From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
実は、僕がこれまでに英単語帳を使った学習をしたのは、3回だけです。使ったテキストは、
1回目:DUO3.0
2回目:キクタンTOEIC990
3回目:キクタン英検1級
の3冊でした。
なぜこんなに少ないのかというと、もともと僕は英単語帳を使った単調な作業が苦手だからです。
本来は、音読トレーニングで「自分が好きなトピックの英文の中で、自然に英単語を覚えていく」のが好きなタイプです。
とはいえ、英単語帳を使うメリットも感じています。
英単語帳を使うメリット
英単語帳を使ったボキャビルトレーニングをするメリットは、何と言っても、「時間の短縮」です。
TOEIC高得点や英検合格などの目標がある場合、その目標を達成するための手段として、英単語帳は絶大な力を発揮します。
「テストに出る英単語だけ」を集めているので、効率的に学習ができます。
長文を使った音読トレーニングだけでは拾いきれないような、レア度の高い英単語も、英単語帳を使えば何度も出会うことができます。
システマチックに英単語を集めてあるからそこのメリットと言えるでしょう。
音読トレーニングでも英単語は確実に増やせる
とはいえ、僕は音読トレーニングをずっとメインにしているので、長文型の英単語帳である「速読速聴英単語シリーズ」もやっています。
十分な長さとストーリーのある自然な流れの文章の中に、重要英単語がバランスよくちりばめられています。
ただ、僕がこの教材をやるときには、英単語にはあまりフォーカスしていませんでした。
それよりも、いつも通りの方法で文章全体を音読していました。僕はその方が自分に合っていると感じます。
僕が使った「速読速聴英単語シリーズ」は、
1冊目:Daily 1500(DUO3.0の後に補強として)
2冊目:Basic 2200(カナダ留学前の準備として)
3冊目:Core 1900(英字新聞を読めるようになるため)
4冊目:Advanced 1000(英検1級を取るため)
です。
そして、このシリーズとは少し外れますが、3冊目と4冊目の間に、「上級者へのTOEIC Test 英単語」もやりました。
これは、「まとまりのある英単語の中で英単語を自然に覚える」とうコンセプトは同じで、TOEICにフォーカスしたものです。
TOEICのリーディング問題と同じレベルの英文が、CD付きで音読トレーニングできます。
TOEIC問題は、ビジネス文書や広告が多いので、この本を1冊仕上げる頃には、僕はビジネス文書や広告特有の表現にかなり慣れることができました。
これは名著だと思うのですが、今は絶版になっているのが残念です。
英単語帳はボキャビルの最強の味方
僕は、今は「ネイティブ向けのビジネス書」を音読しながら、自然に出会う英単語を確実に覚えるスタイルを取っています。
そうやって、自分が学びたいエリアの専門用語や、よく使われるボキャブラリーを増やしています。
でも、もしあなたが英単語帳をコツコツやるのが苦にならないタイプだったり、明確な目標があってそこへ一直線に進みたいなら、英単語帳を使ったボキャビルはオススメです!
きっと、かなり短期間で力をつけることができるでしょう。
それに、英単語帳は人気ジャンルなので、日本では教材に困ることはありません。
どんなにレベルが上がっても、それに合わせたレベルの英単語帳が手に入ります。
個人的には、もし今後、英単語帳を使ったボキャビルをやるとしたら、この本かなと思っています。
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「究極の英単語セレクション 極上の1000語」
CD付 究極の英単語セレクション 極上の1000語 (究極シリーズ)
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僕はまだやったことはありませんが、この本からは、何とも言えない、品格というか、学習者の知的好奇心をそそるオーラが漂っています。
以上、数回に渡って、僕のボキャビル体験談をお伝えしました。
次回は、また「時系列の英語学習体験談」に戻る予定です。
・・・つづく。
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