【20年ぶりに受けたボイストレーニング①】

From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

このブログ記事の「僕の体験談」シリーズの中で、20才の頃に演技の学校へ通ってボイストレーニングを受けた体験談を書いています。

そして、あれから20年たった今、もう一度ボイストレーニングを受けることにしました。

今回受けたのは、僕が20代の頃に受けたレッスンよりも、さらに発展させたトレーニングです。

あれから20年たった今、時代は進化しました。みんながスマホを持ち歩き、いつでもどこでもネットでつながれる時代が来るなんて、あの頃は誰も想像できませんでした。

そして、ボイストレーニングの世界も進化していました。

僕が20年前に受けたボイストレーニングと、今回僕が受けたものは、多くの点で違ったものでした。

 

ボイストレーナー毛利さんの圧倒的なプレゼン

僕がボイストレーニングを受けようと思った理由は、2つあります。

①YouTube動画の撮影機材を色々と試しながら、「より聞き取りやすい音質のマイク」を研究していたら、音マニアにしか気付かないような微妙な違いを追求する「コレクター沼」にハマっていると気付いたこと。

②そのタイミングで、たまたまボイストレーナーの毛利大介さんの圧倒的に説得力のあるプレゼンを聞いたこと。

この2点です。

①に関しては、前回の記事でお伝えしたので、今回は②について詳しくシェアします。

僕は去年、「伝道師クラブ」という名前のグループのメンバーになりました。

伝道師クラブは、経営者や営業の仕事をしている人たちが集まって、「伝わりにくい商品やサービスを、いかに伝わりやすくするか?」を研究する会です。

短く言うと、「わかりやすく伝える技術をみんなで磨こう!」というのがコンセプトです。

伝道師クラブのリーダーの小澤さんのお仕事は、とてもユニークです。

堅くてつまらなくなりがちな、「企業の営業用パンフレット」を、なんと「マンガ」にしてストーリー仕立てで作り直すことで、商品やサービスを分かりやすく魅力的に伝える仕事をしています。

伝道師クラブでは、「伝わる文章術」や「聞きやすい自己紹介」など、主に「言葉に関するスペシャリスト」を外部講師として招いて、セミナーをみんなで受けます。

その後また集まった時に、前回セミナーで学んだ内容を実践した結果を報告し合う、というスタイルです。

そんな伝道師クラブが、「伝わる声を身につけよう!」というコンセプトで、ボイストレーナーの毛利大介さんを呼んでプチセミナーをしてもらったのです。

参加者は40人ぐらい。会場は、ホテルニューオータニのバンケットホールです。

ランチミーティングなので、長いテーブルをくっつけて縦長に配置されています。

一番前の人と一番後ろの人は、遠すぎて声が届かないぐらいの感じです。

リーダーの小澤さんは、マイクを使って話ながら会を進行していました。小澤さんが、毛利さんを紹介しました。

 

声がもたらすエネルギー

毛利さんのプチセミナーは、これまで僕が見てきたどのセミナーよりも印象的でした。

「みなさん、こんにちは!ボイストレーナーの毛利大介です!」

最初に毛利さんがみんなに向かってあいさつした瞬間、広い会場内がビリビリと震えるほど大きくて良い声が響き渡りました。

毛利さんはマイクは使っていません。地声だけで会場内に響かせています。

明らかに、「ただ者ではない感」が漂いました。

声が大きいだけではありません。「とても良い声」なのです。低すぎず高すぎず、落ち着きを感じさせる声のトーンです。

「これが『イケボ』ってやつか!さすがプロ!」

と思いました。

毛利さんの声は、一番うしろに座っている僕の席までしっかり届きました。

怒鳴っているわけではないのに、まるでマイクを使っているかのように大きなボリュームで聞こえます。

いくらプロとはいえ、ここまで違うものなのか!!

と僕は圧倒されました。

毛利さんのあいさつのたったひと言で、その場の空気が変わるのを感じました。

その後、セミナーの中で毛利さんは、次のポイントを僕らに伝えました。

 

驚きの6ポイント

①人が「良い声だ」と感じる声には、一定のパターンと種類がある。そのパターンを知れば、良い声を意識的に出せるようになる。

②声質は、生まれつきのものではない。自分が声を出すときの「クセ」が、声質を決める。だから、そのクセを直すことで、声質はいくらでも変えられる。

③良い声を手に入れると、聞いた相手の反応が変わる。

④良い声を手に入れると、自信が付く。

⑤良い声を手に入れると、異性にモテる。

⑥実は毛利さん自身も、長年自分の声にコンプレックスがあった。

最後の⑥を聞いたとき、みんなが「え~?そんなに良い声なのに??」というリアクションでした。

そこで毛利さんは言いました。

毛利さん:「今、みなさんが聞いている僕の声は、僕の地声ではありません。

訓練によって身につけたスキルを使って出している声です。

胸を共鳴させながら、喉を開いた状態で、みんなが良い声だと感じるトーンをキープしながら話しているんです。

僕の地声は、出川哲朗です。ちょっと元に戻しますね。」

そう言うと、毛利さんは自分の胸に手を当てて、「ロックを外す」ような感じの動きをしました。

毛利さんの地声

毛利さん:「これが、僕の地声です。どうでしょうか?先ほどとは別人のように聞こえませんか?」

あーー!!本当だ!!出川哲朗だ!!

会場にどよめきが起こりました。

毛利さん:「僕はこの声のせいで、よくバカにされたり、笑われたんですよ。自分の声が嫌いで、コンプレックスでした。」

さっきまでどっしり構えているように見えた毛利さんが、声を変えただけで、(というか元に戻しただけで)まったく別人のように見えます。

まるで、マジックショーを見ているかのようでした。

目の前でマジシャンがアシスタントの人と一瞬で入れ替わったかのような衝撃です!

会場にいるみんなも、目を見開いて顔を見合わせて、驚いていました。

・・・つづく。

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From  師範代Shinya(新村真也)

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