From 師範代Shinya(新村真也)
今週の前半、東京では雪が降りました。
僕は去年の春に、静岡から東京に引っ越してきたので、今回が初めて見た雪でした。
静岡の気候は温暖なので、めったに雪は降りません。
(御殿場市や小山町などの標高の高い地域はめちゃくちゃ降りますが)
積もるほどの雪を見たのは、思い出せないくらい昔です。
なので、久々に降る雪を見て、ワクワクしてしまいました。
その日は自宅で仕事をしていましたが、午後ぐらいから少しずつ雪が降り始めました。
「せっかく雪が降っているのに、家にこもっているなんてもったいない!」
と思い立ち、夕方頃になって外へ出て散歩しながら景色を眺めました。
家の付近でこの時間帯に外へ出てはしゃいでいるのは、小さな子供か小学生くらいでした。
僕は、童心に返った気分でウキウキしながら歩いていました。
せっかくなので、雰囲気を味わうために、globeの「Departures」という、雪がテーマの歌を聴きながら歩きました。
翌日には一面真っ白に!
翌日、朝起きて窓を開けたら、一面が真っ白になっていました。
しかも、朝から晴れていたので、太陽の光が雪に反射して、キラキラと光り輝いています。
僕はこんな光景をほとんど見たことがなかったので、かなり感動して、しばらくボーッと見とれてしまいました。
ベランダ側の窓を開けると、10センチ以上の厚みの雪が積もっていました。
僕は、久しぶりに雪だるまを作ってみることにしました。
「せっかく作るなら、妻をイメージして、似せて作ろう!」
と思い、デコレーションしてみました。僕の妻は「超丸顔」なので、雪だるまで表現するにはピッタリです!
我ながら、けっこう似ている雪だるまができました。
「雪が降る」を英語で何て言う?
ところで、「雪が降る」を英語で何て言うのでしょうか?
答えは・・・
snow
です。
え?それだけ?
そうです。
snow = 雪が降る
です。
日本語だと、
「雪が」「降る」
という風に、「降る」という動詞を使います。
でも、英語では「snow」だけで、「雪が降る」までを表す動詞になるのです。
なので、
It snows.(←最後の「S」は、「三単現」のS)
とか、
It is snowing.
みたいに言います。
(天気を言う時には、主語は必ずitを使います)
すごくシンプルですよね。
ちなみに、「雨が降る」というのも同じです。
rain = 雨が降る
です。
It rains.
とか、
It is raining.
です。
僕が英語初心者の頃はよく、「雪が降る」「雨が降る」を英語で言おうとして、
「Snow is …. え~・・・あれ?降る、って何て言うんだろ」
とか、
「Rain is … ザーザー!(ジェスチャー交えて)」
とか言っていました(笑)
名詞を動詞にするだけ
こんな風に、英語では「名詞」を「動詞」のポジションに持ってくるだけで、「~する」という意味になります。
「It snows.」は、「雪る」
「It rains.」は、「雨る」
みたいな感覚です。
日本語でも、「グーグルで検索する」ことを「ググる」なんて言ったりしますよね。
あれと一緒の感覚です。
ちなみに、英語でも「google」を動詞のポジションに持ってくれば、「グーグルで調べる」という意味になります。
I will google it.
(それ、ググってみるよ)
みたいに使います。
何でもいけちゃう!
ちなみに、最近はインターネットとSNSが普及したせいで、こういった使い方はどんどん増えています。
Facebookや、LINEも、立派な動詞です。
以前、僕が外人バーで初めて出会った20代アメリカ人男性と仲良くなった時、別れ際に、
Facebook me later!
と言われました。
「後でフェイスブックで俺を検索して、友達申請してね!」
という意味です。
Facebook という単語を動詞のポジションに置くと、「Facebookで探して友達申請をする」という意味まで含んでしまうのです。
また、最近はLINEでやりとりする人が増えているので、
LINE me later!
(後で私にラインして)
という言い方が普通になってきています。
まあ、日本語でも「ラインして」は普通に使いますしね。
とりあえず迷ったら、動詞へポン!
なので、もし、動詞が分からずに迷ったら、名詞を動詞のポジションに、ポン!と置くだけで、ネイティブには通じます。
僕も、会話の最中に
「あれ?『~する』って英語で何て言うんだろう?」
と迷った時には、名詞を動詞のポジションに持ってきます。
かなり強引な使い方をすることもありますが、それでも相手がネイティブなら9割以上の確率で通じます。
やってみると面白いし、笑いが取れることも多いので、オススメです。
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