From  師範代Shinya(新村真也)
 
先日、杉並区立和田中学校で、夏休みスペシャルの授業「英語でマジック」の講師をやらせていただきました。
 
 
和田中学校は、2003年に藤原和博さんが都内公立中学校で初の「民間人校長」として就任しました。
 
それ以来、民間人を講師に招いて「よのなか科」の授業を実施するなど、次々と先進的な授業を取り入れて有名になりました。
 
 
僕も藤原さんの著書「よのなか」入門を読んだことがありますが、とても共感しました。
 
 
 
和田中学校の取り組みの中のひとつに、「土曜日寺子屋」と呼ばれる授業があります。
 
 
土曜日に、学生ボランティアが集まって、中学生に勉強を教えるという活動です。
 
 
実は、僕の妻が大学時代にこの「土曜日寺子屋」で子供達を教えていました。
 
 
そのつながりで今回、「夏休みスペシャル」の授業で、僕も講師として英語とマジックを教えることになったのです。僕らふたり夫婦で一緒に行って、妻は現役の学生ボランティアの方々と一緒に僕のヘルプをしてくれました。
 
 
 

英語とマジックの共通点

英語とマジックは、一見関連がないように見えますが、実は同じ役割を持っています。それは、
 
 
「国境を越えて通じるコミュニケーションツール」
 
 
という点です。
 
 
マジックは言葉や文化のカベをあっさり越えて通じるパワーがあります。
 
 
アフリカの奥地の原住民の目の前でマジックをやって見せた場合、どんなに言葉が通じなくても、目の前でモノや人を浮かせたら、みんな驚くでしょう。
 
 
サプライズに、文化や言葉のカベはありません。
 
 
英語も同じように、文化と言葉のカベを超えるツールです。
 
 
まったく違う母国語を使う人同士でも、お互いに英語という「国際共通語」を操ることさえできれば、深いコミュニケーションを取ることができます。
 
 
言葉のカベを越える英語と、言葉さえ必要ないマジック。
 
 
この2つのスキルを掛け合わせることで、最高のコミュニケーション能力を身につけることができるのです。
 
僕が今回、中学校で英語とマジックを教える授業をやったのは、
 
 
「マジックと英語の持つコミュニケーションのパワーを少しでも感じてもらいたい!」
 
 
と思いがあってのことです。
 
 
特に、中学校は英語を習い始める最初の時期です。
 
 
この時期に、英語を「楽しい」と感じるか?
 
 
それとも「ツラい」と感じるか?
 
 
は、今後その子が「英語嫌い」になるかどうか?を決めるような気がしています。
 
 
だからこそ、このタイミングで「英語=難しい、ツラい」というネガティブ感情を切り離して、マジックの持つ楽しいポジティブパワーと結びつけようと思いました。
 
 
それができれば、「英語」と「楽しい感情」が結びついて、苦手意識が減っていく効果が期待できる・・・かもしれません。
 
 
今回、「英語でマジック」のセミナーを中学生相手にやるのは初めてでしたが、とても良い経験になりました。
 
 
 

静かな立ち上がり

今回は、英語に対する抵抗感をなくしてもらうために、こんな流れでやってみました。
 
 
①マジシャンシンヤのマジックショー(英語オンリー)
 
②師範代Shinyaが日本語を交えてマジックレクチャー
 
③生徒がペアになって、マジシャン役&お客さん役に分かれて「英語でマジック」練習
 
 
最初のマジックショーは、とても静かな立ち上がりでした。
 
 
中学生は一番シャイになる年頃なので、みんなとても静かです。マジックに対するリアクションは、「ほぼゼロ」です(笑)
 
 
なので、事前に拍手の練習をしたり、声を出す練習をして、強引に盛り上げる作戦でいきました。
 
 
英語でマジックレクチャーも、始まってしばらくは、みんな静かでした。
 
 
でも、発音練習はしっかりついてきてくれました。
 
 
さらに、マジックの覚えも早い!参加者全員が、教えたマジックをしっかり成功させていました。
 
 
中学生は、英語もマジックも「やるのが恥ずかしい」だけで、「やればできる」ということを改めて実感しました。
 
 
 
 

だんだん盛り上がる!

一通りセリフの発音や手の動きを練習した後に、ペアを組んで、「マジシャン役」と「お客さん役」に分かれて練習しました。
 
 
この辺りから、徐々に盛り上がり始めました。教室内に笑い声と英語のセリフが飛び交いました。
 
 

シメのマジックショーでは一体感!

そして、最後にちょっと時間が余ったので、手の中で不思議なことが起こるクロースアップマジックショーをやりました。最初の静かなリアクションとは比べものにならないくらい、みんなでワイワイ盛り上がりました。
 
 
僕が最初に登場したときの「誰だ??この人??」という緊張感のようなものがなくなって、みんな素のリアクションを見せてくれました。
 
 
 

マジックで英語が「長期記憶」に焼き付くのはなぜか?

英語を覚えて長期記憶にする方法は、3種類あります。
 
①意味記憶
 
②手続き記憶
 
③エピソード記憶
 
 
の3つです。①の意味記憶は、いわゆる「丸暗記」です。
 
 
②の手続き記憶は、音読トレーニングなどの「反復練習」です。
 
 
そして、③のエピソード記憶は、自分自身の体験の中で英語を使った記憶です。
 
 
この3つの中で、一番強烈に脳内に焼き付くのが③のエピソード記憶です。
 
 
そしてマジックは、「サプライズ」という強烈な感情を植え付けるので、エピソード記憶の中でも、最も強烈なパワーを持っています。
 
 
その証拠に、僕がマジックショーを始める前に、お客さんに向かって、「生まれて初めて見たマジックショーを覚えていますか?」と聞くと、Yesと応えた人たちのほとんどが、
 
 
どこで見たか?
 
何を見たか?
 
どんな気分だったか?
 
 
までを詳細に覚えていて、説明してくれます。それが例えどんなに昔の話だったとしても、です。
 
 
これが、マジックが強烈な「エピソード記憶」を作り出す証拠です。
 
 
そして今回参加してくれた中学生たちの脳内には、きっと強烈なエピソード記憶が焼き付いたと思います。
 
そして、今回のマジックの記憶と一緒に英語の記憶と楽しい感情がも少しでも残ってくれたら・・・こんなに嬉しいことはありません。
 
 
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