【ディアゴスティーニに出演します⑤】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
僕と弟がマジックを独学で勉強した時には、主に、
 
①本
 
②DVD
 
③マジック道具についてくる説明書
 
3つのスタイルの教材を使っていました。
 
 
その時に感じた「教材の種類によるメリット&デメリット」はこんな感じです。
 
 

①本で学ぶメリット&デメリット

本で学ぶ場合のメリットは、
 
・気軽にページを開いて、すばやくサッと確認できる。
 
・1冊の中に何十種類ものネタ解説が入っているのでお得。
 
 
ということです。
 
 
「あれ?ここはどうするんだっけ?」と思い出したい時に、サッと確認しやすく、1冊から学べるネタの種類もすごく多いです。
 
 
それに、本は大昔から人類の知恵を残す手段として使われてきています。歴史に名を残す伝説の名マジシャンの書いた本を読むことで、本人から直接極意を学ぶことができるのも本の魅力です。
 
 
一方で本のデメリットは、
 
 
・実際の手の動きやセリフのタイミングが、イラストと文字だけでは分かりづらい。
 
 
・道具を自分で探したり、自作しなければならないので面倒。
 
 
ということです。本の中には何十種類もネタが入っていて、使う道具もネタごとに違います。
 
 
もし仮に、本の中で紹介されている道具もすべて入れたセットを作ったら、パッケージが巨大な箱になってしまい、価格も高くなってしまうでしょう。本屋さんには置いてもらえないと思います。
 
 
以上が、本のメリット&デメリットです。
 
 

②DVDで学ぶメリット&デメリット

DVDで学ぶ場合のメリットは、
 
・手の動きを映像で確認できるので、タイミングやスピードが分かりやすく、練習しやすい。
 
 
・セリフの口調やタイミングなどもバッチリ分かる。
 
 
といったところです。
 
 
一方でDVDのデメリットは、
 
 
・本と同じく、自分で道具を用意する必要がある。
 
 
・後から部分的に忘れた場所を見返したい時に、探すのに手間がかかる。
 
 
・1枚のDVDに収録されているネタ数は、本ほど多くはない。
 
 
という感じです。
 
 
特に2つ目の「探す手間」はけっこう面倒です。
 
 
・アルバムの中から該当のDVDを探して、
 
・DVDプレーヤーを起動して、
 
・DVDを差し込んで、
 
・読み込み時間を待って、
 
・再生しながら早送りして、
 
見たい場所を見つける・・・という作業がけっこう大変です。
 
 

③マジック道具についてくる説明書

マジック道具を買った時についてくる説明書で学ぶメリットは、
 
 
・道具がすでにあるので、すぐ練習を始められる。
 
 
・道具を作っているメーカーが書いているので、分からない部分は問い合わせることもできる。(海外から取り寄せるケースも多いので、問い合わせに英語が必要になることもけっこうあります)
 
 
という感じです。
 
 
一方で説明書のデメリットは、
 
 
・たいてい紙一枚のシンプルな説明書なので、演じ方のコツなどの情報はなく、最低限の使い方しか分からないことが多い。
 
 
・作る側の人たちは教えるプロではないので、説明の文章が分かりにくいことがけっこうある。
 
 
・日本語訳の説明書がないことが多い。(英語が読めないとキツい)
 
 
という感じです。
 
 
以上が、①本、②DVD、③道具の説明書、の3つそれぞれのメリット&デメリットです。
 
 
そんな3つのメリットを足して作られたのが、今回のディアゴスティーニの「ザ・マジック」なのです!
 
 

「いいとこ取り」のディアゴスティーニ

ディアゴスティーニの「ザ・マジック」は、
 
①解説冊子(本)
 
②実演&解説動画(DVD)
 
③マジック道具
 
 
の3つがセットになって売られています。(定期購読すれば、毎号郵送で家に届きます)
 
 
新しいマジックネタを学ぶのに必要なすべてのものが揃った状態で届くのです!
 
 
これは今までの僕のように、本、DVD、道具の説明書の3つを使ってバラバラに勉強してきた人にとっては、超画期的な学び方です。
 
 
届いたらセットを開封して、
 
 
①DVDの実演を見ながら演技に驚く。
 
②DVDの解説を見ながら道具に触って、効果的な使い方を学ぶ。
 
③DVDで演技のコツやタイミングなどを学ぶ。
 
④鏡の前で練習しながら「あれ?ここどうやるんだっけ?」と忘れたら、小冊子を開いて手軽に確認できる。
 
という流れでマジックを身につけることができます。
 
 
この小冊子も、DVDの画面を切り抜いた写真が豊富に使われていて、さらに文字がすごく読みやすいレイアウトと配色になっています。
 
一度通しでDVDを見れば、後は小冊子を読むだけでも思い出せるようになっているのです。
 
さらに、バラバラになりがちな小冊子やDVDをキレイにまとめるバインダーもついてきます。
 
 
バインダーはトランプの箱のデザインと同じにしてあってオシャレなので、インテリアとしても完成度が高いです。
 
 
このあたりの「コレクション魂を揺さぶる作り」は、ディアゴスティーニの強みだと思います。
 
 
僕はさっそくこの「ザ・マジック」を購読し始めました。
 
 
全部で100号で完結するこのシリーズは、ちょうど今年で折り返し地点の50号を過ぎました。
 
 
そしてなんと!4月20日発売の57号に、僕と弟がこの「ザ・マジック」にゲスト出演させていただくことになったのです!
 
 
・・・つづく。
 
僕が出演するディアゴスティーニの57号はこちら
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