
タグ付きの新品のユニクロや無印良品の服が、半額~3分の1程度の価格で売っていたり。
 
子供服に引けを取らないほど、コスパが良いのです。
 
店の雰囲気も、昔行った古着屋さんとはぜんぜん違います。
 
古着屋さんは、こじんまりした店内に、服がギューギューに詰まっている感じでした。
 
でも、リサイクルショップは、広々した店内に、ゆったり商品が並んでいます。
 
その後、僕は情報を調べて、古着屋さんとリサイクルショップの違いを知りました。
 
古着屋さんは、「ビンテージ品」と呼ばれる、年代物のレアなファッションアイテムを売っているお店です。
 
オシャレで目が肥えた人達が、知る人ぞ知るブランドの、過去の隠れた傑作アイテムを買うために訪れる場所が、古着屋さんなのです。
 
当然、値段はプレミアがついて高くなっています。
 
「え?こんな穴の空いたボロボロのTシャツが、1万円もするの?」
 
と目を疑いたくなるのは、それが理由です。
 
ボロボロっぷりにも、味があるので、むしろ価値が上がっているのです。
一方で、リサイクルショップはコンセプトが違います。
 
珍しいブランドでもないし、新品でも買える服を、安い価格で買える場所です。
 
タグ付きで未着用の「新古品」の服もたくさん置いてあります。
 
正直、服は一度着て一度洗濯したら、もう中古と新品の見分けはつきません。
 
そう考えると、圧倒的にコスパが良いジャンルです。
 

人の手に渡った瞬間に価値が下がる3大ジャンル

これは、たしか海外のビジネス書に書いてあったのですが、買い物の中には、「人の手に渡った瞬間に価値が下がるジャンル」があるそうです。
そのトップ3が、
 
①服
 
②車
 
③家
 
だそうです。
 
確かに、車も走行距離が短い「新古車」は、ほとんど新車と変わらない状態ですが、価格は10%~20%引きぐらい、場合によっては30%も安くなります。
 
元値が高い車でこの割合は、かなり大きな差を生みます。
 
家も、一度人が住むと、たとえそれが短期間で、汚れや傷みがほとんどなくても、価格が一気に下がります。
 
そして今回、服もまったく同じだと、僕は実感しました。
 
元値の10分の1の値段で、汚れがまったく見当たらない服を見つけて手に入れた時の興奮を一度味わうと、やみつきになります。
 
定価よりずっと安い価格で手に入れた服は、着る機会も増えます。
 
新品で買った服だと、「子どもをだっこした時に、よだれや鼻水を着けられたら困るな」とためらうところを、中古なら「まあ、この値段ならいっか!」と、着る勇気が持てるのです。
 
服に限らず、モノは頻繁に使ってこそ、投資元が取れます。
 
そういう意味でも、中古服はコスパが高いと感じるのです。
 

売る人が多いと、選択肢が増える

僕は、東京に引っ越してからリサイクルショップに行くようになったので、地元のお店との比較ができません。
 
でも、おそらく東京は人口が多い分、リサイクルショップに服を売る人も多いと思われます。
 
買う人も多いため、商品の回転が速いのです。
 
行くたびに、新しい掘り出し物が見つかる可能性があります。
 
去年新品で売られていた服が、ほとんど着られないまま、今年にはもう中古屋さんに激安価格で並んでいることもあるのです。
 
そういう服が見つかると、テンションが上がります。
 
そしてもう1つ、中古服を買うメリットがあります。
 
それは、「経験値が増えて、目が肥える」ことです。
 
僕にとっては、これが一番のメリットかもしれません。
 
 
・・・つづく
 
 

 

こちらの記事もオススメ↓↓↓

「英単語が覚えられないのは、あなたの努力不足ではありません」

—————————————

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓