from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
前回の記事では、英語初心者でも留学期間をフルに楽しめて、なおかつ世界の人たちと交流できる確率がアップする、
「英語+趣味」というクラスをご紹介しました。
今回は、本気で英語力をアップさせたい人向けのガチプログラムをご紹介します。
それが、「資格試験コース」です。
資格試験コースとは?
この留学スタイルは、「ひたすら英語を勉強しまくって、資格試験の目標点数を取る!」という形のものです。
目標がハッキリしているので、授業内容はけっこうスパルタなケースが多く、1日の授業時間も他に比べると長めです。
「○○ヶ月以内に、○○点アップを保証」などの結果を約束している学校もあるようです。
その結果、先生たちも生徒に本気で勉強させようとする姿勢が強くなります。
「せっかく留学するなら、英語力を上げて、それを証明する資格を取って帰国したい!」
という本気度の高い人にはオススメの留学スタイルです。
試験の種類トップ3
資格コースで扱われている英語試験のトップ3は、
・TOEIC(トーイック)
・TOEFL(トーフル)
・IELTS(アイエルツ)
です。
なぜなら、これらのテストの点数が、英語圏の大学に入る時の条件になるケースが多いからです。
一方で、海外の大学に入りたい場合は、TOEFLやIELTSを要求されることが多いです。
アメリカの大学ではTOEFL、ヨーロッパの大学ではIELTSの点数を基準にするところが多い印象です。
さらに、この3つの試験は世界中どこでも受けられます。
留学先の学校を会場にして受けられることも多いので、学校としては運営しやすいのです。
日本人に人気の資格
日本人の間で一番人気なのは、この3つの試験の中では、やはりTOEICだと思います。
たくさんの日本企業が、新入社員の応募条件や現社員の昇進条件として、TOEICの目標点数を決めています。
そのため、TOEICは日本で知名度が高いのです。
TOEFLやIELTSの点数よりも、「TOEIC○○点です」と言った方が、企業の人事担当者には通じやすくなります。
僕ら大人が留学する場合は特に、帰国してから転職を考えるケースが多いと思います。
その時に、TOEICの点数を持っていた方が、職探しに有利です。
僕のYouTube動画に出演してくれている「DUO3.0チャンネルレンジャー」のIKさんも、セブ島に留学してTOEICコースを受けています。
到着1週間後のIKさんのインタビュー動画はこちら
↓↓↓
資格コースのメリット
資格コースのメリットは、何と言っても「集中力UP」でしょう。
海外留学すると、日本にいる時とは環境がガラッと変わるので、集中力が発揮されやすくなります。
日本にいると、勉強している時間以外には常に日本語が飛び交い、誘惑も多いです。
でも海外に住むと、英語漬けの生活です。
その結果、気持ちが切り替わり、日本にいた頃とは比べものにならないぐらい力を発揮できる、という現象が起こります。
また、授業は当然すべて英語で行われるので、先生の指示や解説を聞くこと自体が、リスニングの練習になります。
英語を聞く時間が圧倒的に増えることで、脳内が24時間英語モードに切り替わるのです。
その結果、TOEICの試験のリスニングがラクに聞こえるようになる・・・という現象が起こる確率がアップします。
僕もカナダ留学から帰ってきてすぐに受けたTOEICは、リスニングがすごくラクに感じれました。
僕の場合は、資格試験コースではありませんでしたが、英語漬け生活を送ることで、「英語を長時間、集中して聞き続けるスタミナ」がついていたんだと思います。
これは、留学でしか実現できないメリットです。
資格コースのデメリット
一方で、資格コースのデメリットは、「燃え尽き」です。
まだ英語力が低い状態だと、授業中に先生の指示が分からず、それが大きなストレスになるかもしれません。
1回の授業での「自分の精神の消耗度合」は、先生の英語の指示をどれだけ理解できるか?に大きく左右されます。
また、もし自分が日本にいる時に長時間勉強した経験がなければ、いきなり1日6~8時間の勉強漬けの生活を強いられるのは、地獄です。
キツ過ぎて、精神的に限界を迎える可能性もあります。
資格試験コースでは、宿題を出されることも多いので、脳が休まるヒマがありません。
その結果、疲れが抜けない状態で授業を受け続けることになります。
留学する期間にもよりますが、オーバーワーク状態では、あまり長くは耐えられないでしょう。
また、当たり前ですが、現地では忙しすぎて観光はしづらいです。
1日の授業が終わった頃には日が暮れているし、心身共に疲れているので、
「今から街に出て、観光に繰り出そう!」
みたいな気分にはなれないでしょう。
ただ、ウラを返せばその分「誘惑がない」とも言えます。
だからこそ、本気で英語力を伸ばしたい人には向いている留学スタイルなのです。
IKさんが帰国したら、またインタビュー動画を撮影させていただき、現地での3ヶ月間の体験談をたくさん聞かせていただこうと思っています。
次回は、僕が自分で経験した留学スタイル「ビジネスコース」をご紹介します。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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