【トロントのマジックショップ】

From  師範代Shinya(新村真也)

(※僕がカナダで一人旅していた頃の体験談です)

(→前回のつづき)

ジェフ、ダン、メアリーとのんびり過ごした休日は終わり、月曜日になりました。

 

ダンは大学院へ、ジェフは自分の仕事場へ、メアリーはヨガのクラスを教えに出かけていきました。

 

今日は僕ひとりです。

 

そこで僕は、ジェフに事前に教えてもらった「マジックショップ」に行ってみることにしました。

 

トロントに大きめの有名なマジックショップがあるそうなのです。

 

ジェフの家に到着して以来、初めてひとり行動をする僕は、ドキドキしながらバスに乗り込みました。

 

趣味を異国で体験

僕の日本での趣味は、「マジック」と「ストリートダンス」でした。

 

この2つのジャンルを、ここカナダでも体験してみたい!と思い、バンクーバーにいた頃は、ダンススクールに少しだけ通ってみました。

 

そこで、初めて英語でHIPHOPダンスのレッスンを受けました。

 

先生の指示語もすべて英語ですが、もとともダンスは欧米からの輸入文化なので、英語の専門用語が多くあります。

 

なので、先生の言っていることは分かりました。

 

レッスンにも初回からついていくことができました。

 

参加者は、日本に比べてバリエーションが豊かでした。

 

日本にいた頃は、HIPHOPダンスは若者の文化で、特に10代の女子に絶大な人気のイメージでした。

 

僕が日本で通っていたダンススクールも、90%が女子中高生でした。

 

男子も中高生がメインの中で、社会人男の僕はひとりだけ異端児でした。

 

でも、ここカナダでは、老若男女が混じっています。

 

小学生くらいの子供から、そのお母さんくらいの年齢の人まで、様々です。

 

ダイエット目的の人も多いらしく、体型も千差万別です。

 

この「多様性」は、さすがカナダ!さすがバンクーバー!と感じます。

 

同じ趣味を持っていると、友達もできやすく、僕は同じクラスのインドネシア人の20代の留学生とすぐに意気投合しました。

 

そして今、僕はトロントでマジックショップに足を運ぼうとしています。

 

趣味の仲間

日本のマジックショップは、同じ趣味の人たちが集まる交流の場のような雰囲気でした。

 

映画やスポーツなどのメジャーなジャンルが趣味なら、同僚や友人、家族と話題を共有できます。

 

でも、マジックはとてもマイナーでニッチなジャンルなので、ふだん同じ話題で語り合える人が周りにいないのが普通です。

 

なので、みんなマジックショップに集まって、マジック談義に花を咲かせるのです。

 

それが日本のマジックショップの雰囲気でした。

 

果たしてトロントのマジックショップも同じ雰囲気なのだろうか?

 

それとも、もっとビジネスライクな感じなのだろうか?

 

まったく予想できません。

 

また、最近は海外のマジックネタを買えるネットショップが日本にも増えてきましたが、果たして海外のマジックショップの品揃えはどうなのか?

 

最新のネタを揃えているのだろうか?

 

それを確かめるべく、僕はひとりでマジックショップに乗り込んでいきました。

 

トロントのマジックショップ

おそるおそるドアを開けると、目の前に異空間が広がりました!

 

ごちゃごちゃした店内には、マジックグッズが所狭しと並べられてます。

 

かなりの広さと在庫量です!

 

これは、僕が今まで見てきた日本のマジックショップとは比べものにならないくらいの規模です。

 

さすがカナダ!

 

店主らしき人が僕の方に笑顔で「Hi!」と声をかけてきました。

 

やせ型で背の高い白人男性です。50代くらいでしょうか。

 

こういうやせ型&高身長タイプの人は、指が長くてマジック向きなことが多いです。

 

僕も「Hi!」と返しました。

 

その後は特に接客されることもなく、ゆっくりマジックグッズを見て回ることができました。

 

こういう場所に来ると、ワクワクしてきます!

 

自分の興味のあるモノに囲まれる空間に身を置くのは、幸せそのものです!

 

お客さん

僕より先に、奥の方にひとりお客さんが来ていました。

少しぽっちゃりした20代くらいの白人男性です。

 

店長と仲良く話しています。話の内容からすると、どうやらけっこうマジックに詳しいようです。

 

しばらくすると、また別のお客さんがやってきました。

こんども20代くらいの白人男性です。

 

ブロンドヘアーに青い目で、やせ型タイプのかなりのイケメンです。

 

彼が店に入ってくるなり、店長とぽっちゃり男性が大きな声で「Hey!」とあいさつしました。

 

どうやら仲間のようです。

 

お店の奥には、テーブルとイスが置いてあって、どうやらそこが交流スペースのようです。

 

話している内容はかなり聞き取れます。もともとマジック用語は横文字が多いのと、自分の興味のあるジャンルなので、聞き取りやすいんだと思います。

 

彼らはその交流スペースで、しばらくマジック談義に花を咲かせていました。

 

なんだかこの雰囲気は、日本のマジックショップにそっくりです!

 

僕はむしょうに、この談義に加わりたくなりました。

 

そこで、勇気を振り絞って、彼らに声をかけてみました。

 

・・・つづく。

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