from 師範代Shinya
英語を話す筋肉を鍛えるトレーニング法として有名なのは、「瞬間英作文トレーニング」です。
日本語文を見て、素早く英語に変換してしゃべるという、シンプルなトレーニング法です。
例文は同じ文型ごとに分けて並んでいて、たとえば、
He is nice.
You are kind.
They are friendly.
など、同じ文型で作れる英文で1つのユニットにまとまっているのが特徴です。
僕自身も、このトレーニング法で自分の英語スピーキング力を鍛えました。
瞬間英作文トレーニングは、森沢洋介先生の黒ネコのシリーズ本が155万部の大ベストセラーになり、英語学習者の間で一気に広まりました。
今でも森沢先生の本のシリーズが王道ですが、他にも瞬間英作文トレーニングのテキストはたくさん出ていて、僕も瞬間英作文トレーニング動画セミナーを作っています。
そして最近は、スマホアプリ版も増えています。
たくさんある瞬間英作文トレーニングアプリの中でも、よくできているなぁと僕が感じるのが、「スピフル」というアプリです。
以前にもブログやYouTube動画でご紹介しましたが、スピフルは最新テクノロジーと瞬間英作文トレーニングを融合させることで、手軽にトレーニングを続けることができるアプリです。
そのスピフルに、今回新しい機能が加わったという情報をゲットしたので、ご紹介します。
瞬間英作文トレーニングをやっていると「あるある」の悩み
まずは、この日本語文を見て、素早く英文に変換して声に出してみてください。
↓↓↓
①私は大阪に住んでいます。
②あなたはとても上手に料理します。
③あの男性は医者ですか?それとも看護師ですか?
④あれはカンタンな質問ではありません。
⑤私は彼らをあまりよく知りません。
⑥私は昨日、テニスをしました。
いかがでしょうか?
では、今度はあなた自身の作った英文と正答例と比較しながら、もう一度声に出してみてください。(答えは少し間隔をあけているので、ちょっとずつスクロールしてご覧ください。)
↓↓↓
①私は大阪に住んでいます。
正答例:I live in Osaka.
②あなたはとても上手に料理します。
正答例:You cook very well.
③あの男性は医者ですか?それとも看護師ですか?
正答例:Is that man a doctor or a nurse?
④あれはカンタンな質問ではありません。
正答例:That is not an easy question.
⑤私は彼らをあまりよく知りません。
正答例:I don’t know them very well.
⑥私は昨日、テニスをしました。
正答例:I played tennis yesterday.
以上です。
いかがでしょうか?
あなたの自作英文は、正答例とピッタリ同じでしたか?
それとも、少し違っていたでしょうか?
おそらく、すべてピッタリ同じではなかったと思います。
文型も意味も同じだけど、部分的にちょっと違う英文
たとえばあなたが、こんな英文を作ったとします。
英単語の種類や位置が、正答例と比べて微妙に違うパターンです。
↓↓↓
①私は大阪に住んでいます。
正答例:I live in Osaka.
自分の回答:I’ve been living in Osaka.
②あなたはとても上手に料理します。
正答例:You cook very well.
自分の回答:You cook really well.
③あの男性は医者ですか?それとも看護師ですか?
正答例:Is that man a doctor or a nurse?
自分の回答:Is that guy a doctor a nurse?
④あれはカンタンな質問ではありません。
正答例:That is not an easy question.
That question is not easy.
⑤私は彼らをあまりよく知りません。
正答例:I don’t know them very well.
自分の回答:I don’t really know them.
⑥私は昨日、テニスをしました。
正答例:I played tennis yesterday.
自分の回答:Yesterday, I played tennis.
この場合、自分の回答を正解とジャッジしてしていいのか、迷いますよね?
特に初心者ほど、この微妙な違いが正解かどうか分からず、先へ進む勢いがそがれてしまうことがあります。
できれば、これで合っているのか?間違っているのか?の判定をその場でしてもらえたら、嬉しいですよね?
AIの技術で、正解を判定
こういった「正解かどうかよく分からない自分の回答を、瞬時に合否判定してくれる」それが、実は今回新しくスピフルに加わった機能です。
誰が判定するかと言うと、AIです。
最近AIの発展はめざましく、自然な文章をゼロから作り出す能力が備わりました。
その力を使って、あなたの作った英文をジャッジしてくれるのです。
日本語文の内容と同じ意味になる英文が作れていれば、AIが「正解」とジャッジしてくれます。
ちなみに、上記の「自分の回答」の英文は、すべてAIにより「正解」とジャッジされました。
もちろん、正答例と比べて微妙なニュアンスの違いは出ます。
たとえば、
⑥私は昨日、テニスをしました。
正答例:I played tennis yesterday.
自分の回答:Yesterday, I played tennis.
この例文では、Yesterday を前に出すことで、「昨日はね、」と強調するイメージになります。
でも、瞬間英作文トレーニングでは、そこは関係ないのです。
あくまで「構文として正しいか?」だけを冷静にジャッジする必要があります。
そこがしっかりAIにプログラミングされているのです。
この画期的な機能により、瞬間英作文トレーニングは、また新しいステージに突入しました。
・・・つづく。
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す